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UXP/DSにおける製品別の対応方法(製品名:基本ソフトウェア)(2000.2.25更新)


基本ソフトウェアは,下記のバージョンレベルおよび修正版数より, 西暦2000年に対応しています。

製品名 対応V/L 対応修正版数
基本ソフトウェア1,2 V10L20〜V10L22 PTF Y95111
V20L10〜V20L20 PTF Y96051以降
基本ソフトウェア3,4 V20L10〜V20L22 PTF Y96051以降
基本ソフトウェア5 V20L20以降 対応済


ここでは,上記の修正情報(PTF)適用以外に,お客様で対処が必要な基本ソフトウェアの機能/コマンド, および西暦2000年を迎えた時の発生事象とその対処方法について説明しています。


*1:対応方法が複数記述されている場合は,SEと相談して対処方法を選択して下さい。

  : 2000.01.28 修正・追加分
青字 : 2000.02.25 修正・追加分
製品名 V/L 影響機能/コマンド 発生事象 対処方法*1
基本ソフトウェア1,2 V10L20〜L22 自動電源投入 DS/90 7550およびDS/90 7550Hにおいて,2000年2月29日に リブート直後のプリケア実行中に停電が発生した場合,次回の自動電源投入が行われません。
[回避方法]
手動で電源を入れて下さい。
応急修正を適用して下さい。
TY03536
または,
回避方法の説明通り作業を行って下さい。
prt(SCCSファイルの出力コマンド) 2000年以降-c,-rオプションで年の指定に00〜68を指定すると エラーとなります。
[回避方法]
prsコマンドを使用して下さい。
応急修正を適用して下さい。
TY14021
または,
回避方法の説明通り作業を行って下さい。
at(指定日時におけるコマンドの実行) 下記の条件の場合、コマンド実行日指定で、2月29日が正しく設定できません。
1) DATEMSK環境変数を設定しない。かつ、
2) 平年(閏年ではない年)に、閏年の2月29日を設定した場合。 または、
3) 閏年に平年の2月29日(存在しない日)を設定した場合。

発生する現象として、
2)のときは、“UX:at:エラー:日付が間違っています”のエラーが表示され定義できません。
3)のときは、設定時に“UX:at:エラー:日付が間違っています”のエラーとはならず、3月1日にコマンドが実行されます。

上記の発生条件でコマンドを利用しているユーザおよびアプリケーションに影響があります。本障害は、2000年以降の閏年に限った現象ではなく、2000年以前でも発生します。
なお、閏年に2月29日を設定した場合は、正しく処理されます。
(例)閏年の2000年に、2000/2/29の設定することは問題ありません。
応急修正を適用してください。
TY14696
sar(システム状況の通知コマンド) 2000年以降は,実行結果の「年」が3桁で表示されます。(例:mm/dd/1yy) 応急修正を適用して下さい。
TY03987
nfssar(NFSシステムの状況通知コマンド) 応急修正を適用して下さい。
TY03957
lmstat/lmgrd(ライセンスパスワード状態表示コマンド) 応急修正を適用して下さい。
TY04040
passwd 2000年以降,パスワード変更をして,-sオプションでパスワードの属性を 表示した場合,最終変更日の年が3桁で出力されます。
(例:2001年5月1日に変更を行い,表示すると「user1 PS 05/01/101」)
応急修正を適用して下さい。
TY04801
prs(SCCSファイルの出力コマンド) 以下の条件の時,年が3桁で表示されます。
1) SCCSファイルを2000年以降に作成する。かつ
2) 1)のファイルを-dオプションに指定で参照する。かつ
3) -dオプションのdataspecにDY:(デルタ作成年)を指定した場合
(例:1999年->99,2000年->100)
応急修正を適用して下さい。
TY04769
w(ログインしたユーザおよび実行内容表示コマンド) 以下の条件の時,西暦年の表示が3桁で表示されます。
(例:2000年->20Mar100,2001年->23Mar101...)
1) 日付が2000年以降である。かつ
2) ログインしてから7日以上経過している場合。
応急修正を適用して下さい。
TY14318
whodo(システムの使用状態表示) 2000年以降,-lオプションで年データが3桁で出力されます。
(例:2001年1月1日にログインしたユーザがいれば,1月2日以降「1 Jan 100」)
応急修正を適用して下さい。
TY14805
uxpWbase
uxpOLeus
/usr/bin/X11/xterm
/usr/X/bin/xterm
2000年以降,図形表示用Textronix4014端末で,テキストとグラフィック情報を COPYエスケープ・シーケンスもしくは,COPYメニューからファイル出力(出力されるファイル名: COPYyy-MM-dd.hh:mm:ss)すると,yyが3桁で表示されます。(例:2001年5月1日にCOPY操作を行うと 「COPY101-05-01....」) Textroni4014端末のCOPY操作で,出力される年表示の問題であり,動作上の問題 はありません。
sysadmメニュー
システム課金操作-課金レポート出力
(accounting-output)
以下の条件の場合,最終ログインレポートの最終ログイン日付が正しく更新されない場合があります。
2000年以降,最終ログイン日付が更新されず,1999年以前においてユーザが最後にログインした 日付のままになります。
1) 課金処理システム運用中である。かつ,
2) システム日付が西暦1970年から西暦1999年の間にログインしたことがある。かつ,
3) システム日付が西暦2000年から西暦2037年の間に2)でログインした 同一ユーザでログインしたことがある。かつ,
4) sysadmメニューの"accounting-システム課金操作"の "output-課金レポート出力"で,"daily−日単位のレポート出力", "total−集計コマンド要約出力",または,"last_login-ラストログインレポート出力" した場合。
[回避方法]
システム日付が西暦2000年1月1日になった時点(以降)で,ユーザーが最後にログインした日付の記録 (/var/adm/acct/sum/loginlog)を削除してください。削除後,日次課金処理(runacct)の実行時に loginlogファイルの内容は正しく作成(更新)されます。
なお,回避方法を実施しない場合,発生条件によりユーザが最後にログインした日付が更新されないため 注意が必要となります。
応急修正(提供済),または,予防保守パック(PMP)を適用して下さい。
TY04923
PMP99031
または,
回避方法の説明通り作業を行って下さい。
sysadmメニュー
システム課金操作-課金処理割引-休日登録
sysadmメニューシステム課金操作-課金処理割引-休日登録(accounting-discount-add_holiday)で2/29の休日登録ができません。
上記の発生条件でsysadmメニューを利用しているユーザに影響があります。本障害は、2000年以降の閏年に限った現象ではなく、2000年以前でも発生します。

