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OSIV/F4 MSP製品におけるにおける製品別の対処方法(製品名:O〜Z) (2000.2.4更新)

ここでは,OSIV/F4 MSPに提供されているAF-JESを含む製品で,2000年を迎えた時の発生事象と その対処方法について説明しています。


*1:対処方法が複数記述されている場合は,SEと相談して対処方法を選択して下さい。
表の中で記述されている語句は,各々以下の意味を持ちます。
PTF:一括修正
PUF:緊急修正

  : 99.08.20 修正・追加分
赤字 : 2000.2.4 修正・追加分


製品名 V/L 発生事象 対処方法 *1
99 ODM/BASE V10L20
V10L30
V10L40
文書一覧のソートキーで日付を指定した場合,2000年代以降の文書は00年〜となり, 1900年代の並びと同様に扱われます。 [回避方法]
文書の一覧で文書の日付をソートキーに使用した場合は,00年〜の文書を2000年代の文書として認識して下さい。
V10L40 文書一覧のソートキーで日付を指定した場合,2000年代以降の文書は00年〜となり, 1900年代の並びと同様に扱われます。 [回避方法]
文書の一覧で文書の日付をソートキーに使用した場合は,00年〜の文書を2000年代の文書として認識して下さい。
2000年に文書登録ができません(作成日付の年として00年が入力できず エラーとなります。01〜99であれば正常に登録可能です) PUFを適用して下さい。
AL58884(緊急修正番号)
100 ODM/MAIL V10L20
V10L30
V10L40
メール発信で1900年代の時に,発信日時指定のメール発信を行う場合に,発信日付として2000年代の日付(00年〜)が指定できません。 [回避方法]
2000年以降の発信日時指定メールは2000年になってから行って下さい。
101 OLTES V10L10
V11L10
1999年以降のハードウェアログの編集出力ができません。
システムエラーロギングデータセットの日付編集が誤った値となります。
2000年以降では,DATEパラメタの日時指定によるログ選択ができません。
V11L11にV/Lアップを行って下さい。
102 PASCAL V10L11 翻訳リストに出力される日付で,2000年以降の閏年の2月29日〜12月31日の日付が 1日ずれます(翌日の日付)。
なお,12月31日は,12月32日と出力されます。
PUFを適用して下さい。
AL14304(緊急修正番号)
AL47889(緊急修正番号)
103 PDL/PDA V10L20 1999年と2000年に跨がって PDLで採取したログ情報をPDA で解析することができません。 [回避方法]
1999年と2000年に跨がってPDLを動作させないで下さい。
なお,西暦下2桁の解釈が変更となります。西暦下2桁の値が00〜40の場合には, 2000年代を示します。
2000年2月29日〜2000年12月31日までに採取したPDLレコードをPDAXで編集した場合,出力する性能レコードの日付が2月29日以降,実際の日付より1日進んで出力されます。PDAXを以下のように使用している場合に影響があります。
PDAXMON(リアルタイム表示)機能を使用した場合。
(画面に表示される日付が1日進んだ日付となる)
PDAXの性能レコードを入力として,グラフレポートを出力した場合。
(レポート内に表示される日付が1日進んだ日付となる)
応用プログラムでPDAXの性能レコードを入力した場合。
適用PTFにより以下の緊急修正を適用してください。
C91061〜C91061:AC25246(緊急修正番号)
C89091〜C89121:BC25246(緊急修正番号)
C89091より前のPTFについては、担当営業または、SEにお問い合わせください。
104 PDLF V10L10 SMFレコードを処理するプログラムでは,以下の影響があります。
1900年代と2000年代の識別ができません。
日付情報をパック形式からアンパック形式に変換する際に, 日付情報の先頭から変換処理を行なうと,先頭1バイトの情報が0以外に変換されます。
以下のように,ユーザプログラムの修正して下さい。
SMFレコードを処理するプログラムで日付情報を処理している場合には, 以下の処理に変更して下さい。
レコード作成日付を処理している場合には,付加情報の形式 (CC=00は1900年代,CC=01は2000年代)を意識して下さい。
データ収集時刻および日付を処理している場合は,付加情報の形式 (C=0は1900年代,C=1は2000年代)を意識するように修正して下さい。
