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西暦 2000 年問題に対するマイクロソフトの考え方

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PowerPoint 95 7.0 (Japanese) - 32 ビット版 Win

製品の概要
製品名: PowerPoint 95
バージョン: 7.0
カテゴリ: 対応*+
オペレーティング システム: 32 ビット版 Win
言語: 日本語 発売日: 1995 年 12 月 15 日
対応期間: -
必要なソフトウェア: 以下参照
依存する製品: Microsoft Windows 95 または Microsoft Windows NT 3.51 以降
依存するクロック: 以下参照
最終更新日: 1998 年 12 月 9 日
製品の詳細

製品サポート: 西暦 2000 年問題とは関係なく、マイクロソフトでは、つねに 最新のリリースおよびサービス パックをインストールすることをお客様に 推奨しております。その一方、さまざまな理由で、お客様が最新のリリースに 変更できない場合があることも理解しております。お客様の西暦 2000 年への対応 作業にご協力するため、マイクロソフトでは、Office 95 を西暦 2001 年 1 月 1 日まで "対応" ソフトウェアとしてサポートする計画です。リリースされる新しいサービス バックも 西暦 2000 年に対応しており、それには 2000 年対応以外の内容も含まれます。 これは、お客様に 2000 年対応のためだけに製品のアップデートをお願いすることを 最小限にするためです。

Office 95 の西暦 2000 年対応のアップデートが 1999 年 5 月にリリースされました。 このアップデートでは、Office95 に含まれるアプリケーションの既知の 2000 年 関連問題が修正される予定です。このアップデートで修正される問題の詳細については、 次のサイトを参照してください。
http://www.asia.microsoft.com/japan/Office/OfficeFreeStuff/Office/O95y2k/

データの対応期間: システムに依存します。

必要なソフトウェア: Microsoft PowerPoint 95 で 2000 年代の下 2 桁の西暦を Microsoft PowerPoint 4.0 形式で保存するには、新バージョンのトランスレータ をダウンロードする必要があります。

依存するクロック: オペレーティング システムのクロックと内部クロックの両方が使用されます。内部クロックは、スライドショーのリハーサル、アニメーション、および短期間の遅延で、時間関数にのみ使用されます。Microsoft PowerPoint は Windows の GetLocalTime 関数を使用して、現在の日時をシステムから取得します。

日付の処理

保存。Microsoft PowerPoint はすべての日付を文字列形式で保存するか、またはメタキャラクタ プレースホルダに格納して、システムの現在の時刻を文字列として取得し、表示します。Microsoft PowerPoint はシステム関数 GetDateFormat を呼び出し、ユーザーが選択したシステム設定に従って、現在の日付を文字列に変換します。

下 2 桁の西暦の処理

Microsoft PowerPoint は下 2 桁の西暦を日付フィールドの表示だけに使用します。ユーザー入力はテキストだけであり、日付とは見なされません。ユーザー入力は変換されません。

日付に関する注意事項

ユーザー アプリケーションでは、Microsoft PowerPoint のプレゼンテーションに日付のテキスト表現を使用しないでください。単純なテキストとして処理されるからです。問い合わせや計算などの操作には、標準のドキュメント プロパティの使用が最適です。 PowerPoint 7.0 本来の形式以外 (Microsoft PowerPoint 4.0 など) で保存すると、日付と時刻の挿入機能で世紀データの損失または不正入力が発生することがあります。具体的には、2000 年以降に Microsoft PowerPoint 95 または Microsoft PowerPoint 97 で [自動更新] を有効にしてプレゼンテーションを作成すると、その中の下 2 桁の西暦が Microsoft PowerPoint 4 で正しく表示されず、下 2 桁の西暦の前に値 "1" が付きます。Microsoft PowerPoint 95 で 2000 年代の下 2 桁の西暦を Microsoft PowerPoint 4.0 形式で正しく保存するには、新バージョンのトランスレータ をダウンロードする必要があります。

新バージョンのトランスレータ のダウンロード

次の手順で修正モジュールをインストールします。詳細については、ダウンロードした PP95Read.txt を参照してください。

1. 修正プログラム ファイルを、デスクトップまたは新しいフォルダ(たとえばC:\date)にダウンロードします。
2. PowerPoint 95 が起動されている場合は、終了します。
3. ファイル マネージャまたは Windows エクスプローラで、ファイルPPTY2KFE.exe をダブル クリックします。
しばらくすると、「展開されたファイルを保存する場所を指定してください。」というメッセージが表示されるので、 [参照] をクリックして、ファイルの展開先を指定します。
4. ファイルの展開先に移動して、PP95READ.TXT (このファイル)をダブル クリックします。
5. Office 95 または PowerPoint 95 のトランスレータ ファイルの場所を指定します。これは通常C:\MSOffice\PowerPnt です。あるいは、Windows エクスプローラで "PowerPnt" フォルダを探します。PP7TRANS.DLL と PPTVIEW.DLL を \PowerPnt フォルダにコピーします。
コピーは以下のように行います。新しい PP7TRANS.DLLをクリックし、Ctrl キーを押しながらPPTVIEW.DLLをクリックします。マウスの右ボタンをクリックし、[コピー] をクリックします。次に、\PowerPnt フォルダをクリックし、マウスの右ボタンをクリックして[貼り付け] をクリックします。ファイル置きかえを確認するダイアログ ボックスが表示されるので、[はい] をクリックします。 Windows NT 3.51 をお使いの場合は、[ファイル] メニューの [コピー] コマンドを使ってください。
6. これで、2000 年に関する問題は起こらないようになりました。ダウンロードしたファイルや、C:\dateに展開したファイルは不要ですので、削除してかまいません。


