本ページは公開が終了した情報の複製であり、掲載時点での情報です。本ページに記載されている内容について各所に問い合わせることはご遠慮下さい。
適用機種一覧に戻る

OSIV/F4 MSP製品におけるにおける製品別の対処方法(製品名:C〜F) (2000.2.4更新)

ここでは,OSIV/F4 MSPに提供されているAF-JESを含む製品で,2000年を迎えた時の発生事象と その対処方法について説明しています。


*1:対処方法が複数記述されている場合は,SEと相談して対処方法を選択して下さい。
表の中で記述されている語句は,各々以下の意味を持ちます。
PTF:一括修正
PUF:緊急修正

  : 99.08.20 修正・追加分
青字 : 99.09.23 修正・追加分
赤字 : 2000.2.4 修正・追加分


製品名 V/L 発生事象 対処方法*1
29 C-LANGUAGE V10L20
V10L21
V11L10
V12L10
V12L20
V12L30
西暦が4桁で通知されません。 以下のように,ユーザプログラムを修正して下さい。
strftime関数の%y変換と%変換を使用すると,年号の下2桁を通知します。
年号の4桁を通知してほしい場合は%Y変換に変更が必要です。
尚,%x変換において,setlocal関数により,日本国地域(Jp)又は空文字列を指定すれば,年号の4桁が通知されます。
30 CAPE/C V10L30
V10L40
V11L10
V11L20
V11L30
ユーザデータやアプリケーションを西暦4桁対応としてもカレンダ関数や チェック関数では1900年代の処理しかできないため,ユーザプログラムの動作時に 日付チェック処理で,2000年2月29日をチェックした時,本来は問題なしですが, 問題有りで通知してまいます。
その結果,ユーザプログラムに影響を与えます。
V11L40にV/Lアップ後,PTFアップを行って下さい。
L95081(一括修正番号)
31 CAPE/C V11L40 西暦下2桁で処理する場合は,境界値の設定をしないと,カレンダ関数や チェック関数の処理は1900年代として行われ,ユーザプログラムの動作時に 不都合がでる可能性があります。
カレンダ関数やチェック関数で西暦4桁を使用する場合に,”$形式2”の指定をしないと, これらの関数の処理は西暦下2桁として行われ,ユーザプログラムの動作時に 日付チェック処理で,2000年2月29日をチェックした時,本来は問題なしですが, 問題有りで通知します。
その結果,ユーザプログラムに影響を与えます。
PTFアップを行って下さい。
L95081(一括修正番号)
PTFアップ後,以下の対応を行って下さい。
カレンダ関数やチェック関数で西暦下2桁を使用する場合は,翻訳オプションFUNCYEARにより, 1900年代と2000年代の境界値を指定してリコンパイルを行って下さい。
例えば,西暦下2桁を1960年〜2059年に対応付ける場合はFUNCYEAR(60)を指定して 下さい。
西暦4桁を使用する場合は,カレンダ関数やチェック関数のオペランドに"$形式2" を指定して下さい。
[回避方法]
カレンダ関数およびチェック関数(%日付正常?)として,西暦4桁を指定するように プログラムを変更して下さい。
32 CJMS V10L10
V10L20
V11L10
ユーザ選択により,SMFレコードを作成し,そのSMFレコードを入力処理する場合, 日付情報の処理に以下の影響があります。
1900年代と2000年代の識別ができません。
日付情報をパック形式からアンパック形式に変換する処理で,日付情報の先頭 から変換処理を行なうと,先頭1バイトの情報が0以外に変換されます。
以下のように,ユーザプログラムを修正して下さい。
SMFレコードを処理するプログラムで日付情報を処理している場合には,付加情報の形式 (CC=00は1900年代,CC=01は2000年代)を意識した処理に変更して下さい。
33 COBOL85 V11L10
V11L11
V11L20
V12L10
1900年代と2000年代が正しく判断できません。 以下のように,ユーザプログラムを修正して下さい。
ACCEPT FROM DAYおよびACCEPT FROM DATE文では,西暦下2桁で通知しますので, 境界値(59)により判断するように,ユーザプログラムを修正して下さい。
