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Works 3.0 (Japanese) - 16 ビット版 Win

製品の概要
製品名: Works
バージョン: 3.0
カテゴリ: 非対応
オペレーティング システム: 16 ビット版 Win
言語: 日本語 発売日: 1993 年 10 月 29 日
対応期間: 1900 年 1 月 1 日〜 2079 年 6 月 3 日
必要なソフトウェア: なし
依存する製品: DOS および Windows 3.1
依存するクロック: システム クロック
最終更新日: 1998 年 3 月 2 日
製品の詳細


この製品ガイドは、Windows 版 Works を対象とします。

推奨事項
セルでは 4 桁の西暦を使用することをお勧めします。 Works 3.0 以前のバージョンには、修正プログラムの予定はありません。

日付の処理

      

保存 Microsoft Works では、1900 年 1 月 1 日〜 2079 年 6 月 3 日までを 1 〜 65534 の数値として保存します。たとえば、1900 年 1 月 1 日が入力された場合、Works ではこの日付は内部的に 1 として保存されます。1998 年 6 月 1 日が入力された場合、35947 として保存されます。この値は、カウントの開始日である 1900 年 1 月 1 日からの日数を表します。また、Works では、ファイルには 4 桁の西暦が保存されます。西暦の下 2 桁しか入力されなかった場合でも、4 桁で保存されます。
日付エントリの解析 下 2 桁の西暦 (たとえば、98 年 6 月 1 日) が入力された場合、 Works のバージョン 3.0、4.0x、および 4.5 では、上 2 桁は "19" と解釈されます。2000 年以降の日付を使用する場合は、4 桁の西暦を入力する必要があります。4 桁の西暦を入力した場合でも、表示上は下 2 桁の表示にすることができます。
Works では、表示上は下 2 桁の西暦だけが使用されている場合でも、内部では4 桁の西暦で保存されるので正しい西暦の並び替えができます。また、2000 年より前と 2000 年より後の西暦が混在している場合でも、正しく並び替えができます。
Works の日付形式には、曜日は使用されません。うるう年に関しては、2000 年以降もうるう年を扱うことができ、2 月 29 日が表示されます。

下 2 桁の西暦の処理
Works では、下 2 桁で入力された西暦の上 2 桁には、"19" が適用されます。日付の変換と保存は、1900 年 1 月 1 日以降の日数として行われます。このため、日付の表示上の形式は日付自体の実際の値には影響しません。ただし、最初にデータを入力する際に下 2 桁の西暦を入力した場合、Works では上 2 桁に "19" が適用されます。したがって2000 年以降の日付を入力する場合は、必ず4 桁の西暦で入力する必要があります。ただし、表示上の形式は必要に応じて変更できます。

日付に関する注意事項

      

DATE() 関数の年パラメータは、1900 より少ない値は 1900 からのオフセットとして計算します。そのため、=DATE(15,1,1) などの数式を入力すると、2015 年 1 月 1 日ではなく 1915 年 1 月 1 日が返されます。

DATE() 関数で2000 年以降の日付を扱う場合には、4 桁の西暦を使用する必要があります。

西暦を下 2 桁表示にした既存のセルを編集すると、問題が発生する場合があります。2000 年以降の日付を西暦4 桁でセルに入力し、そのセルを西暦下 2 桁に変更したとします。このセルを編集すると、西暦が2 桁で入力される事になり2000 年以降に対応しなくなります。たとえば、 2010 年 6 月 1 日の日付を入力し、西暦の下 2 桁だけ (10 年 6 月 1 日) が表示されるように変更したとします。その場合、セルを編集しない限り、日付は内部的には 2010 年 6 月 1 日として保持していますが、西暦表示を下 2 桁に変更した後でセルを編集すると、西暦の上 2 桁が "19" として解釈されます。

また、西暦を表示しないようにした既存のセルを編集すると、問題が発生する場合があります。西暦を表示しないようにしたセルを編集すると、西暦が現在の西暦に変更されます。たとえば、 2010 年 6 月 1 日の日付をを入力し、西暦を表示しない (6/1) ように変更したとします。その場合、セルを編集しない限り、日付は内部的には 2010 年 6 月 1 日として保持していますが、西暦を表示しないように変更した後でセルを編集すると、システム クロックに基づいてその西暦が採用されます。


対策 問題を避けるために、日付は 4 桁の西暦で入力し、4 桁で表示させます。4 桁の西暦を使用すると、西暦の上 2 桁が正しいことを確認でき、編集しても間違った上 2 桁に変換されることはありません。

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カテゴリの記号について:
* ユーザーが必要な操作を行うことで対応できる製品。
修正プログラムのロードや文書の参照など、指示された操作を行う必要があります。

# マイクロソフトの対応基準に対して許容範囲の差異がある製品。
製品の主要な機能 (データ保全性など) や安定性 (信頼性など) に影響を与えない程度に限られます。

+ 頒布予定の修正プログラムで対応できる製品。
修正プログラムが公開された時点で、できるだけ早期の対応が必要です。

注意:上記の対応状況分類では、必要な対応操作が行われることを前提としています。

 


  最終更新日 1999 年 7 月 27 日
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