Schedule+ 95 を Microsoft Office 95 の一部としてインストールされている場合には、Microsoft Office 95 の既知の西暦 2000 年関連問題に対処するため、Microsoft Office 95 西暦 2000 年アップデート をインストールできます。
詳細およびダウンロードにつきましては、以下のページを確認のしてください。
http://www.asia.microsoft.com/japan/Office/OfficeFreeStuff/Office/O95y2k/
Schedule+95 を単体にてインストールされている場合は、同様のアップデートプログラムが Microsoft サポート技術情報よりインストールできます。
詳しくは Q197195 を参照してください。
オペレーティング システム: Windows 3.x、Winows 95、Windows NT
製品の日付処理
保存。Microsoft Schedule+ では、日付は 16 ビットの整数として保存され、下 2 桁の西暦で保存されることはありません。現在の日付と時刻には、必ずシステム クロックが使用されます。Schedule+ では、日付の表示と入力はコントロール パネルの [地域] の設定に従って行われます。
下 2 桁の西暦の処理
コントロール パネルの [地域] で、システム クロックの短い形式に下 2 桁の西暦が設定されている場合、ユーザー インターフェイスでは下 2 桁の西暦だけを入力できます。入力された下 2 桁の西暦は、1980 ~ 2079 年に変換されます。システム クロックの短い形式に 4 桁の西暦が設定されている場合、ユーザー インターフェイスでは 4 桁の西暦だけを入力できます。このような設定では、4 桁の西暦が入力された場合は正しく解釈されます。それに対し、ユーザー インターフェイスで 4 桁を求められたときに下 2 桁で西暦を入力すると、その上 2 桁は "19" と解釈されます。
たとえば、システム日付の短い形式が mm/dd/yyyy に設定されている場合、ユーザー インターフェイスでは 4 桁の西暦用の入力ボックスが表示されます。その場合に、下 2 桁の西暦として「23」と入力すると、「0023」と表示されます。つまり、上 2 桁は変換されません。Tab キーを押して次のフィールドに移動すると、"0023" は "1923" に変換されます。この上 2 桁が正しくない場合は、西暦の 4 桁すべてを入力して変更します。ユーザー インターフェイスには 4 桁すべてが表示されるので、正しくない上 2 桁への変換を心配する必要はありません。
この問題は、ユーザー インターフェイスで 4 桁の西暦を求められた場合 (コントロール パネルで 4 桁の西暦が設定されている場合) に、下 2 桁の西暦を入力したときに起こります。コントロール パネルで短い形式に下 2 桁が設定されている場合 (オペレーティング システムのデフォルトの設定)、西暦は 1980 ~ 2079 年に変換されます。
日付に関する注意事項
2000 年以降も下 2 桁の西暦を使用できるようにするには、コントロール パネルの [地域] で下 2 桁の西暦を設定する必要があります。ただし、下 2 桁の西暦ではなく、4 桁の西暦を使用することをお勧めします。
ガイドラインと推奨事項
原則的に、実作業を行っている環境ではテストを行わないでください。ほかの製品との影響を予測できないからです。 テスト時に予定を通知するメッセージが解除されると、後で日付を戻しても、その通知は行われません。Schedule + のテストでは、サーバーとクライアントのクロックを 1999 年 12 月 31 日に設定し、1999 年や 2000 年 1 月 1 日以降に設定された各種の予定、タスク、イベントの追加と変更を行います。その場合に、システム クロックが 2000 年に移行することを確認します。また、2000 年に移行する前も移行した後でも、すべての通知や、予定、タスク、イベントへの操作が正しく行われることを確認します。
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