34 COBOL85 V12L20 プログラム実行日付を,4桁で得られません 以下のように,ユーザプログラムを修正して下さい。
プログラム通知日付の4桁通知機能の提供
プログラム実行日付を4桁通知するために,FUNCTION CURRENT-DATE関数を, 新たに提供します。
ACCEPT FROM DAYおよびACCEPT FROM DATE文では,西暦下2桁で通知しますので, 境界値(59)により判断するように,ユーザプログラムを修正して下さい。
35 COMS-I V11L10
V12L10
以下のコマンドによる情報表示として,2000年代が含まれる時間範囲を 指定すると情報が表示されません。 DSPLNU,DSPCCP,DSPSESコマンド
リスト出力の日付が正しく表示されません。
担当営業または,SEにお問い合わせ下さい。
36 COMS-I V20L10
以下のコマンドによる情報表示として,2000年代が含まれる時間範囲を 指定すると情報が表示されません。 DSPLNU,DSPCCP,DSPSES,DSPHSF,DSPCPU,DSPMRYコマンド
リスト出力の日付が正しく表示されません。
COMS-I/NCLが2000年以降で起動できません。
収集ユーティリティ(CFU)で2000年代のデータが含まれている場合, 処理が完了しません,または,データが出力されません。
PTFアップ後,PUFを適用して下さい。
C94091(一括修正番号)
AC97566(緊急修正番号)
BC97566(緊急修正番号)
AC97677(緊急修正番号)
BC97677(緊急修正番号)
なお,&DATECONV関数では,西暦下2桁の値が00〜50は2000年代を示し, &DATECONV関数以外(入力コマンド,端末の日付表示を含む)では, 西暦下2桁の値が00〜69は2000年代を示します。
V20L10
V20L11
COMS-I/CFUのアラーム情報出力処理(リスト出力)で, 開始日時および終了日時に2000年代が指定されると,KCV741I(指定されたデータが存在しません)のメッセージが出力されます。 PUFを適用して下さい。
AC97534(緊急修正番号)
BC97534(緊急修正番号)
AC97566(緊急修正番号)
BC97566(緊急修正番号)
2000年代に収集したGTFト レースを使用し,性能レポートを出力すると,表示しているすべての日付の2000年代の部分が規則性のない不当な表示になります。 PUFを適用して下さい。
AC97677(緊急修正番号)
BC97677(緊急修正番号)
AC97672(緊急修正番号)
BC97672(緊急修正番号)
CC97672(緊急修正番号)
37 COMS-I/CM V20L10 ユーザ出口ルーチンでシステムが通知する日付フィールドを使用する場合に, 以下の影響があります。
1900年代と2000年代の識別ができません。
日付フィールドをパック形式からアンパック形式に変換する際に,日付フィールドの先頭から 変換処理を行なうと,先頭1バイトの情報が0以外に変換されます。
- 2000年代に収集した収集ファイルを使用し,収集ファイルユーティリティ(COMS-I/CFU)を 使用し,リアルタイムモニタ情報のデータを出力すると,日付の表示が規則性のない 不当な表示になります。
- DSPLNU,DSPMRY,DSPHSF,DSPCPUコマンドにおいて2000年代の終了日時をしているにも 関わらず,終了日時以降の時系列レポートが出力されます。
PTFアップ後,PUFを適用し,以下のように,ユーザプログラムを修正して下さい。
C94091(一括修正番号)
AC97676(緊急修正番号)
BC97676(緊急修正番号)
AC97671(緊急修正番号)
BC97671(緊急修正番号)
CC97671(緊急修正番号)
AC97537(緊急修正番号)
BC97537(緊急修正番号)
AC97533(緊急修正番号)
BC97533(緊急修正番号)
CC97533(緊急修正番号)
DC97533(緊急修正番号)
EC97533(緊急修正番号)
FC97533(緊急修正番号)
ユーザ出口ルーチンへ通知するデータ内の日付情報(CCyydddF)は,付加情報の形式であることを 意識する必要があります。
