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サポート技術情報

オブジェクトをダイアログボックスに貼り付ける方法

文書番号: 410616

最終更新日: 1998/02/05


この資料は以下の製品について記述したものです。


この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP410616


概要

Excel 4.0 ではオブジェクトをカスタムダイアログボックスに取り込むこと
が可能です。この機能により文字フォントのサイズや色を変更することも可
能になります。たとえば以下のようなカスタムダイアログボックスを簡単に
作成できます。
[GRAPHIC: ]

作成方法

ダイアログボックス内の "人の走る絵" 、"陸上大会" の文字、"出場者" の 文字はそれぞれオブジェクトです。
  1. ダイアログエディタを起動します。
  2. アイテムを貼り付けます。 [アイテム] - [ボタン] コマンドより画像オプションボタンを選択します。 "人の走る絵"、"陸上大会"、"出場者" の順に 3 つ画像ボタンを貼り付け ます。 [GRAPHIC: ]
    [アイテム] - [編集ボックス] コマンドより、文字オプションボタンを選 択します。 [アイテム] - [ボタン] コマンドより、了解オプションボタンを選択しま す。 [アイテム] - [ボタン] コマンドより、取消オプションボタンを選択しま す。
  3. 貼り付けられたアイテムの大きさ、位置を編集します。 [GRAPHIC: ]
  4. [編集] - [ダイアログボックス選択] コマンドを選択します。 [編集] - [複写] コマンドを選択します。
  5. Excel 4.0 を起動し、マクロシートを新規にオープンします。
  6. マクロシートの B1 のセルをアクティブにし (クリックする) 、[編集] - [貼り付け] コマンドを実行します。 貼り付けられた B1:H7 にあらかじめ名前を定義します。[式] - [名前定 義] コマンドを選択し、ここでは BOX という名前を定義します。 [GRAPHIC: ]
    [GRAPHIC: ]
  7. アイテム番号の 23 は画像を表し、そのまま使用すると <了解> や <取消> のようにボタンとしてオブジェクトを扱うことになります。通常に選択の できないグラフィックスとして表示する場合は、アイテム番号を 23 から 223 に変更します。B2、B3、B4 を 23 から 223 へ変更します。 ※アイテム番号の詳細はマニュアル『機能事典 (マクロ編) 』 57 ページを 参照してください。 G1 のセルにダイアログボックスの Window タイトルを <年間行事> と入 力します。
  8. マクロシート内に "人の走る絵"、"陸上大会"、"出場者" のオブジェクト を作成します。ここの例はそれぞれ次のように作成しています。
    • "人の走る絵" Microsoft(R) Word for Windows(TM) Version 1.2A 添付のクリップア ート集を利用 (注 1) Word for Windows を所有していない方は...
    • "陸上大会" Excel 4.0 のテキストボタンツールで作成後、フォントのサイズ、色 を変更します。
    • "出場者" (注 1) Windows に添付の「ペイントブラシ」などを利用し、絵を作成後、 [複写] - [貼り付け] コマンドで Excel 4.0 のマクロシートに貼り付け ます。 [GRAPHIC: ]
  9. マクロシート内に貼り付けられたオブジェクトにはそれぞれ Picture 1、 Text 2 などの識別のための番号が付けられています。オブジェクトを選 択したときに数式バーの参照領域の箇所に表示される名前がそのオブジェ クトに与えられた識別子です。 その識別子をマクロシート内の G2、G3、G4 へ入力します。G2 に入力さ れている <画像> を <Picture 1> に、G3 に入力されている <画像> を <Text 2> へ、G4 に入力されている <画像> を <Text 3> へ変更します。 [GRAPHIC: ]
  10. ダイアログエディタを表示するマクロ文を作成します。 ※ DIALOG.BOX 関数については、マニュアル『機能事典 (マクロ編) 』 217 ページを参照してください。 [GRAPHIC: ]
    引数の BOX はあらかじめ定義をしておいた名前です。
  11. このマクロを実行すると下記のようになります。 [GRAPHIC: ]

Keywords: KB410616
Technology: kbExcelSearch kbExcelWinSearch

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