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下 2 桁の西暦の処理
DATE() 関数で2000 年以降の日付を扱う場合には、4 桁の西暦を使用する必要があります。
西暦を下 2 桁表示にした既存のセルを編集すると、問題が発生する場合があります。2000 年以降の日付を西暦4 桁でセルに入力し、そのセルを西暦下 2 桁に変更したとします。このセルを編集すると、西暦が2 桁で入力される事になり2000 年以降に対応しなくなります。たとえば、 2010 年 6 月 1 日の日付を入力し、西暦の下 2 桁だけ (10 年 6 月 1 日) が表示されるように変更したとします。その場合、セルを編集しない限り、日付は内部的には 2010 年 6 月 1 日として保持していますが、西暦表示を下 2 桁に変更した後でセルを編集すると、西暦の上 2 桁が "19" として解釈されます。
また、西暦を表示しないようにした既存のセルを編集すると、問題が発生する場合があります。西暦を表示しないようにしたセルを編集すると、西暦が現在の西暦に変更されます。たとえば、 2010 年 6 月 1 日の日付をを入力し、西暦を表示しない (6/1) ように変更したとします。その場合、セルを編集しない限り、日付は内部的には 2010 年 6 月 1 日として保持していますが、西暦を表示しないように変更した後でセルを編集すると、システム クロックに基づいてその西暦が採用されます。
対策 問題を避けるために、日付は 4 桁の西暦で入力し、4 桁で表示させます。4 桁の西暦を使用すると、西暦の上 2 桁が正しいことを確認でき、編集しても間違った上 2 桁に変換されることはありません。
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