105 PFD V10L10
V10L20
区分データセットのメンバの一覧画面または一覧リストにおける作成日付および 更新日付のうち,2000年以降の日付が正しく表示されません。
LIBRARY ユーティリティのXオプションまたはLオプションで出力されるメンバ一覧における "MAXIMUMS"の欄の日付は,年号データを2桁で処理するため,2000年代の日付よりも 1900年代の日付の方が,新しい日付と認識します。
2000年以降,PFD でGEM ライブラリをアクセスした場合,1900年代の日付で処理するため, GEMライブラリ内のモジュールを正しく管理できなくなります。
また1900年代に更新されたモジュールを更新することができなくなります。
PFD の変数管理機能のシステム変数値(ZDATE,ZJDATE,ZYEAR)を使用した ユーザ資産(応用プログラム)が,年号データに西暦2000年代を考慮しなかったために, 問題が生じる可能性があります。
PFD V10L30にV/L アップ後,PTFアップを行い,PUFを適用してください。
PFDでGEM ライブラリを扱う場合には、同時にGEMについても西暦2000年対応を 実施して下さい。
PFD関連のユーザ資産には、ユーザによる西暦2000年の対処が必要なものがあります。
106 PFD V10L30
区分データセットのメンバの一覧画面または一覧リストにおける作成日付および更新日付の うち,2000年以降の日付が正しく表示されません。
LIBRARY ユーティリティのX オプションまたはL オプションで出力されるメンバ一覧に おける"MAXIMUMS"の欄の日付は,年号データを2桁で処理するため,2000年代の日付よりも 1900年代の日付の方が,新しい日付と認識します。
PFDEデータセット一覧機能とPFDEメンバ一覧機能のSORTコマンドで,データセットの 作成日付やメンバの作成日付/更新日付をキーにしてソートした場合,年号データを2桁で 処理するため,2000年代の日付よりも1900年代の日付の方が,新しい日付としてソート されます。
2000年以降,PFD でGEM ライブラリをアクセスした場合,1900年代の日付で処理するため, GEMライブラリ内のモジュールを正しく管理できなくなります。
また1900年代に更新されたモジュールを更新することができなくなります。
PFD の変数管理機能のシステム変数値(ZDATE,ZJDATE,ZYEAR)を使用したユーザ資産 (応用プログラム)が,年号データに西暦2000年代を考慮しなかったために, 問題が生じる可能性があります。
−PTF アップ後、PUFを適用して下さい。
L93091(一括修正番号)の場合,
AL46548,DL58842(緊急修正番号)
L94091(一括修正番号)の場合,
CL58842(緊急修正番号)
L96031(一括修正番号)の場合,
BL58842(緊急修正番号)
L97091(一括修正番号)の場合,
AL58842(緊急修正番号)
PFDでGEM ライブラリを扱う場合には,同時にGEMについても西暦2000年対応を 実施してください。
PFDの変数管理機能のシステム変数(ZDATE,ZJDATE,ZYEAR)は,西暦2000年以降も, 西暦下2桁(YY)の値を返します。
以下に,対象のシステム変数値の形式を示します。
ZDATE
日付(YY/MM/DD)
ZJDATE
日付(YY.DDD)
ZYEAR
年(YY)
これらのシステム変数値の西暦年号部分(YY)を使用したユーザ資産(応用プログラム) について西暦2000年代の意識が必要かどうか見直してください。
以下に,PFD の変数管理機能を使用したユーザ資産(応用プログラム)を示します。
コマンドプロシジャ形式の応用プログラム
ロードモジュール形式の応用プログラム
PFDのメニュー定義体
PFDのメッセージ定義体
PFDのファイル定義体
107 PKS V10L10 SMFレコードを処理するプログラムでは,以下の影響があります。
1900年代と2000年代の識別ができません。
日付情報をパック形式からアンパック形式に変換する際に,日付情報の 先頭から変換処理を行なうと, 先頭1バイトの情報が0以外に変換されます。
以下のように,ユーザプログラムの修正して下さい。
SMFレコードを処理するプログラムで日付情報を処理している場合には,付加情報の形式 (CC=00は1900年代,CC=01は2000年代)を意識した処理に変更して下さい。
108 PLANNER V11L10
V11L11
データ転送コマンド(IMPORTコマンド)を2000年以降に実行するとエラーが発生して転送が出来ません。(一部データが抜けます) 各々のV/LのPTFにより,以下のPUFを適用して下さい。