[回避方法]
課金情報ファイル(/etc/acct/holidays)に直接登録してください。
応急修正を適用してください。
TY04772、TY04773
(両方の修正を適用してください)
または、回避方法の説明通り作業を行ってください。
nroff
(ディスプレイまたはライン・プリンタのためのドキュメントのフォーマット)
troff
(ドキュメントのタイプセットおよびフォーマット)
以下の条件の場合,日付の年表示が正しく出力されません。
(例:2000→19100,2001→19101)
1) システム日付が2000年以降である。かつ,
2) nroffまたはtroffコマンドのオプションに,マクロ指定(-m)を指定する。かつ,
3) マクロ指定オプションのマクロファイル名に, マクロパッケージ(/usr/ucblib/doctools/tmac)に配置されている下記の何れかのファイルを 指定する。かつ,
−s,e:特殊ファイルとしてマニュアルに記載されているファイル
−m,mmn,mmt,v,BIG,bl,exp,sun,xps:マニュアルに記載されていないファイル
4) ファイル指定に,nroffまたはtroff形式で日付を表示させる マクロ定義があるテキストファイルを指定して,コマンド実行させた場合。
[回避方法]
マクロパッケージ(/usr/ucblib/doctools/tmac)に配置されているマクロファイル (s,e,m,mmn,mmt,v,BIG,bl,expsun,xps )を直接修正して下さい。
〔's'マクロファイルの修正例(修正部分:1箇所)〕
修正前:
.ds
DY
\*(MO
\n(dy,19\n(yr
修正後:
. n r
Y R
1 9 0 0 + \ n ( y r












追加行
. d s
D Y
\ * ( M O
\ n ( d y ,

\ n ( Y R



変更行



















^ ^


^ ^



^ ^ :修正箇所を示します。
〔'e'マクロファイルの修正例(修正部分:1箇所)〕
修正前:
. d s
t d
\ * ( M O
\ n ( d y , 1 9 \ n ( y r
修正後:
. n r
Y R
1 9 0 0 + \ n ( y r











追加行
. d s
t d
\ * ( M O
\ n ( d y ,

\ n ( Y R


変更行



















^ ^


^ ^


^ ^ :修正箇所を示します。
〔'v'マクロファイルの修正例(修正部分:1箇所)〕
修正前:
. d s ) Y
\ n ( m o / \ n ( d y / \ n ( y r
修正後:
. n r
Y R
1 9 0 0 + \ n ( y r












追加行
. d s ) Y
\ n ( m o / \ n ( d y / \ n ( Y R






変更行





















^ ^






^ ^ :修正箇所を示します。

留意事項
ユーザ固有マクロ名として,"YR"を既に使用している場合,別の文字列にして下さい。
システムが提供しているマクロファイルから流用作成した場合は, 流用作成したマクロファイルも修正して下さい。
回避方法の説明通り作業を行って下さい。
msgrptコマンド 2000年以降、システムパニック等が発生し、msgrptコマンドを使用してメッセージ出力をした場合、メッセージの年が3桁で表示されます。表示上の問題だけであり、業務その他への影響はありません。
例)
2000年2月16日の場合、02/16/100と表示されます。
応急修正を適用してください。
TY05352(2月末提供予定)

または、予防保守パック(PMP)を適用してください。
PMP00061(6月末提供予定)

V10L22 INSTALL 基本ソフトウェアインストール時に,日付および時刻設定画面で西暦2000年代に設定できません。
[回避方法]
インストール後,sysadmから設定して下さい。
回避方法の説明通り作業を行って下さい。
基本ソフトウェア1,2 V20L10〜L20 自動電源投入 DS/90 7550およびDS/90 7550Hにおいて, 2000年2月29日にリブート直後のプリケア実行中に停電が発生した場合, 次回の自動電源投入が行われません。
[回避方法]
手動で電源を入れて下さい。
予防保守パック(PMP)を適用して下さい。
PMP97091以降
または,
回避方法の説明通り作業を行って下さい。
prt(SCCSファイルの出力コマンド) 2000年以降-c,-rオプションで年の指定に00〜68を指定するとエラーとなります。
[回避方法]
prsコマンドを使用して下さい。
予防保守パック(PMP)を適用して下さい。
PMP97091以降
または,
回避方法の説明通り作業を行って下さい。
touch(ファイルの最終アクセス時刻および更新時刻の更新コマンド) 2000年以降,コマンドの実行時に年を2桁(00〜68)で指定すると,1970年になります。
[回避方法]
年を指定しないで下さい。
または,
年を4桁で指定して下さい。
予防保守パック(PMP)を適用して下さい。
PMP97091
または,
回避方法の説明通り作業を行って下さい。
at(ジョブの起動時間指定コマンド) 2000年以降,コマンドの実行時に年を00から37で指定するとエラーとなります。
[回避方法]
年を指定しないで下さい。
または,
年を4桁で指定して下さい。
予防保守パック(PMP)を適用して下さい。
PMP98121(PMP97091適用済の場合は不要です)
または,
回避方法の説明通り作業を行って下さい。
at(指定日時におけるコマンドの実行) 下記の条件の場合、コマンド実行日指定で、2月29日が正しく設定できません。
1) DATEMSK環境変数を設定しない。かつ、
2) 平年(閏年ではない年)に、閏年の2月29日を設定した場合。または、
3) 閏年に平年の2月29日(存在しない日)を設定した場合。