つまり,先頭1バイトが X'00'は1900年代,X'01'は2000年代として処理するようにプログラムを 変更して下さい。
収集ファイルユーティリティ(CFU)で,2000年代に拡張指定で収集したパケット課金情報(注)を 編集出力しようとすると,KCV741Iのメッセージが出力され,データが出力されません。
2000年代にパケット交換網のパケット課金情報処理出口ルーチン(KCVUEPAC)で処理した, 拡張指定で収集したパケット課金情報(注)の日付・時刻のフィールドが""01yydddF""と格納 されるところが,""00yydddF""となります。
従って,パケット課金情報を収集した日付が正しく判断出来ません。
(注) NCPノードセット定義のNET定義文,またはDTE定義文でPKTACNTオペランドにAUTO指定,またはパケット課金情報収集(MONPAC)コマンドをEXT(YES)指定して収集出来る情報。
適用PTFにより以下の緊急修正を適用して下さい。
C96041:AC97972(緊急修正番号)
C94061:BC97972(緊急修正番号)
38 COMS-I/CM V20L11 ユーザ出口ルーチンでシステムが通知する日付フィールドを使用する場合に, 以下の影響があります。
1900年代と2000年代の識別ができません。
日付フィールドをパック形式からアンパック形式に変換する際に,日付フィールドの先頭から 変換処理を行なうと,先頭1バイトの情報が0以外に変換されます。
- 2000年代に収集した収集ファイルを使用し,収集ファイルユーティリティ(COMS-I/CFU)を 使用し,リアルタイムモニタ情報のデータを出力すると,日付の表示が規則性のない 不当な表示になります。
- DSPLNU,DSPMRY,DSPHSF,DSPCPUコマンドにおいて2000年代の終了日時をしているにも 関わらず,終了日時以降の時系列レポートが出力されます。
PUF適用後,以下のように,ユーザプログラムを修正して下さい。
AC97676(緊急修正番号)
BC97676(緊急修正番号)
AC97671(緊急修正番号)
BC97671(緊急修正番号)
CC97671(緊急修正番号)
AC97537(緊急修正番号)
BC97537(緊急修正番号)
AC97533(緊急修正番号)
BC97533(緊急修正番号)
CC97533(緊急修正番号)
DC97533(緊急修正番号)
EC97533(緊急修正番号)
FC97533(緊急修正番号)
ユーザ出口ルーチンへ通知するデータ内の日付情報(CCyydddF)は,付加情報の形式であることを 意識する必要があります。つまり,先頭1バイトがX'00'は1900年代,X'01'は2000年代として 処理するように,プログラムを変更して下さい。
収集ファイルユーティリティ(CFU)で,2000年代に拡張指定で収集したパケット課金 情報(注)を編集出力しようとすると,KCV741Iのメッセージが出力され, データが出力されません。
2000年代にパケット交換網のパケット課金情報処理出口ルーチン(KCVUEPAC)で 処理した,拡張指定で収集したパケット課金情報(注)の日付・時刻のフィールドが ""01yydddF""と格納されるところが、""00yydddF""となります。
従って,パケット課金情報を収集した日付が正しく判断出来ません。
(注) NCPノードセット定義のNET定義文,またはDTE定義文で PKTACNTオペランドにAUTO指定,またはパケット課金情報収集(MONPAC)コマンドを EXT(YES)指定して収集出来る情報。
適用PTFにより,以下の緊急修正を適用して下さい。
C98061:AC97973(緊急修正番号)
C97031〜C97091:BC97973(緊急修正番号)
C96091:CC97973(緊急修正番号)
C96031:DC97973(緊急修正番号)
DLIB〜C95091:EC97973(緊急修正番号)
39 CORDEX V10L10
V10L20
V10L30
集配信通番(サイクル番号)のリセット処理が不当となります。
集配信履歴出力時の2000年代の日付を指定すると,1900年代の履歴のすべてが 出力されます。
V10L40にV/Lアップを行って下さい。