V11L10:AL31106(緊急修正番号)
[V11L11]
PTF未適用〜L88041:BL31103(緊急修正番号)
L88121〜L91101:AL31103(緊急修正番号)
109 PL/I V10L20 DATE関数での2000年1月1日以降の日付が正しく通知されなくなります。 (通知される日付は不定です)。 PUFを適用後,DATE組み込み関数を使用しているユーザプログラムを 再リンケージして下さい。
UL48166(緊急修正番号)
または,
UL48167(緊急修正番号)
日付処理で,DATE関数を使用しているユーザプログラムはPUF適用後,再リンケージが必要となります。
110 PL/I V10L30 PUFを適用後に,ユーザプログラムを再リンケージして下さい。
UL47720(緊急修正番号)
UL47721(緊急修正番号)
日付処理で,DATE関数を使用しているユーザプログラムはPUF適用後,再リンケージが必要となります。
111 PL/I V10L40 PTFアップまたはPUFを適用後に,ユーザプログラムを再リンケージして下さい。
L95031(一括修正番号)または
UL47718(緊急修正番号)
UL47719(緊急修正番号)
日付処理で,DATE関数を使用しているユーザプログラムはPTFアップまたはPUF適用後,再リンケージが必要となります。
また,DATETIME関数を使用することで,西暦4桁の処理が可能となります。
112 PLOP V10L10 PLOPの管理データセットの内容をモニタ印刷プログラム(KCLPRINT)で印刷した時, 2000年以降では日時が正しく出力されません。 担当営業または,SEにお問い合わせ下さい。
113 PLOP/X V10L10 PLOP/Xの管理データセットの内容をモニタ印刷プログラム(KCLPRINT)で印刷した時,2000年以降では日時が正しく出力されません。 PTFアップ後,PUFを適用して下さい。
C89091(一括修正番号)
AC94597(緊急修正番号)
114 RAID-AF V10L10 PDL/PDAのアレイディスク装置キャッシュ利用情況(G3レポート)の DEVICE BUSY RATIO(RANKビジー率)が,実際のビジー率と異なった値となることがあります。
西暦2000年及び2000年以降に,年を跨がって性能情報を採取した場合。
西暦2000年の2月29日から3月1日に跨がって性能情報を採取した場合。
適用PTFにより以下の緊急修正を適用して下さい。
C97061:AC25014(緊急修正番号)
DLIB:BC25014(緊急修正番号)
115 RDA-SV V10L20 SMFレコードを処理するプログラムでは,以下の影響があります。
1900年代と2000年代の識別ができません。
日付情報をパック形式からアンパック形式に変換する際に,日付情報の 先頭から変換処理を行なうと, 先頭1バイトの情報が0以外に変換されます。
以下のように,ユーザプログラムの修正して下さい。
SMFレコードを処理するプログラムで日付情報を処理している場合には, 付加情報の形式(CC=00およびC=0は1900年代,CC=01およびC=1は2000年代)を意識した処理に 変更して下さい。
116 RDBII V10L10 SMFレコードを処理するプログラムでは,以下の影響があります。
1900年代と2000年代の識別ができません。
日付情報をパック形式からアンパック形式に変換する際に,日付情報の先頭から 変換処理を行なうと,先頭1バイトの情報が0以外に変換されます。
PTFアップ後,ユーザプログラムを修正して下さい。
D92121(一括修正番号)
また,SMFレコードを処理するプログラムで日付情報を処理している場合には, 付加情報の形式(CC=00は1900年代,CC=01は2000年代) を意識した処理に変更して下さい。
2000年以降にRDB2 GUIDEのAIM課金統計情報出力機能で,TIME制御文を使用すると, TIME制御文がエラーとなる,あるいは情報があっても出力されません。
また,簡易アクセスプラン出力機能のタイトル日付が正しく出力されません。
RDB2 GUIDEは,ソ説とSEマニュアルに情報記載がある設計支援関連ツールです。
緊急修正を適用して下さい。
UD45359(緊急修正番号)
117 RACF V10L20
パスワードを最後に変更したのが1900年代である場合,パスワードの経過日数 の計算が正しく行われないため,不当なオペレーションが発生します (期限切れの現パスワードでログオン可能となるなど)。