発生する現象として、
2)のときは、“UX:at:エラー:日付が間違っています”のエラーが表示され定義できません。
3)のときは、設定時に“UX:at:エラー:日付が間違っています”のエラーとはならず、3月1日にコマンドが実行されます。

上記の発生条件でコマンドを利用しているユーザおよびアプリケーションに影響があります。本障害は、2000年以降の閏年に限った現象ではなく、2000年以前でも発生します。
なお、閏年に2月29日を設定した場合は、正しく処理されます。
(例)閏年の2000年に、2000/2/29の設定することは問題ありません。

[回避方法]
テンプレートファイルを環境変数DATEMSKに設定してください。
設定例: /var/tmpにテンプレートファイルAT.TMPLを作成し、そのテンプレートファイルを使用して、atコマンドを実行する方法。
1) テンプレートファイルを作成
#cat /var/tmp/AT.TMPL(Return)
%H:%M %b %d %Y
なお、テンプレートファイルの記述方法については、「UXP/DS OS API文法書プログラマ編 V20用」のgetdate(3C)を参照してください。
2) 環境変数DATEMSKに/var/tmp/AT.TMPLを設定
- shで設定する場合
# DATEMSK=/var/tmp/AT.TMPL;export DATEMSK
- cshで設定する場合
#setenv DATEMSK /var/tmp/AT.TMPL
3) atコマンドを実行
(%H:%M %b %d %Yを使用)。
#at 00:10 Feb 29 2000
応急修正を適用してください。
V20L10:TY04694
または、予防修正パック(PMP)を適用用してください。
PMP98121以降
または、回避方法の説明通り作業を行ってください。
sar(システム状況の通知コマンド) 2000年以降,コマンドの実行結果の「年」が3桁で表示されます。
(例:mm/dd/1yy)
予防保守パック(PMP)を適用して下さい。
PMP97121以降
nfssar(NFSシステムの状況通知コマンド)
lmstat/lmgrd(ライセンスパスワード状態表示コマンド)
nispasswd(NIS+パスワード情報の変更コマンド)
passwd 2000年以降,パスワード変更をして,-sオプションでパスワードの属性を 表示した場合,最終変更日の年が3桁で出力されます。
(例:2001年5月1日に変更を行い,表示すると「user1 PS 05/01/101」)
応急修正を適用して下さい。
TY04802
prs(SCCSファイルの出力コマンド) 以下の条件の時,年が3桁で表示されます。
1) SCCSファイルを2000年以降に作成する。かつ
2) 1)のファイルを-dオプションに指定で参照する。かつ
3) -dオプションのdataspecにDY:(デルタ作成年)を指定した場合
(例:1999年->99,2000年->100)
応急修正を適用して下さい。
TY04768
または,
予防保守パック(PMP)を適用して下さい。
PMP99031以降
w(ログインしたユーザおよび実行内容表示コマンド) 以下の条件の時,西暦年の表示が3桁で表示されます。
(例:2000年->20Mar100,2001年->23Mar101...)
1)日付が2000年以降である。かつ
2)ログインしてから7日以上経過している場合。
予防保守パック(PMP)を適用して下さい。
PMP98061
whodo(システムの使用状態表示) 2000年以降,-lオプションで年データが3桁で出力されます。
(例:2001年1月1日にログインしたユーザがいれば,1月2日以降「1 Jan 100」)
応急修正を適用して下さい。
TY04805
または,
予防保守パック(PMP)を適用して下さい.
PMP99031以降
uxpXwinR
uxpXoak
/usr/bin/X11/xterm
/usr/bin/X11/ximpterm
2000年以降,図形表示用Textronix4014端末で,テキストとグラフィック情報を COPYエスケープ・シーケンスもしくは,COPYメニューからファイル出力(出力されるファイル名: COPYyy-MM-dd.hh:mm:ss)すると,yyが3桁で表示されます。(例:2001年5月1日にCOPY操作を行うと 「COPY101-05-01....」) Textroni4014端末のCOPY操作で,出力される年表示の問題であり,動作上の問題 はありません。
uxpoak
oakserver
かな漢字変換サーバは,かな漢字変換の運用状況を,/var/uxp/OAK/server/msglog1 およびmsglog2に格納します。
その際のデータは「yyMMdd/hhmmssプロセスIDメッセージ」という形式で記述しますが,2000年以降は, yyが3桁で表示されます。
(例:2001年5月1日にかな漢字変換サーバに接続して運用すると「1010501/...」と表示されます。
[回避方法]
かな漢字変換サーバ起動時,運用状況のロギングを抑止して下さい。
抑止方法は,Xウィンドウ日本語説明書oakstart(1M)を参照して下さい。
回避方法の説明通り作業を行って下さい。
sysadmメニュー
システム課金操作-課金レポート出力
(accounting-output)
以下の条件の場合,最終ログインレポートの最終ログイン日付が正しく更新されない場合があります。
2000年以降,最終ログイン日付が更新されず,1999年以前においてユーザが最後にログインした 日付のままになります。
1) 課金処理システム運用中である。かつ,
2) システム日付が西暦1970年から西暦1999年の間にログインしたことがある。かつ,
3) システム日付が西暦2000年から西暦2037年の間に2)でログインした 同一ユーザでログインしたことがある。かつ,
4) sysadmメニューの"accounting-システム課金操作"の "output-課金レポート出力"で,"daily−日単位のレポート出力", "total−集計コマンド要約出力",または,"last_login-ラストログインレポート出力" した場合。
[回避方法]
システム日付が西暦2000年1月1日になった時点(以降)で,ユーザーが最後にログインした日付の記録 (/var/adm/acct/sum/loginlog)を削除してください。削除後,日次課金処理(runacct)の実行時に loginlogファイルの内容は正しく作成(更新)されます。
なお,回避方法を実施しない場合,発生条件によりユーザが最後にログインした日付が更新されないため 注意が必要となります。
応急修正(提供済),または,予防保守パック(PMP)を適用して下さい。
TY04905
PMP99031以降
または,
回避方法の説明通り作業を行って下さい。
sysadmメニュー
システム課金操作-課金処理割引-休日登録
sysadmメニューシステム課金操作-課金処理割引-休日登録(accounting-discount-add_holiday)で2/29の休日登録ができません。
上記の発生条件でsysadmメニューを利用しているユーザに影響があります。
本障害は、2000年以降の閏年に限った現象ではなく、2000年以前でも発生します。