40 CORDEX V10L40
集配信通番(サイクル番号)のリセット処理が不当となります。
集配信履歴出力時の2000年代の日付を指定すると,1900年代の履歴のすべてが 出力されます。
PTFアップを行って下さい。
D96041(一括修正番号)
スケジュール情報定義,センタ情報定義にWEEKオペランドを設定した 自動スケジュールが正しくが起動しません。 PUFを適用して下さい。
AD45026(緊急修正番号)
メンテナンスユーティリティのスケジュール運用情報を印刷すると, ヘッダに出力される日付と曜日が,カレンダ通りに表示されません。 PUFを適用して下さい。
AD42907(緊急修正番号)
AD46042(緊急修正番号)
メンテナンスユーティリティの履歴情報印刷(PRINT命令のHISTORY,DATEオペランド指定)を行う時, 1900年代と2000年代の履歴情報がある場合,DATEオペランドに1900年代の日付を指定すると, 2000年代の履歴情報も合わせて印刷されます。
本来,指定された期日までの履歴情報が印刷されるが,それに加えて2000年代の履歴情報が全て 印刷されます。
適用PTFにより以下の緊急修正を適用して下さい。
D99051:AD46671(緊急修正番号)
D96041:BD46671(緊急修正番号)
(発生条件)
1900年代〜2000年代の履歴情報が存在する。かつ,
オンライン応用プログラムからDSPLOGコマンドが依頼された。かつ、
2000年代の履歴に対し継続要求が通知された場合。
上記条件の時に,オンライン応用プログラムから継続要求を指定したDSPLOGコマンドが発行されると 再度同じ結果をオンライン応用プログラムへ通知する場合があります。
オンライン応用プログラムからの継続要求に対し,通知済の情報と同じものを通知するため, オンライン応用プログラムとCORDEXとの間で会話が繰り返され,オンライン応用プログラムが 停止できません。
PTFアップ後,緊急修正を適用して下さい。
D96041〜D99051用
AD46871(緊急修正番号)
状態監視機能の実行結果一覧画面におけるコマンド/PFキーによる表示操作結果で以下のようになります.
BOTTOMコマンド,LOCATEコマンドを実行すると先頭画面が表示される.
最終画面からPF7キー(UPキー:前画面)を押下すると先頭画面が表示される.
適用PTFにより以下の緊急修正を適用してください。
D99051:AD47335(緊急修正番号)
D96041:BD47335(緊急修正番号)
41 CORDEX V12L10 メンテナンスユーティリティの履歴情報印刷(PRINT命令のHISTORY,DATEオペランド指定)を行う時, 1900年代と2000年代の履歴情報がある場合,DATEオペランドに1900年代の日付を指定すると, 2000年代の履歴情報も合わせて印刷されます。
本来,指定された期日までの履歴情報が印刷されるが,それに加えて2000年代の履歴情報が全て 印刷されます。
適用PTFにより以下の緊急修正を適用して下さい。
D99031:AD46669(緊急修正番号)
D98061:BD46669(緊急修正番号)
D96031〜D97011:CD46669(緊急修正番号)
(発生条件)
1900年代〜2000年代の履歴情報が存在する。かつ,
オンライン応用プログラムからDSPLOGコマンドが依頼された。かつ、
2000年代の履歴に対し継続要求が通知された場合。
上記条件の時に,オンライン応用プログラムから継続要求を指定したDSPLOGコマンドが発行されると 再度同じ結果をオンライン応用プログラムへ通知する場合があります。
オンライン応用プログラムからの継続要求に対し,通知済の情報と同じものを通知するため, オンライン応用プログラムとCORDEXとの間で会話が繰り返され,オンライン応用プログラムが 停止できません。
PTFアップ後,緊急修正を適用して下さい。
D96031〜D99031用
AD46870(緊急修正番号)
状態監視機能の実行結果一覧画面におけるコマンド/PFキーによる表示操作結果で以下のようになります.
BOTTOMコマンド,LOCATEコマンドを実行すると先頭画面が表示される.
最終画面からPF7キー(UPキー:前画面)を押下すると先頭画面が表示される.
