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[SDK16] Windows デバッグカーネルで"AUX に書き込めません"が表示される
この資料は以下の製品について記述したものです。
- Microsoft(R) Visual C++(TM) Development System Standard Edition for Windows(R) Version 1.0 (以下 Visual C++ 1.0)
- Microsoft(R) Visual C++(TM) Development System Professional Edition for Windows(R) Version 1.0 (以下 Visual C++ 1.0)
- Microsoft(R) Visual C++(TM) Development System for Windows(R) Version 1.5 (以下 Visual C++ 1.5)
- Microsoft(R) Windows(R) Software Development Kit Version 3.1 (以下 Windows SDK 3.1)
概要
この資料は、Windows デバッグカーネルで、起動時、「AUXに書き込めません」というメッセージが表示される場合の対処について説明したものです。
詳細
デバッグ バージョンのWindowsでは、デフォルトのデバッグ情報の出力先として COM1 ポートが指定されています。そのため、デバッグ情報の出力先を、変更しない限り前記のエラーが Windows 起動時に発生してしまいます。 COM1 を他で使用する場合など、デバッグ情報の出力先をディスク上に変更するときは、 Windows の SYSTEM.INIファイルの [debug] セクションに次の行を追加して、デバッグ出力をリダイレクトしてください。
OutputTo=C:\ABC.TXT
ABC.TXTの部分は、出力をリダイレクトする有効なファイル名またはデバイス名 (COM2、NUL、LPT1など:PC-98版ではNUL、PRNなど)に適宜置き換えてください。 NULを使った場合、デバッグ バージョンのWindowsから、デバッグ情報がいずれのデバイスにも書き込まれないようになります。
(この情報は、Windows SDK 3.1 の README.WRI にも掲載されています)
この場合には、Visual C++ をお持ちの方は、DBWinを使ってデバッグ情報を表示させることができます。
その他
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