[回避方法]
課金情報ファイル(/etc/acct/holidays)に直接登録してください。
応急修正を適用してください。
TY04770、TY04771
(両方の修正を適用してください)
または、予防修正パック(PMP)を適用してください。
PMP99031以降
または、回避方法の説明とおり作業を行なってください。
nroff
(ディスプレイまたはライン・プリンタのためのドキュメントのフォーマット)
troff
(ドキュメントのタイプセットおよびフォーマット)
以下の条件の場合,日付の年表示が正しく出力されません。
(例:2000→19100,2001→19101)
1) システム日付が2000年以降である。かつ,
2) nroffまたはtroffコマンドのオプションに,マクロ指定(-m)を指定する。かつ,
3) マクロ指定オプションのマクロファイル名に, マクロパッケージ(/usr/ucblib/doctools/tmac)に配置されている下記の何れかのファイルを 指定する。かつ,
−s,e:特殊ファイルとしてマニュアルに記載されているファイル
−m,mmn,mmt,v,BIG,bl,exp,sun,xps:マニュアルに記載されていないファイル
4) ファイル指定に,nroffまたはtroff形式で日付を表示させる マクロ定義があるテキストファイルを指定して,コマンド実行させた場合。
[回避方法]
マクロパッケージ(/usr/ucblib/doctools/tmac)に配置されているマクロファイル (s,e,m,mmn,mmt,v,BIG,bl,expsun,xps)を直接修正して下さい。
〔's'マクロファイルの修正例(修正部分:1箇所)〕
修正前:
.ds
DY
\*(MO
\n(dy,19\n(yr
修正後:
. n r
Y R
1 9 0 0 + \ n ( y r












追加行
. d s
D Y
\ * ( M O
\ n ( d y ,

\ n ( Y R



変更行



















^ ^


^ ^



^ ^ :修正箇所を示します。
〔'e'マクロファイルの修正例(修正部分:1箇所)〕
修正前:
. d s
t d
\ * ( M O
\ n ( d y , 1 9 \ n ( y r
修正後:
. n r
Y R
1 9 0 0 + \ n ( y r











追加行
. d s
t d
\ * ( M O
\ n ( d y ,

\ n ( Y R


変更行



















^ ^


^ ^


^ ^ :修正箇所を示します。
〔'v'マクロファイルの修正例(修正部分:1箇所)〕
修正前:
. d s ) Y
\ n ( m o / \ n ( d y / \ n ( y r
修正後:
. n r
Y R
1 9 0 0 + \ n ( y r












追加行
. d s ) Y
\ n ( m o / \ n ( d y / \ n ( Y R






変更行





















^ ^






^ ^ :修正箇所を示します。

留意事項
ユーザ固有マクロ名として,"YR"を既に使用している場合,別の文字列にして下さい。
システムが提供しているマクロファイルから流用作成した場合は, 流用作成したマクロファイルも修正して下さい。
回避方法の説明通り作業を行って下さい。
dspfpd
(フロッピィディスクのボリュームラベル表示およびファイルラベル表示)
2000年以降,コマンドを実行すると,日付が文字化けして表示されます。
(例 :2000年1月1日→:0/01/01

2010年1月1日→;0/01/01)
日付表示のみ問題があるだけで,ファイル作成日付などは,2000年以降も正常に表示されます。
また,他のコマンド動作に影響を与えるものではありません。
msgrptコマンド 2000年以降、システムパニック等が発生し、msgrptコマンドを使用してメッセージ出力をした場合、メッセージの年が3桁で表示されます。表示上の問題だけであり、業務その他への影響はありません。
例)
2000年2月16日の場合、02/16/100と表示されます。
応急修正を適用してください。
TY05353(2月末提供予定)

または、予防保守パック(PMP)を適用してください。
PMP00061(6月末提供予定)

基本ソフトウェア3,4,5 V20L10〜L22 自動電源投入 DS/90 7550およびDS/90 7550Hにおいて, 2000年2月29日にリブート直後のプリケア実行中に停電が発生した場合, 次回の自動電源投入が行われません。
[回避方法]
手動で電源を入れて下さい。
予防保守パック(PMP)を適用して下さい。
PMP97091以降
または,
回避方法の説明通り作業を行って下さい。
prt(SCCSファイルの出力コマンド) 2000年以降-c,-rオプションで年の指定に00〜68を指定するとエラーとなります。
[回避方法]
prsコマンドを使用して下さい。
予防保守パック(PMP)を適用して下さい。
PMP97091以降
または,
回避方法の説明通り作業を行って下さい。
touch(ファイルの最終アクセス時刻および更新時刻の更新 コマンド) 2000年以降,コマンドの実行時に年を2桁(00〜68)で指定すると,1970年になります。
[回避方法]
年を指定しないで下さい。
または,
年を4桁で指定して下さい。
予防保守パック(PMP)を適用して下さい。
PMP97091
または,
回避方法の説明通り作業を行って下さい。
at(ジョブの起動時間指定コマンド) 2000年以降,コマンドの実行時に年を00から37で指定するとエラーとなります。
[回避方法]
年を指定しないで下さい。
または,
年を4桁で指定して下さい。
予防保守パック(PMP)を適用して下さい。
PMP98121(PMP97091適用済の場合は不要です)
または,
回避方法の説明通り作業を行って下さい。
at(指定日時におけるコマンドの実行) 下記の条件の場合、コマンド実行日指定で、2月29日が正しく設定できません。
1) DATEMSK環境変数を設定しない。かつ、
2) 平年(閏年ではない年)に、閏年の2月29日を設定した場合。または、
3) 閏年に平年の2月29日(存在しない日)を設定した場合。