適用PTFにより以下の緊急修正を適用してください。
D99031:AD47333(緊急修正番号)
D98061:BD47333(緊急修正番号)
D96031〜D97011:CD47333(緊急修正番号)
42 DB-AGENCY V10L10 印刷機能で出力されたリストの日付が常に1900年代となります。 PTFアップ後,PUFを適用して下さい。
L95051(一括修正番号)
AL47977(緊急修正番号)
管理情報(定義付帯情報)である表の有効期限が,閏年以外の年でも2月29日となります.
[発生条件]

(1) 表の管理情報として,複写サイクルを指定している,かつ
(2) (1)の表に対し,データ入力操作(ファイル入力操作),データ複写操作,データ抽出操作のいずれかを実行する,かつ
(3) (2)を実行した日付に,(1)で指定した複写サイクル(日数)を加えた結果の日付が,閏年の翌年の3月1日となる場合.
[回避方法]
表の定義情報変更機能で有効期限を変更してください。
有効期限は表の管理者のための管理付帯情報(コメント相当で自由に設定できる情報)であり,データベースのデータには影響ありません.
43 DCPM V10L10
V10L20
1999年以降のDCPMによるバッチ運用が不可能となります。 担当営業または,SEにお問い合わせ下さい。
44 DCPM V11L10 担当営業または,SEにお問い合わせ下さい。
45 DM/EDF V10L20
VSAMカタログ配下のデータセットに対して,2000年以降の満了日付の設定が できません(西暦下2桁指定の場合,無条件に1900年代とみなします)。 したがって,2000年以降の満了日付の運用ができません。
2000年以降になると,VSAMカタログ配下/EDF カタログ配下を問わず, すべてのデータセットの作成日付が不当になります。VSAMカタログ配下の データセットの場合には,満了日付も不当になります。したがって, 日付に関する運用ができません。
SMFレコードを処理するプログラムやカタログ内の日付情報をSVC26により 取り出しているプログラムは,処理結果が異常となったり, 異常終了します。
2000年対応システムとカタログを共用すると,2000年以降の満了日付を持つ データセットに対する処理が不当になります。
2000年対応システムでEXPORTしたポータブルデータセットを使用してIMPORT すると,データセットの日付情報が不当になります。
PTFアップを行って下さい。
C96061(一括修正番号)
PTFアップ後,以下の対処を行って下さい。
VSAMカタログ配下のデータセットに対してKQCAMSコマンド(ALTER,DEFINE) の保存期限(TO パラメタ)で2000年以降を指定することができます。この時, 西暦下2桁の指定を行った場合には,西暦下2桁の解釈が変更となります (西暦下2桁の値が,00〜59は2000年代を示します)。
VSAMカタログ配下のデータセットに対してKQCAMSコマンド(ALTER,DEFINE) の保存期間(FORパラメタ)の解釈が変更になり,2000年以降を指定すること ができます。
SMFレコードを処理するプログラムで日付情報を処理している場合, 付加情報の形式(CC=00は1900年代,CC=01は2000年代)を意識した処理に 変更して下さい。
LISTCATコマンドの出力情報を入力しているプログラムで作成日と満了日を 処理している場合には,日付情報として西暦4桁に変更して下さい (カラム位置の変更あります)。 ※
カタログ内の作成日付,または,満了日付をSVC26により取り出している プログラムは,日付情報が3バイト形式(X'yydddF')で返却される場合と 4バイト形式(X'yyyydddF')で返却される場合の両方があることを考慮する 処理を追加して下さい。なお,返却される形式については日付の返却情報長 (3のときは,3バイト形式を示す)で識別して下さい。 ※
日付情報が3バイト形式(X'yydddF'。yyは西暦下2桁を示します) で返却された場合,yyが X'59'以下では2000年代を示し,yyが X'60'以上では 1900年代を示します。
EDFカタログ配下のデータセットに対してKQCAMSコマンド(ALTER,DEFINE)の TOパラメタ,および,FORパラメタにより2000年以降の満了日付が 指定できます。 ※
EXPORT媒体に非互換があるため,注意が必要です。
