推奨事項
Works
for
Windows
4.0
日本語版用の以下にあげる西暦
2000
年関連問題の対応策は、
http://www.microsoft.com/japan/home/works/download/wks40sr.htm
の
Works
日本語版製品の
Web
サイトから入手できます。
日付の処理
- 保存
。
Microsoft
Works
では、日付はすべて
1900
年
1
月
1
日から始まり、2079
年
6
月
3
日へと続くシリアル方式で、つまり、1
から
65534
までの数値で保存されます。たとえば
1900/1/1
という日付を入力すると、Works
内部では
1
という値で保存されます。また、1998/6/1
という日付を入力すると、Works
内部では
35947
という値
(日付の起点である
1900/1/1
からの日数)
で保存されます。さらに
Works
では、西暦の下
2
桁のみを入力しても
4
桁の西暦がファイルに保存されます。
- 日付入力の解析
。
日付を西暦の下
2
桁のみ
(たとえば、98/6/1)
で入力すると、Works
では年が
19xx
であると見なされます。
2000
年以降の日付を入力する場合は、4
桁の西暦を入力する必要があります。
いったん
4
桁の西暦を入力した後、西暦の下
2
桁のみが表示されるように書式設定できます。
- Works
では、西暦の下
2
桁しか表示されていない場合でも、4
桁の完全な西暦に基づいて並べ替えが行われます。また、2000
年以前と以降の日付が混在する場合でも、日付は正しく並べ替えられます。
- Works
では曜日を組み込む日付形式は利用されていませんが、うるう年は適正に考慮され、西暦
2000
年以降を含め、適切な年には
2/29
が表示されます。
下
2
桁の西暦の処理
Works
では、すべての
2
桁の年は
19xx
年として処理されます。
つまり、すべての日付が1900/1/1
からの日数を示すシリアル値として変換および保存されるので、日付に書式設定を行っても、日付の実際の値に影響を与えることはありません。
ただし、最初にデータを入力する際に、西暦の下
2
桁のみを入力した場合、Works
では、19xx
年であると見なされます。
2000
年以降の日付を入力する場合は、4
桁の西暦で日付を入力し、必要に応じて表示形式を変更します。
日付に関する注意事項
DATE()
関数は、数値パラメータをとるため、下
2
桁の西暦の短い日付形式を使用できません。DATE()
関数は
1900
未満の数値を
1900
からのオフセットとして計算します。したがって、「=DATE(15,1,1)」のような数式を入力すると、結果は
2015
年ではなく
1915
年
1
月
1
日になります。
西暦
2000
年以降の日付には、4
桁による西暦の入力が必要
(西暦を下
2
桁
-
たとえば、98/6/1
-
で入力した場合、Works
では
19xx
年であると見なされます):
2000
年以降の日付を入力する場合は、4
桁の西暦を入力する必要があります。
いったん
4
桁の西暦を入力したら、西暦の下
2
桁のみが表示されるように書式を変更できます。
西暦の下
2
桁を表示するように書式設定された既存のセルを編集する:
日付が
4
桁の西暦の日付として入力および書式設定され、西暦が
2000
年以降であり、その後日付を入力したセルを西暦下
2
桁を表示する書式に変更した場合、日付を入力したセルを編集すると、西暦
2000
年の書式は失われます。
たとえば、日付を
2010/6/1
と入力し、西暦の下
2
桁のみ
(10/6/1)
を表示するように書式を変更した場合でも、セルが編集されない限り、日付は内部では
2010/6/1
と示されます。
日付を西暦下
2
桁の書式設定に変更した後にセルを編集すると、Works
では西暦が再び
19xx
と見なされます。
西暦を表示していない既存のセルを編集する:
日付を入力し、年を表示しないように書式設定した場合、日付を入力したセルを編集すると、年が現在の年に変更されます。
たとえば、日付を
2010/6/1
と入力し、西暦の部分を表示しないように
(6/1)
書式変更を行っても、セルが編集されない限り、日付は内部では
2010/6/1
と示されます。
西暦を表示しない書式に変更した後にセルを編集すると、Works
ではシステム
クロックに基づいて、年が現在の西暦年であると見なされます。
ソリューション
:
ユーザーの誤解を避けるために、日付は
4
桁の形式で入力および表示します。
これにより、正確な西暦が使用され、編集時に日付が予期しない西暦に変更されることがなくなります。
|