発生する現象として、
2)のときは、“UX:at:エラー:日付が間違っています”のエラーが表示され定義できません。
3)のときは、設定時に“UX:at:エラー:日付が間違っています”のエラーとはならず、3月1日にコマンドが実行されます。

上記の発生条件でコマンドを利用しているユーザおよびアプリケーションに影響があります。本障害は、2000年以降の閏年に限った現象ではなく、2000年以前でも発生します。
なお、閏年に2月29日を設定した場合は、正しく処理されます。
(例)閏年の2000年に、2000/2/29の設定することは問題ありません。

[回避方法]
テンプレートファイルを環境変数DATEMSKに設定してください。
設定例:
/var/tmpにテンプレートファイルAT.TMPLを作成し、そのテンプレートファイルを使用して、atコマンドを実行する方法。
1) テンプレートファイルを作成
#cat /var/tmp/AT.TMPL(Return)
%H:%M %b %d %Y
なお、テンプレートファイルの記述方法については、「UXP/DS OS API文法書プログラマ編 V20用」のgetdate(3C)を参照してください。
2) 環境変数DATEMSKに/var/tmp/AT.TMPLを設定
- shで設定する場合
# DATEMSK=/var/tmp/AT.TMPL;export DATEMSK
- cshで設定する場合
#setenv DATEMSK /var/tmp/AT.TMPL
3) atコマンドを実行
(%H:%M %b %d %Yを使用)。
#at 00:10 Feb 29 2000
応急修正を適用してください。
V20L10:TY04694
または、予防修正パック(PMP)を適用用してください。
PMP98121以降
または、回避方法の説明通り作業を行ってください。
sar(システム状況の通知コマンド) 2000年以降,コマンドの実行結果の「年」が3桁で表示されます。
(例:mm/dd/1yy)
予防保守パック(PMP)を適用して下さい。
PMP97121以降
nfssar(NFSシステムの状況通知コマンド)
lmstat/lmgrd(ライセンスパスワード状態表示コマンド)
nispasswd(NIS+パスワード情報の変更コマンド)
passwd 2000年以降,パスワード変更をして,-sオプションでパスワードの属性を 表示した場合,最終変更日の年が3桁で出力されます。
(例:2001年5月1日に変更を行い,表示すると「user1 PS 05/01/101」)
応急修正を適用して下さい。
TY04802
prs(SCCSファイルの出力コマンド) 以下の条件の時,年が3桁で表示されます。
1) SCCSファイルを2000年以降に作成する。かつ
2) 1)のファイルを-dオプションに指定で参照する。かつ
3) -dオプションのdataspecにDY:(デルタ作成年)を指定した場合
(例:1999年->99,2000年->100)
応急修正を適用して下さい。
TY04768
または,
予防保守パック(PMP)を適用して下さい。
PMP99031以降
w(ログインしたユーザおよび実行内容表示コマンド) 以下の条件の時,西暦年の表示が3桁で表示されます。
(例:2000年->20Mar100,2001年->23Mar101...)
1) 日付が2000年以降である。かつ
2) ログインしてから7日以上経過している場合。
予防保守パック(PMP)適用して下さい。
PMP98061以降
whodo(システムの使用状態表示) 2000年以降,-lオプションで年データが3桁で出力されます。
(例:2001年1月1日にログインしたユーザがいれば,1月2日以降「1 Jan 100」)
応急修正を適用して下さい。
TY04805
または,
予防保守パック(PMP)を適用して下さい.
PMP99031以降
uxpXwinR
uxpXoak
/usr/bin/X11/xterm
/usr/bin/X11/ximpterm
2000年以降,図形表示用Textronix4014端末で,テキストとグラフィック情報を COPYエスケープ・シーケンスもしくは,COPYメニューからファイル出力(出力されるファイル名: COPYyy-MM-dd.hh:mm:ss)すると,yyが3桁で表示されます。(例:2001年5月1日にCOPY操作を行うと 「COPY101-05-01....」) Textroni4014端末のCOPY操作で,出力される年表示の問題であり,動作上の問題 はありません。
uxpoak
oakserver
かな漢字変換サーバは,かな漢字変換の運用状況を,/var/uxp/OAK/server/msglog1 およびmsglog2に格納します。
その際のデータは「yyMMdd/hhmmssプロセスIDメッセージ」という形式で記述しますが,2000年以降は, yyが3桁で表示されます。
(例:2001年5月1日にかな漢字変換サーバに接続して運用すると「1010501/...」と表示されます。
[回避方法]
かな漢字変換サーバ起動時,運用状況のロギングを抑止して下さい。
抑止方法は,Xウィンドウ日本語説明書oakstart(1M)を参照して下さい。
回避方法の説明通り作業を行って下さい。
sysadmメニュー
システム課金操作-課金レポート出力
(accounting-output)
以下の条件の場合,最終ログインレポートの最終ログイン日付が正しく更新されない場合があります。
2000年以降,最終ログイン日付が更新されず,1999年以前においてユーザが最後にログインした 日付のままになります。
1) 課金処理システム運用中である。かつ,
2) システム日付が西暦1970年から西暦1999年の間にログインしたことがある。かつ,
3) システム日付が西暦2000年から西暦2037年の間に2)でログインした 同一ユーザでログインしたことがある。かつ,
4) sysadmメニューの"accounting-システム課金操作"の "output-課金レポート出力"で,"daily−日単位のレポート出力", "total−集計コマンド要約出力",または,"last_login-ラストログインレポート出力" した場合。
[回避方法]
システム日付が西暦2000年1月1日になった時点(以降)で,ユーザーが最後にログインした日付の記録 (/var/adm/acct/sum/loginlog)を削除してください。削除後,日次課金処理(runacct)の実行時に loginlogファイルの内容は正しく作成(更新)されます。
なお,回避方法を実施しない場合,発生条件によりユーザが最後にログインした日付が更新されないため 注意が必要となります。
応急修正(提供済),または,予防保守パック(PMP)を適用して下さい。
TY04905
PMP99031以降
または,
回避方法の説明通り作業を行って下さい。
sysadmメニュー
システム課金操作-課金処理割引-休日登録
sysadmメニューシステム課金操作-課金処理割引-休日登録(accounting-discount-add_holiday)で2/29の休日登録ができません。
上記の発生条件でsysadmメニューを利用しているユーザに影響があります。
本障害は、2000年以降の閏年に限った現象ではなく、2000年以前でも発生します。