ADDSDコマンドで2000年2月29日〜2000年12月31日に管理簿の登録をした場合, LISTDSDコマンドで管理票の情報を表示すると,2月29日以降が1日ずれます。 なお,2000年12月31日は,2000年12月32日となります。
2000年2月29日〜2000年12月31日に 登録または更新された以下の利用者情報および所属グループに関する日付デー タはLISTUSERコマンドで表示すると+1日ずれて表示されます。
利用者の登録日
パスワード更新最新日付
センター使用最新日付
グループ加入日
現用グループ使用最新日付
SEARCHコマンドのAGEオペランドの検索対象が1900年と2000年に跨がる場合, 正しく検索できません。
SSPP/SMF関連として,以下の影響があります。
(a) ADDUSERコマンド,または,ALTUSERコマンドのEXPDATEオペランドで, 2000年2月29日が指定できません。
(b) ADDGROUPコマンド,または,ALTGROUPコマンドで2000年1月1日〜 2000年12月31日の日付を設定した場合,LISTGRPコマンドで表示 できません。
(c) ADDUSER コマンド,またはALTUSER コマンドのEXPDATEオペラン ドで2000年3月1日〜2000年12月31日の日付を利用者の有効期限日 に設定した場合,1日早く有効期限切れとなります。
(d) SSPP/SMFを運用している場合,ユーザ識別名が,「TSSUSER」(標 準提供)の時,以下の有効期限切れのメッセージを出力してLOGON できません。(TSSUSER以外のユーザ識別名では,問題はありま せん)
・ KDU35342I LOGON REJECTED USER TSSUSER HAS EXPIRED.
SMFレコードを処理するプログラムでは,以下の影響があります。
(a) 1900年代と2000年代の識別ができません。
(b) 日付情報をパック形式からアンパック形式に変換する際に, 日付情報の先頭から変換処理を行なうと, 先頭1バイトの情報が0以外に変換されます。
DSCF関連として,以下の影響があります。
2000年2月29日〜2000年12月31日に利用者をDSCFに登録した場合に,以下の DSCFに関する日付データはLISTUSERコマンドでは+1日ずれて表示されます。
・利用者のDSCFへの登録日
パスワードを最後に変更したのが1900年代である場合,2000年1月1日以降に パスワードを更新して下さい。
ADDSDコマンドで2000年2月29日〜2000年12月31日に管理簿の登録をした場合, LISTDSDコマンドで管理票の情報を表示すると,2月29日以降が1日ずれことを 認識して運用を行なって下さい。
2000年2月29日〜2000年12月31日に登録または更新された以下の利用者情報お よび所属グループに関する日付データはLISTUSERコマンドでは+1日ずれて表 示されることを認識して運用してください。
利用者の登録日
パスワード更新最新日付
センター使用最新日付
グループ加入日
現用グループ使用最新日付
SEARCHコマンドのAGEオペランドの検索対象が1900年と2000年に跨がる場合, LISTDSDコマンドのPREFIX指定で管理票を検索して下さい。
SSPP/SMFへの影響に関しては,以下の対処を行って下さい。
(a) ADDUSERコマンド,または,ALTUSERコマンドのEXPDATEオペランドで 2000年2月29日を指定した場合,INVALID EXPIRATION-DATEメッセージが 出力され,EXPDATEの再入力要求がでるので,2月29日以外の日付を入力 して下さい。
(b) PTFアップ後、PUFを適用してください。
C88121(一括修正番号)
AC96777(緊急修正番号
(c) ADDUSER コマンド,またはALTUSER コマンドのEXPDATEオペランドで20 00年3月1日〜2000年12月30日の日付を利用者の有効期限日に設定する 場合は,1日多い日付を設定してください。2000年12月31日を利用者 の有効期限日に設定することはできません。この日の設定は避けるよ うにしてください。
(d) RACFのALTUSERコマンドでTSSUSERに対して有効期限日(EXPDATE(*)オ ペランド指定)を設定する(注),または,SSPP/SMFの初期化ジョブ・セ ッション設定パラメタ(SPUSER)にて,TSSUSERに対してNOUSERオペラン ドを設定してください。
注:TSSUSER以外にSPECIAL属性の利用者が必要となります.利用者が いない場合にはSSPP/SMFのオペレータコマンド(MODIFYプロシジャ名, NOUSER)で有効期限チェックを無効にしてTSSUSERでログオンしてから 行ってください。