※) PTF C90111(EDFカタログ配下のデータセットの満了日付提供) を適用している時点で必要となった対処です。
46 DM/IDS V10L10
V10L20
リスト上の日付出力として,2000年2月29日〜2000年12月31日の日付が 1日ずれます。
2000年を超える満了日付をもつデータセットの選択ができません。
担当営業または,SEにお問い合わせ下さい。
47 DMPR V10L10 リスト上の日付出力として,2000年2月29日〜2000年12月31日の 日付が1日ずれます。 担当営業または,SEにお問い合わせ下さい。
48 DOCMATE V10L20 日付を指定した検索処理で,1900年代と2000年代に跨がっ て指定をするとエラーとなります。 [回避方法]
日付を指定した検索処理では,1900年代と2000年代に跨った範囲を指定しないで下さい。
1900年代と2000年代は,分けて行なって下さい。
49 DOCMATE V20L10 日付を指定した検索処理で,1900年代と2000年代に跨がった指定をすると エラーとなります。 PTFアップ後,PUFを適用して下さい。
L93031(一括修正番号)
UL47962(緊急修正番号)
UL47961(緊急修正番号)
[回避方法]
日付を指定した検索処理では,1900年代と2000年代に跨がった範囲を指定しないで 下さい。
1900年代と2000年代は,分けて行なって下さい。
50 DRMS V10L10
V10L20
V11L10
V20L10
a) 基本ユーティリティのSNDRSC制御文,SNDFIX制御文でAPPLYID=2(後刻適用) を指定した場合,適用日時の指定が正しく処理されません。
b) M-M間でMシリーズのシステム修正データを運用(登録・配付)する場合, 2000年以降に出荷されるPTF,PUFを扱うことができません。
c) PCのリモメンを行う運用でメンテナンスグループによる管理を行う場合, 運転開始日時の指定が正しく処理されません。
なお,メンテナンスグループ機能はV11L10以降での提供される機能です。
d) 対話機能によるメンテナンスグループ状態チェックで,運用中の世代が正しく 検索できなません。
なお,対話機能はV20L10以降で提供される機能です。
V21L10にV/Lアップを行って下さい。
V21L10 資源配付のスケジュールが正常に動作しません。 PTFアップ後,PUFを適用して下さい。
L95111(一括修正番号)
UL57211(緊急修正番号)
51 DSM V11L10
V11L20
V11L21
V11L30
2000年代以降の日付が1900年代として処理されます。 V12L10にV/Lアップを行って下さい。
V11L21
V11L30
2000年代に配信日時パラメタに1900年代の日付を指定すると, 発信メール管理台帳にゴミが入いります。 V12L10以降にV/Lアップ後,PTFアップを行い,PUFを適用して下さい。
V12L10にV/Lアップし、L95071にPTFアップ:UL46718(緊急修正番号)
V12L20にV/Lアップ:UL46773(緊急修正番号)
V12L30にV/Lアップし,L97121にPTFアップ:UL58795(緊急修正番号)
V12L10
V12L20
V12L30
システム環境パラメタにPTIMEまたはETIMEオペランドを指定している場合,他系へのメールが不達となります。 各々のV/Lにより,以下の修正を適用して下さい。
[V12L10]
L95071以降(一括修正番号)
UL46718(緊急修正番号)
[V12L20]
UL46773(緊急修正番号)
[V12L30] L97121(一括修正番号)
2000年代に配信日時パラメタに1900年代の日付を指定すると,発信メール管理台帳にゴミが入いります。 各々のV/Lにより,以下の修正を適用して下さい。
[V12L10]
L95071(一括修正番号)
UL46718(緊急修正番号)
[V12L20]
UL46773(緊急修正番号)
[V12L30]
L97121(一括修正番号)
UL58795(緊急修正番号)
2000年以降,CRTINXで日付項目を対象としたインデックスファイルを作成した保管庫のオブジェクト をDLTCABで削除すると保管庫が異常状態となります。
また,2000年代の日付をキーとしてオブジェクトを検索できません。