[回避方法]
課金情報ファイル(/etc/acct/holidays)に直接登録してください。
応急修正を適用してください。
TY04770、TY04771
(両方の修正を適用してください)
または、予防修正パック(PMP)を適用してください。
PMP99031以降
または、回避方法の説明とおり作業を行なってください。
nroff
(ディスプレイまたはライン・プリンタのためのドキュメントのフォーマット)
troff
(ドキュメントのタイプセットおよびフォーマット)
以下の条件の場合,日付の年表示が正しく出力されません。
(例:2000→19100,2001→19101)
1) システム日付が2000年以降である。かつ,
2) nroffまたはtroffコマンドのオプションに,マクロ指定(-m)を指定する。かつ,
3) マクロ指定オプションのマクロファイル名に, マクロパッケージ(/usr/ucblib/doctools/tmac)に配置されている下記の何れかのファイルを 指定する。かつ,
−s,e:特殊ファイルとしてマニュアルに記載されているファイル
−m,mmn,mmt,v,BIG,bl,exp,sun,xps:マニュアルに記載されていないファイル
4) ファイル指定に,nroffまたはtroff形式で日付を表示させる マクロ定義があるテキストファイルを指定して,コマンド実行させた場合。
[回避方法]
マクロパッケージ(/usr/ucblib/doctools/tmac)に配置されているマクロファイル (s,e,m,mmn,mmt,v,BIG,bl,expsun,xps )を直接修正して下さい。
〔's'マクロファイルの修正例(修正部分:1箇所)〕
修正前:
.ds
DY
\*(MO
\n(dy,19\n(yr
修正後:
. n r
Y R
1 9 0 0 + \ n ( y r












追加行
. d s
D Y
\ * ( M O
\ n ( d y ,

\ n ( Y R



変更行



















^ ^


^ ^



^ ^ :修正箇所を示します。
〔'e'マクロファイルの修正例(修正部分:1箇所)〕
修正前:
. d s
t d
\ * ( M O
\ n ( d y , 1 9 \ n ( y r
修正後:
. n r
Y R
1 9 0 0 + \ n ( y r











追加行
. d s
t d
\ * ( M O
\ n ( d y ,

\ n ( Y R


変更行



















^ ^


^ ^


^ ^ :修正箇所を示します。
〔'v'マクロファイルの修正例(修正部分:1箇所)〕
修正前:
. d s ) Y
\ n ( m o / \ n ( d y / \ n ( y r
修正後:
. n r
Y R
1 9 0 0 + \ n ( y r












追加行
. d s ) Y
\ n ( m o / \ n ( d y / \ n ( Y R






変更行





















^ ^






^ ^ :修正箇所を示します。

留意事項
ユーザ固有マクロ名として,"YR"を既に使用している場合,別の文字列にして下さい。
システムが提供しているマクロファイルから流用作成した場合は, 流用作成したマクロファイルも修正して下さい。
回避方法の説明通り作業を行って下さい。
dspfpd
(フロッピィディスクのボリュームラベル表示およびファイルラベル表示)
2000年以降,コマンドを実行すると,日付が文字化けして表示されます。
(例: 2000年1月1日→:0/01/01

2010年1月1日→;0/01/01)
日付表示のみ問題があるだけで,ファイル作成日付などは,2000年以降も正常に表示されます。
また,他のコマンド動作に影響を与えるものではありません。
msgrptコマンド 2000年以降、システムパニック等が発生し、msgrptコマンドを使用してメッセージ出力をした場合、メッセージの年が3桁で表示されます。表示上の問題だけであり、業務その他への影響はありません。
例)
2000年2月16日の場合、02/16/100と表示されます。
応急修正を適用してください。
TY05353(2月末提供予定)

または、予防保守パック(PMP)を適用してください。
PMP00061(6月末提供予定)

基本ソフトウェア4/CS V20L10〜L11 Sysconfig機能(PCビューによる環境設定機能) ・2000年以降,自動電源 制御のスケジュール設定がパソコンからできません。
・2000年以降,ユーザ定義/パスワード定義の変更をパソコンから行った場合,最終変更日の西暦下2桁が正しく表示されません。
[回避方法]
sysadmから自動電源制御のスケジュールを設定,および,パスワードの最終更新日の表示を行って 下さい。
予防保守パック(PMP)を適用して下さい。
PMP99031以降
または,
回避方法の説明通り作業を行って下さい。
基本ソフトウェア5 V20L20〜V20L22 Sysconfig機能(PCビューによる環境設定機能)
2000年以降,自動電源 制御のスケジュール設定がパソコンからできません。
2000年以降,ユーザ定義/パスワード定義の変更をパソコンから行った場合,最終変更日の 西暦下2桁が正しく表示されません。
[回避方法]
sysadmから自動電源制御のスケジュールを設定,および,パスワードの最終更新日の表示を 行って下さい。
[自動電源制御]
予防保守パック(PMP)を適用して下さい。
PMP99031以降
または,
回避方法の説明通り作業を行って下さい。
[ユーザ/パスワード定義]
予防保守パック(PMP)を適用して下さい。
PMP97121のSymfoNETBSV24L10
または,
PMP99031以降
または,
回避方法の説明通り作業を行って下さい。
dspfpd
(フロッピィディスクのボリュームラベル表示およびファイルラベル表示)
2000年以降,コマンドを実行すると,日付が文字化けして表示されます。
(例: 2000年1月1日→:0/01/01