SMFレコードを処理するプログラムで日付情報を処理している場合には, 付加情報の形式(CC=00は1900年代,CC=01は2000年代)を意識した処理に 変更して下さい。
DSCFへの影響に関しては,以下の対処をしてください。
2000年2月29日〜2000年12月31日に利用者をDSCFに登録した場合に,以下の DSCFに関する日付データはLISTUSERコマンドでは+1日ずれて表示されること を認識して運用してください。
・利用者のDSCFへの登録日
118 RACF V11L10
コマンドが2000年2月29日を閏年としていないため, 2000年3月1日として扱います。
SRコマンドのAGEオペランドの検索対象が1900年と2000年に跨がる場合, 正しく検索ができません。
レポートライタを使用して2000年以降のSMFレコードを監査できません。
最適化ユーティリティで1900年と2000年に範囲を対象とした場合, アクセス頻度の計算が正しくできません。このため,保護対象資源を検出するこ とができません。
SMFレコードを処理するプログラムでは,以下の影響があります。
(a) 1900年代と2000年代の識別ができません。
(b) 日付情報をパック形式からアンパック形式に変換する際に, 日付情報の先頭から変換処理を行なうと, 先頭1バイトの情報が0以外に 変換されます。
SSPP/SMF関連として,以下の影響があります。
SSPP/SMFを運用している場合,ユーザ識別名が, 「TSSUSER」(標準提供)の時,以下の有効期限切れのメッセージを出力し てLOGONできません。(TSSUSER以外のユーザ識別名では,問題ありません)
・ KDU35342I LOGON REJECTED USER TSSUSER HAS EXPIRED.
PTFアップ後,PUFを適用した後に,以下の作業を行ってください。
C91061(一括修正番号)
UC94591(緊急修正番号)
SMFレコードを処理するプログラムで日付情報を処理している場合には,付加 情報の形式(CC=00は1900年代,CC=01は2000年代)を意識した処理に変更して下 さい。
SSPP/SMFへの影響に関しては,以下のPUFを適用するか、または、回避方法の とおり作業を行ってください。
AC98258(緊急修正番号)(2000.3.6提供予定)
[回避方法]
RACFのALTUSERコマンドでTSSUSERに対して有効期限日(EXPDATE(*)オペランド 指定)を設定する(注).または,SSPP/SMFの初期化ジョブ・セッション設定パラ メタ(SPUSER)にて,TSSUSERに対してNOUSERオペランドを設定してください。
注:TSSUSER以外にSPECIAL属性の利用者が必要となります.利用者がいない場 合にはSSPP/SMFのオペレータコマンド(MODIFY プロシジャ名,NOUSER)で有効期 限チェックを無効にしてTSSUSERでログオンしてから行ってください。
119 SPEAKEZ IV V11L10
V11L20
2000年代のとき,関数YEARを実行すると,関数値として文字型のオブジェクトに 1900年代が通知されます。 担当営業または,SEにお問い合わせ下さい。
120 SSPP/OPF V10L10 当製品の機能は殆ど年月日,および曜日の指定をもとに処理するため, 当製品を使用できません。 PTFアップを行って下さい。
C96121(一括修正番号)
121 SSPP/SMF V10L10
V11L10
1900年代において,利用者,グループ,パスワード,および課金番号の有効期限として 2000年以降の日付を設定しても有効となりません(有効期限切れと見なされます)。
1900年代と2000年代に跨がったスペース課金が実施できません。
1900年代と2000年代のジョブが存在する場合,DSFにおいて最古のジョブが 出力されません。
BALTER,BPERMITコマンドを2000年に発行した場合,課金リストにコマンド 発行日付が正しく表示できません。
V12L10にV/Lアップ後,PTFアップを行って下さい。
C94091(一括修正番号)
122 SSPP/SMF V12L10
1900年代において,利用者,グループ,パスワード,および課金番号の有効期限 として2000年以降の日付を設定しても有効となりません(有効期限切れと見なされます)。
1900年代と2000年代に跨がったスペース課金が実施できません。
1900年代と2000年代のジョブが存在する場合,DSFにおいて最古のジョブが 出力されません。
BALTER,BPERMITコマンドを2000年に発行した場合,課金リストにコマンド 発行日付が正しく表示できません。
PTFアップを行って下さい。