各々のV/Lにより,以下の修正を適用して下さい。
[V12L10]
L95071(一括修正番号)
AL58863(緊急修正番号)
[V12L20]
AL58864(緊急修正番号)
[V12L30]
L97121(一括修正番号)
AL58865(緊急修正番号)
52 DSM/CS V10L10
V10L30
2000年代以降の日付が1900年代として処理されます。 担当営業または,SEにお問い合わせ下さい。
53 DSM/IS V10L10
V10L30
担当営業または,SEにお問い合わせ下さい。
54 DTS V10L10
V10L11
V11L10
V11L20
2000年代でログ情報印刷ユーティリティを実行すると制御文のシンタックスエラーとなり印刷が出来なせん。 各々のV/LでPUFを適用して下さい。
[V10L10]
AL58851(緊急修正番号
BL58851(緊急修正番号)
CL58851(緊急修正番号)
DL58851(緊急修正番号)
[V10L11]
AL58850(緊急修正番号)
[V11L10]
AL58849(緊急修正番号)
BL58849(緊急修正番号)
[V11L20]
AL58848(緊急修正番号)
55 ECS V10L10 2000年代では以下の機能が使用できません。
メッセージ検索機能
メッセージ編集,リスト出力機能
メッセージ編集リストユーティリティ機能
PTFアップを行って下さい。
C96121(一括修正番号)
56 ELF V10L10
V10L20
文書の退避/復元処理で対象文書の日付を指定する場合,以下の影響があります。
2000年代に登録した文書は00年〜となり1900年代と同様に扱われます。 したがって,99年〜00年のような範囲の日付を指定できません。
[回避方法]
文書の退避/復元処理で,文書の日付を使用した範囲指定を行う場合は,1900年代と 2000年代に跨がった範囲を指定しないで下さい。
1900年代と2000年代は,分けて行なって下さい。
57 EX-JES/MAS V10L10
JESコマンドで日付を指定した操作ができません。
JESスプール退避・復元機能で日付を指定した操作ができません。
JESが表示するメッセージで2000年から2009年まで先頭1文字がブランクで 表示されます。
JESが出力するSMFレコードで日付データとして2000年代を 通知することができません。
PTFアップ後,PUFを適用して下さい。
C92091(一括修正番号)
AC23943(応急修正番号)
PTFアップ,かつ,PUF適用後,以下の対処を行って下さい。
JESEXIT-170 出口ルーチンに渡る日付情報を処理している場合は, 付加情報の形式(CC=00は1900年代,CC=01は2000年代)を意識した処理に 変更して下さい。
SMFレコードの日付情報を処理している場合は,付加情報の形式 (CC=00は1900年代,CC=01は2000年代)を意識した処理に変更して下さい。
58 FAIRS-I V10L10
V10L20
V10L30
システム統計・会計とデータベース統計・会計の情報が1900年代から2000年代 に跨がって採取された場合,その結果の出力ができません。
例) SYSACCTコマンド,SYSSTATコマンド,DBACCTコマンド,および, DBSTATコマンドのDATEオペランドに日付の範囲として, 『991201:000131』を指定するとエラーとなります。
2000年2月29日が2000年3月1日となります。
V11L10にV/Lアップ後,PTFアップを行い,PUF適用して下さい。
L93091(一括修正番号)
AL46380(緊急修正番号)
59 FAIRS-I V10L40 PTFアップ後,PUFを適用して下さい。
L90111(一括修正番号)
AL46702(緊急修正番号)
システム統計・会計とデータベース統計・会計の情報を採取する場合には, 1900年代から2000年代に跨がった日付を指定しないで下さい。なお,2000年2月29日が 誤った結果となる影響を回避するために,PUFを適用して下さい。
60 FAIRS-I V11L10 PTFアップ後,PUFを適用して下さい。
L93091(一括修正番号)
AL46380(緊急修正番号)
61 FAIRS-II V10L30 データ転送コマンド(IMPORTコマンド)を2000年以降に実行すると エラーが発生して転送が出来ません。(一部データが抜けます) PUFを適用して下さい。