2010年1月1日→;0/01/01)
日付表示のみ問題があるだけで,ファイル作成日付などは,2000年以降も正常に表示されます。
また,他のコマンド動作に影響を与えるものではありません。
基本ソフトウェア5 V20L30〜L31 at(指定日時におけるコマンドの実行) 下記の条件の場合、コマンド実行日指定で、2月29日が正しく設定できません。
1) DATEMSK環境変数を設定しない。かつ、
2) 平年(閏年ではない年)に、閏年の2月29日を設定した場合。または、
3) 閏年に平年の2月29日(存在しない日)を設定した場合。

発生する現象として、
2)のときは、“UX:at:エラー:日付が間違っています”のエラーが表示され定義できません。
3)のときは、設定時に“UX:at:エラー:日付が間違っています”のエラーとはならず、3月1日にコマンドが実行されます。

上記の発生条件でコマンドを利用しているユーザおよびアプリケーションに影響があります。本障害は、2000年以降の閏年に限った現象ではなく、2000年以前でも発生します。
なお、閏年に2月29日を設定した場合は、正しく処理されます。
(例)閏年の2000年に、2000/2/29の設定することは問題ありません。

[回避方法]
テンプレートファイルを環境変数DATEMSKに設定してください。
設定例: /var/tmpにテンプレートファイルAT.TMPLを作成し、そのテンプレートファイルを使用して、atコマンドを実行する方法。
1) テンプレートファイルを作成
#cat /var/tmp/AT.TMPL(Return)
%H:%M %b %d %Y
なお、テンプレートファイルの記述方法については、「UXP/DS OS API文法書プログラマ編 V20用」のgetdate(3C)を参照してください。
2) 環境変数DATEMSKに/var/tmp/AT.TMPLを設定
- shで設定する場合
# DATEMSK=/var/tmp/AT.TMPL;export DATEMSK
- cshで設定する場合
#setenv DATEMSK /var/tmp/AT.TMPL
3) atコマンドを実行
(%H:%M %b %d %Yを使用)。
#at 00:10 Feb 29 2000
応急修正を適用してください。
V20L10:TY04694
または、予防修正パック(PMP)を適用用してください。
PMP98121以降
または、回避方法の説明通り作業を行ってください。
passwd 2000年以降,パスワード変更をして,-sオプションでパスワードの属性を 表示した場合,最終変更日の年が3桁で出力されます。
(例:2001年5月1日に変更を行い,表示すると「user1 PS 05/01/101」)
応急修正を適用して下さい。
TY04802
prs(SCCSファイルの出力コマンド) 以下の条件の時,年が3桁で表示されます。
1) SCCSファイルを2000年以降に作成する。かつ
2) 1)のファイルを-dオプションに指定で参照する。かつ
3) -dオプションのdataspecにDY:(デルタ作成年)を指定した場合
(例:1999年->99,2000年->100)
応急修正を適用して下さい。
TY04768
または,
予防保守パック(PMP)を適用して下さい。
PMP99031以降
w(ログインしたユーザおよび実行内容表示コマンド) 以下の条件の時,西暦年の表示が3桁で表示されます。
(例:2000年->20Mar100,2001年->23Mar101...)
1) 日付が2000年以降である。かつ
2) ログインしてから7日以上経過している場合。
予防保守パック(PMP)を適用して下さい。
PMP98061以降
whodo(システムの使用状態表示) 2000年以降,-lオプションで年データが3桁で出力されます。
(例:2001年1月1日にログインしたユーザがいれば,1月2日以降「1 Jan 100」)
応急修正を適用して下さい。
TY04805
または,
予防保守パック(PMP)を適用して下さい.
PMP99031以降
uxpXwinR
uxpXoak
/usr/bin/X11/xterm
/usr/bin/X11/ximpterm
2000年以降,図形表示用Textronix4014端末で,テキストとグラフィック情報を COPYエスケープ・シーケンスもしくは,COPYメニューからファイル出力(出力されるファイル名: COPYyy-MM-dd.hh:mm:ss)すると,yyが3桁で表示されます。(例:2001年5月1日にCOPY操作を行うと 「COPY101-05-01....」) Textroni4014端末のCOPY操作で,出力される年表示の問題であり,動作上の問題 はありません。
uxpoak
oakserver
かな漢字変換サーバは,かな漢字変換の運用状況を,/var/uxp/OAK/server/msglog1 およびmsglog2に格納します。
その際のデータは「yyMMdd/hhmmssプロセスIDメッセージ」という形式で記述しますが,2000年以降は, yyが3桁で表示されます。
(例:2001年5月1日にかな漢字変換サーバに接続して運用すると「1010501/...」と表示されます。
[回避方法]
かな漢字変換サーバ起動時,運用状況のロギングを抑止して下さい。
抑止方法は,Xウィンドウ日本語説明書oakstart(1M)を参照して下さい。
回避方法の説明通り作業を行って下さい。
sysadmメニュー
システム課金操作-課金レポート出力
(accounting-output)
以下の条件の場合,最終ログインレポートの最終ログイン日付が正しく更新されない場合があります。
2000年以降,最終ログイン日付が更新されず,1999年以前においてユーザが最後にログインした 日付のままになります。
1) 課金処理システム運用中である。かつ,
2) システム日付が西暦1970年から西暦1999年の間にログインしたことがある。かつ,
3) システム日付が西暦2000年から西暦2037年の間に2)でログインした 同一ユーザでログインしたことがある。かつ,
4) sysadmメニューの"accounting-システム課金操作"の"output-課金レポート出力"で, "daily-日単位のレポート出力","total-集計コマンド要約出力",または, "last_login-ラストログインレポート出力"した場合。
[回避方法]
システム日付が西暦2000年1月1日になった時点(以降)で,ユーザーが最後にログインした日付の記録 (/var/adm/acct/sum/loginlog)を削除してください。削除後,日次課金処理(runacct)の実行時に loginlogファイルの内容は正しく作成(更新)されます。
なお,回避方法を実施しない場合,発生条件によりユーザが最後にログインした日付が更新されないため 注意が必要となります。
応急修正(提供済),または,予防保守パック(PMP)を適用して下さい。
TY04905
PMP99031以降
または,
回避方法の説明通り作業を行って下さい。
sysadmメニュー
システム課金操作-課金処理割引-休日登録
sysadmメニューシステム課金操作-課金処理割引-休日登録(accounting-discount-add_holiday)で2/29の休日登録ができません。
上記の発生条件でsysadmメニューを利用しているユーザに影響があります。
本障害は、2000年以降の閏年に限った現象ではなく、2000年以前でも発生します。