ガイドラインと推奨事項

次の項目に関して、日付が正しく使用されていることを確認します。次の表を参考にして、実作業環境内で Microsoft PowerPoint をテストします。

項目

小項目

 

ファイル

PowerPoint のファイル、テキストの変換、グラフィック、フィルタ、バージョン、ドキュメントのプロパティ、Outlook への送信、ジャーナル ポスティング

Microsoft PowerPoint は日付を文字列形式で保存します。システム関数 GetDateFormat を呼び出して、今日の日付を文字列に変換します。この関数がすべての日付計算に使用されます。ファイルのオープン/保存、変換、印刷、およびスライドショー用のすべての候補日付形式がテスト ファイルに格納されているプレゼンテーションを使用します。テスト ファイルには、13 種類の日時形式をすべて格納してください。テスト ファイルには、極東の日付形式 (日本の和暦や台湾の旧暦など) のほか、2000 年対応をテストするすべての日付形式を取り込みます。システムの日付を 2000 年より前に変更し、テスト ファイルを作成し、保存します。システムの日付を 2000 年以降に変更し、プレゼンテーションを再度開きます。次に、システムの日付を 2000 年以降に変更し、テスト ファイルを作成し、保存します。システムの日付を 2000 年より前に変更し、プレゼンテーションを再度開きます。テスト ファイルを HTML 形式で保存し、各種のブラウザで開き直します。システム クロックを 2000 年以降の日時に設定した各国言語のシステム上でテストファイルを開き直します。

編集

スライド ビュー

 

表示

アウトライン ビュー、ノートのページ、スライド ショー、ヘッダーとフッター、コメント

 

挿入

日付と時刻、コメント、オブジェクト

 

ツール

会議メモ

 

スライド ショー

   

 

 

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カテゴリの記号について:
* ユーザーが必要な操作を行うことで対応できる製品。
修正プログラムのロードや文書の参照など、指示された操作を行う必要があります。

# マイクロソフトの対応基準に対して許容範囲の差異がある製品。
製品の主要な機能 (データ保全性など) や安定性 (信頼性など) に影響を与えない程度に限られます。

+ 頒布予定の修正プログラムで対応できる製品。
修正プログラムが公開された時点で、できるだけ早期の対応が必要です。

注意:上記の対応状況分類では、必要な対応操作が行われることを前提としています。


  2000年対応状況の開示

マイクロソフトおよび西暦 2000 年問題に関する情報(本書記載の情報の他、西暦 2000 年テスト、評価、対応情況、対応スケジュール、目標、その他に関する、過去、現在および将来の全ての情報を含みますが、これらに限られません。 以下、これらを総称して「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」といいます。)の送信または伝達は全て、ここに米国の「西暦 2000 年問題に関する情報および対応開示に関する法律」に定義されているところの「西暦 2000 年対応情報開示」として提供されます。 また、かかる情報は、http://www.microsoft.com/japan/year2k/ のマイクロソフトの西暦 2000 年Webサイト(以下「Y2K Webサイト」といいます。)にて参照可能です。 「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、それぞれ、この使用条件、Y2K Webサイト記載の条件並びに「西暦 2000 年問題に関する情報および対応開示に関する法律」の条項に従い、お客様の西暦 2000 年問題に対応するための技術計画を支援させていただく目的でのみ提供されています。 各「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」には、入手可能な最新情報が含まれますが、それらは逐次更新されます。 従って、マイクロソフトは、お客様が定期的に、Y2K Webサイトを確認して、「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」の変更を確認されることをお勧めします。 「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、全て、“現状ベース”で提供されるものであり、いかなる保証も伴うものではありません。 従って、マイクロソフトは、商品性の保証および特定目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にもいかなる保証もいたしません。 さらに、マイクロソフトは、いかなる「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」の使用またはその使用結果についても、その正確性、真実性、信頼性等、いかなる保証もしくは表明も行いません。 マイクロソフトまたはその権限ある代理人による、口頭もしくは書面による一切の情報もしくはアドバイスは、何らの保証を意味するものでもなく、かつ上記の保証の拒絶の範囲を狭めるものではありません。 マイクロソフトおよびその供給者は、いかなる場合においても、「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」に関連して生じた、直接損害、間接損害、偶発損害、派生損害、事業利益の逸失、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害について、たとえかかる損害の発生の可能性を知らされていた場合であっても、一切責任を負いません。 派生損害または偶発損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。 各「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」に含まれる情報は、Y2K Webサイトで参照可能であり、マイクロソフト西暦 2000 年対応状況(YEAR 2000 COMPLIANCE STATEMENT)、マイクロソフトが、その西暦 2000 年製品ガイドにおいて、製品の分類に使用している対応基準に関する説明(DESCRIPTION OF THE CATEGORIES OF COMPLIANCE)およびテスト基準(THE MICROSOFT YEAR 2000 TEST CRITERIA)等、と併せてお読みいただくことを意図して提供されているものです。

マイクロソフトが、西暦 2000 年問題関連の修正版、西暦 2000 年診断ツールまたは修正サービスの提供において、お客様に提供することのある、すべての「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、米国の「西暦 2000 年問題に関する情報及び対応開示に関する法律(112 STAT.2386)」の適用を条件として提供されるものです。 何らかの争いが生じた場合には、かかるステートメントの使用に関するお客様の権利は、お客様との契約書または料金表において、別段の合意がなされていない限り、この法律により制限されます。


  最終更新日 1999 年 5 月 31 日
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