C94091(一括修正番号)
なお,西暦下2桁の解釈が変更となります。西暦下2桁の値が00〜79の場合には, 2000年代を示します。
1900年代において,パスワードが有効期限エラーにならない場合があります。(一部削除)
PUFを適用して下さい。
AS51033(緊急修正番号)
123 STRACT V11L10 以下のコマンドで,1900年代と表示します。
-SHOW SCHEMAコマンド
-SHOW TEABLEコマンド
-SHOW CATEGORYコマンド
-プロジェクト管理コマンド
PTFアップを行って下さい。
L94121(一括修正番号)
データベース中の時間データは従来より,下2桁と4桁の扱いが可能ですが,2000年を 考慮して4桁への対応が必要です。西暦2桁(YY)を4桁にする場合,以下の対処が必要です (整数型)。
ALTER TABLEコマンドで時系列テーブルを一般テーブルに変更して下さい。
時系列キー項目に対してUPDATEして下さい(YY->YYYY)。
ALTER TABLEコマンドで一般テーブルを時系列テーブルに戻して下さい。
[文字型の場合は,COMPUTEコマンドで4桁に変更して下さい]
CLIST上の時間定数(コマンドのオペランド指定)を4桁に変更して下さい。
資源データ,カレンダデータ資産は,2桁で作成しているテーブルを, 4桁にしてテーブルを再作成して下さい。
124 STRACT/S V11L10 以下のコマンドでは,1900年代と表示されます。
-SHOW SCHEMAコマンド
-SHOW TEABLEコマンド
-SHOW CATEGORYコマンド
-プロジェクト管理コマンド
PTFアップを行って下さい。
L94121(一括修正番号)
データベース中の時間データは従来より,下2桁と4桁の扱いが可能ですが, 2000年を考慮して4桁への対応が必要。西暦2桁(YY)を4桁にする場合, 以下の対処が必(整数型)です。
ALTER TABLEコマンドで時系列テーブルを,一般テーブルに変更して下さい。
時系列キー項目に対してUPDATEして下さい(YY->YYYY)。
ALTER TABLEコマンドで一般テーブルを時系列テーブルに戻して下さい
[文字型の場合は,COMPUTEコマンドで4桁に変更して下さい]。
CLIST上の時間定数(コマンドのオペランド指定)を4桁に変更して下さい。
資源データ,カレンダデータ資産は,2桁で作成しているテーブルを,4桁にしてテーブルを 再作成して下さい。
125 TISP V11L10
V11L20
V20L10
SMFレコードを処理するプログラムでは,以下の影響があります。
1900年代と2000年代の識別ができません。
日付情報をパック形式からアンパック形式に変換する処理で,日付情報の先頭 から変換処理を行なうと,先頭1バイトの情報が0以外に変換されます。
以下のように,ユーザプログラムの修正して下さい。
SMFレコードを処理するプログラムで日付情報を処理している場合には,付加情報の形式 (CC=00は1900年代,CC=01は2000年代)を意識した処理に変更して下さい。
126 TRED V10L10
TRED V10L10と他製品で持っているインタフェース上に, 西暦下2桁を使用しており,2000年以降は動作しません。
障害情報検索で, 1900年代と2000年代に跨がって指定するとエラーになります。
2000年2月29日以降の日付が1日ずれます。 なお,2000年12月31日は,異常終了します。
V10L20にV/Lアップを行って下さい。
127 VMH V10L20
グラフの作成日付,および,基準軸目盛値の時系列指定を行った場合,1900年代と2000年代の 識別ができません。
2000年2月29日を,グラフ作成日付等の基軸にした場合,2月29日以降1日ずれます。
PTFアップを行って下さい。
L94091(一括修正番号)
なお,西暦下2桁の解釈が変更となります。
西暦下2桁の値が00〜88の場合には,2000年代を示します。
128 VTAM-G V10L20
V30L10
SMFレコードを入力処理する場合,日付情報の処理に以下の影響があります。
1900年代と2000年代の識別ができません。
日付情報をパック形式からアンパック形式に変換する処理で, 日付情報の先頭から変換処理すると, 先頭1バイトの情報が0以外に変換されます。
以下のように,ユーザプログラムの修正して下さい。
SMFレコードを処理するプログラムで日付情報を処理している場合には,付加情報の形式 (CC=00は1900年代,CC=01は2000年代)を意識した処理に変更して下さい。


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