[回避方法]
課金情報ファイル(/etc/acct/holidays)に直接登録してください。
応急修正を適用してください。
TY04770、TY04771
(両方の修正を適用してください)
または、予防修正パック(PMP)を適用してください。
PMP99031以降
または、回避方法の説明とおり作業を行なってください。
nroff
(ディスプレイまたはライン・プリンタのためのドキュメントのフォーマット)
troff
(ドキュメントのタイプセットおよびフォーマット)
以下の条件の場合,日付の年表示が正しく出力されません。
(例:2000→19100,2001→19101)
1) システム日付が2000年以降である。かつ,
2) nroffまたはtroffコマンドのオプションに,マクロ指定(-m)を指定する。かつ,
3) マクロ指定オプションのマクロファイル名に, マクロパッケージ(/usr/ucblib/doctools/tmac)に配置されている下記の何れかのファイルを 指定する。かつ,
−s,e:特殊ファイルとしてマニュアルに記載されているファイル
−m,mmn,mmt,v,BIG,bl,exp,sun,xps:マニュアルに記載されていないファイル
4) ファイル指定に,nroffまたはtroff形式で日付を表示させる マクロ定義があるテキストファイルを指定して,コマンド実行させた場合。
[回避方法]
マクロパッケージ(/usr/ucblib/doctools/tmac)に配置されているマクロファイル (s,e,m,mmn,mmt,v,BIG,bl,expsun,xps)を直接修正して下さい。
〔's'マクロファイルの修正例(修正部分:1箇所)〕
修正前:
.ds
DY
\*(MO
\n(dy,19\n(yr
修正後:
. n r
Y R
1 9 0 0 + \ n ( y r












追加行
. d s
D Y
\ * ( M O
\ n ( d y ,

\ n ( Y R



変更行



















^ ^


^ ^



^ ^ :修正箇所を示します。
〔'e'マクロファイルの修正例(修正部分:1箇所)〕
修正前:
. d s
t d
\ * ( M O
\ n ( d y , 1 9 \ n ( y r
修正後:
. n r
Y R
1 9 0 0 + \ n ( y r











追加行
. d s
t d
\ * ( M O
\ n ( d y ,

\ n ( Y R


変更行



















^ ^


^ ^


^ ^ :修正箇所を示します。
〔'v'マクロファイルの修正例(修正部分:1箇所)〕
修正前:
. d s ) Y
\ n ( m o / \ n ( d y / \ n ( y r
修正後:
. n r
Y R
1 9 0 0 + \ n ( y r












追加行
. d s ) Y
\ n ( m o / \ n ( d y / \ n ( Y R






変更行





















^ ^






^ ^ :修正箇所を示します。

留意事項
ユーザ固有マクロ名として,"YR"を既に使用している場合,別の文字列にして下さい。
システムが提供しているマクロファイルから流用作成した場合は, 流用作成したマクロファイルも修正して下さい。
回避方法の説明通り作業を行って下さい。
Sysconfig機能(PCビューによる環境設定機能)
2000年以降,自動電源 制御のスケジュール設定がパソコンからできません。
2000年以降,ユーザ定義/パスワード定義の変更をパソコンから行った場合, 最終変更日の西暦下2桁が正しく表示されません。
[回避方法]
sysadmから自動電源制御のスケジュールを設定,および,パスワードの最終更新日の表示を 行って下さい。
[自動電源制御]
予防保守パック(PMP)を適用して下さい。
PMP99031以降
または,
回避方法の説明通り作業を行って下さい。
[ユーザ/パスワード定義]
V20L30: 予防保守パック(PMP)を適用して下さい。
PMP99031
または,
PMP97121のSymfoNETBSV24L10
または,
回避方法の説明通り作業を行って下さい。
dspfpd
(フロッピィディスクのボリュームラベル表示およびファイルラベル表示)
2000年以降,コマンドを実行すると,日付が文字化けして表示されます。
(例: 2000年1月1日→:0/01/01

2010年1月1日→;0/01/01)
日付表示のみ問題があるだけで,ファイル作成日付などは,2000年以降も正常に表示されます。
また,他のコマンド動作に影響を与えるものではありません。
msgrptコマンド 2000年以降、システムパニック等が発生し、msgrptコマンドを使用してメッセージ出力をした場合、メッセージの年が3桁で表示されます。表示上の問題だけであり、業務その他への影響はありません。
例)
2000年2月16日の場合、02/16/100と表示されます。
応急修正を適用してください。
TY05353(2月末提供予定)

または、予防保守パック(PMP)を適用してください。
PMP00061(6月末提供予定)




予防保守パック(PMP)適用の際は,予防保守の観点から,できる限り最新版数を適用して下さい。



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