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サポート技術情報

Macintosh、 Windows 版とのデータ交換

文書番号: 410551

最終更新日: 2004/02/13


この資料は以下の製品について記述したものです。


概要

Microsoft(R) Excel Version 4.0 (以下 Excel 4.0) はマルチプラットフォームで
使用することができ、Macintosh 版、Windows 版の製品でデータファイルのバイナ
リーレベルでの互換性があります。従って、両製品の相互方向でデータの利用が
可能となります。ここでは、Excel 4.0 に関してその方法を記述いたしましたが、
Microsoft(R) Excel for the Macintosh(R) Version 2.2 (以下 Macintosh 版
Excel 2.2) や Microsoft(R) Excel for Windows(TM) Version 2.1 (以下 Windows 版 Excel 2.1)、Microsoft(R) Excel for Windows(TM) Version 3.1 (以下 Windows 版
Excel 3.1) においてもデータを利用することができます。

Macintosh へのデータ変換

Macintosh 版 Excel 4.0、Windows 版 Excel 4.0 でデータ交換を行う場合には、
Macintosh のシステムプログラムに添付されています Apple File Exchange を
使用して変換します。従って、このユーティリティプログラムがサポートしている
フロッピーディスクフォーマット、ファイル名等を考慮する必要があります。
なお、Macintosh のフロッピーディスクドライブは、3.5 インチ SuperHD
(Apple FDHD) が装備されている機種を使用します。

ディスクフォーマット

Apple File Exchange では、3.5 インチ 1.44MB 720KB の MS-DOS ディスクフォー
マットを読むことができます。お使いの MS-DOS マシンが IBM-PC 互換機種や AX
マシンを使用しているならば 3.5 インチ 1.44MB のフロッピーディスクを、
それ以外の MS-DOS マシンであれば 3.5 インチ 720KB のフロッピーディスクを
使用します。また使用するフロッピーディスクは、MS-DOS マシンの方で前もって
初期化をしておいた方がよいでしょう。

ファイル名規約

Macintosh のファイル名は、半角文字で 15 文字 (漢字 Talk リリース 7.1
(以下 漢字 Talk 7) では 31 文字) 使用でき、MS-DOS で使用されている FAT
フォーマットでは、半角文字 8 文字と拡張子として 3 文字が使用できます。
ファイル変換時のファイル名欠落を防ぐためにも MS-DOS のファイル名の規約を
使用します。

Windows 版 Excel 4.0 から Macintosh 版 Excel 4.0 への変換

  1. MS-DOS マシン上で Windows 版 Excel 4.0 上で作成したファイルを標準形式で フロッピーディスクで保管するために、[ファイル (F)] - [新規保管 (A)] コマンドを実行します。
  2. 以下のダイアログボックスが表示されますので、[ファイル形式 (T)] - [リスト ボックス] から標準形式が選択されていることを確認して <了解> ボタンを クリックします。Macintosh 版 Excel 2.2 に読み込む場合には、Excel 2.1 形式を選択します。
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  3. Macintosh 上で Apple File Exchange を起動するために、以下のアイコンを ダブルクリックします。Apple File Exchange が起動した後でフロッピー ドライブにデータファイルを保管したフロッピーディスクをいれます。
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  4. 以下のダイアログボックスが表示されますので <ドライブ> ボタンをクリック して左側のファイルリストに変換元 (MS-DOS フォーマットのフロッピーディ スク) のファイル名を、左側のファイルリストに変換先 (Macintosh ハードディ スク等) になるようにします。変換するデータファイルをマウスでクリックして 選択します。
    [GRAPHIC: ]
  5. メニューバーにある [MS-DOS=>Mac] メニューをクリックすると以下のメニュ ーが表示されますので必ず"デフォルト変換"以外の項目にチェックが入って いないか確認をします。チェックが入っている項目があればマウスで選択す ることでチェックを消します。
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  6. <変換> ボタンをクリックすると、ファイルの変換が開始され変換先の Macintosh ハードディスク上にファイルが作成されます。Apple File Exchange に関しての詳細な操作方法は Macintosh に添付されているマニ ュアルをご覧ください。
  7. Macintosh 版 Excel 4.0 を起動して [ファイル] - [開く...] コマンドで変換 されたデータファイルを指定して読み込むとファイル形式を自動判別して読み 込みます。

Macintosh 版 Excel 4.0 から Windows 版 Excel 4.0 への変換

  1. Macintosh 版 Excel 4.0 上で作成したファイルを標準形式でフロッピー ディスクで保管するために、[ファイル] - [新規保管...] コマンドを実 行します。
  2. 以下のダイアログボックスが表示されますので、<オプション> ボタンを クリックして保管オプションの設定ダイアログボックスを表示します。フ ァイル形式リストボックスから標準形式が選択されていることを確認して <OK> ボタンをクリックします。Windows 版 Excel 3.1、Windows 版 Excel 2.1 に読み込む場合には、Excel 3.1/Excel 2.2 形式を選択します。
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  3. Apple File Exchange を起動するために、以下のアイコンをダブルクリックし ます。Apple File Exchange が起動した後でフロッピードライブにデータ ファイルを保管したフロッピーディスクをいれます。 [GRAPHIC: ]
  4. 以下のダイアログボックスが表示されますので <ドライブ> ボタンを押して 左側のファイルリストに変換元 (Macintosh のハードディスク等) のファイル名 を、右側のファイルリストに変換先 (MS-DOS フォーマットのフロッピーディ スク) になるようにします。変換するデータファイルをマウスでクリックして 選択します。
    [GRAPHIC: ]
  5. メニューバーにある [Mac => MS-DOS] メニューをクリックすると以下のメニ ューが表示されますので必ず " デフォルト変換 " 以外の項目にチェックが 入っていないか確認をします。チェックが入っている項目があればマウスで 選択することでチェックを消します。
    [GRAPHIC: ]
  6. <変換> ボタンをクリックすると、ファイルの変換が開始され変換先の Macintosh ハードディスク上にファイルが作成されます。Apple File Exchange に関しての詳細な操作方法は Macintosh に添付されている マニュアルをご覧ください。
  7. Windows 版 Excel 4.0 を起動して [ファイル (F)] - [オープン (O)] コマン ドで変換されたデータファイルを指定して読み込むとファイル形式を自動判別 して読み込みます。

Keywords: KB410551
Technology: kbExcelMacsearch kbExcelSearch kbExcelWinSearch kbHWMAC kbOSMAC

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