AL31101(緊急修正番号)
62 FORTRAN77 V10L20 翻訳リストに出力される日付で2000年以降の閏年の2月29日〜12月31日の日付が 1日ずれます(翌日の日付)。
なお、12月31日は、12月32日と出力されます。
V10L31にV/Lアップ後,PTFアップを行い,PUFを適用して下さい。
L91031(一括修正番号)
AL47694(緊急修正番号)
AL47733(緊急修正番号)
1900年代と2000年代を正しく判断できません。 以下のように,ユーザプログラムを修正して下さい。
言語仕様(DATEサービスサブルーチン)の年号,およびソースリスト上の年号で, 1900年代と2000年代を区別する場合は,返却値が00〜59までを 2000年代、60〜99までを1900年代と意識するようにして下さい。
63 FORTRAN77 V10L31 翻訳リストに出力される日付で2000年以降の閏年の2月29日〜12月31日の日付が 1日ずれます(翌日の日付)。
なお、12月31日は、12月32日と出力されます。
PTFアップ後,PUFを適用して下さい。
L91031(一括修正番号)
AL47694(緊急修正番号)
AL47733(緊急修正番号)
1900年代と2000年代を正しく判断できません。 以下のように,ユーザプログラムを修正して下さい。
言語仕様(DATEサービスサブルーチン)の年号,およびソースリスト上の年号で, 1900年代と2000年代を区別する場合は,返却値が00〜59までを 2000年代、60〜99までを1900年代と意識するようにして下さい。
64 FORTRAN77/EX V10L10
V11L10
1900年代と2000年代を正しく判断できません。 V12L10にVupして下さい。
V12L10 以下のように,ユーザプログラムを修正して下さい。
言語仕様(DATEサービスサブルーチン)の年号,およびソースリスト上の年号で,1900年代と 2000年代を区別する場合は,返却値が00〜59までを2000年代、 60〜99までを1900年代と意識するようにして下さい。
2000年以降の日付に対するDATIM,DATIMXサービスサブルーチンの返却値が 1900年代で返却されます。 PUFを適用後、再結合編集を行って下さい。
AL37642(緊急修正番号)
AL37643(緊急修正番号)
65 FORTRAN77/FAST V10L10 翻訳リストに出力される日付で,2000年以降の閏年の2月29日〜12月31日の日付が 1日ずれます(翌日の日付)。
なお、12月31日は、12月32日と出力されます。
PTFアップ後,PUFを適用して下さい。
L88051(一括修正番号)
AL35269(緊急修正番号)
AL35270(緊急修正番号)
1900年代と2000年代を正しく判断できません。 以下のように,ユーザプログラムを修正して下さい。
言語仕様(DATEサービスサブルーチン)の年号,および ソースリスト上の年号で,1900年代と2000年代を区別する場合は,返却値が00〜59までを 2000年代,60〜99までを1900年代と意識するようにして下さい。
66 FORTRAN90 V10L10 2000年以降の日付に対するDATIM,DATIMXサービスサブルーチンの返却値が 1900年代で返却されます。 PUFを適用後,再結合編集を行って下さい。
AL37641(緊急修正番号)
1900年代と2000年代を正しく判断できません。 以下のように,ユーザプログラムを修正して下さい。
言語仕様(DATEサービスサブルーチン)の年号,および ソースリスト上の年号で,1900年代と 2000年代を区別する場合は,返却値が00〜59までを 2000年代、60〜99までを1900年代と意識するようにして下さい。
日付を受け取る時,西暦4桁で受け取る場合,DATEサービスサブ ルーチンではなく,DATE_AND_TIMEサブルーチンを使用するように,ユーザプログラムを 修正して下さい。
67 F3800RMS V10L10 V10L20 管理情報の登録,検索,および,削除処理は日付をキーとして処理 (例えば,検索処理では日付により管理情報をソートする)するため, 2000年以降は正しい処理ができません。 担当営業または,SEにお問い合わせ下さい。


適用機種一覧に戻る inserted by FC2 system