文書番号: 410480
最終更新日: 1998/02/03
この資料は以下の製品について記述したものです。
- Microsoft Excel for Windows Version 3.1 3.0
この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP410480
概要
この資料は、ALERT 関数について説明したものです。
マニュアル - 『機能事典(マクロ編)』 P115
ALERT 関数とは?
ダイアログボックスを表示させます。ボタンが選択されるまでマクロの実行を
停止します。
手順
=ALERT([メッセージ][,形式番号])
[ ] 内は省略できます。
-
メッセージ
ダイアログボックスに表示される文字列をダブルクォーテーション (")
で囲んで指定します。
-
形式番号
表示するダイアログボックスの種類を 1,2,3 で指定します。省略すると 2 の
形式になります。それぞれの表示形式は、以下のとおりです。
概要
ALERT 関数の 1 番の形式はボタンが <了解><取消> と 2 つついています。マ
クロ実行中に <了解> ボタンを選択すると、ALERT 関数は TRUE を返し、<取
消> ボタンを選択すると FALSE を返します。これを利用して ALERT 関数の返
す値によりマクロの処理を分岐させることができます。
たとえば
マクロで印刷をかける前に ALERT 関数にて確認をさせます。形式番号は 1 を
指定し [了解] ボタンが選択されたときに印刷が実行され、[取消] ボタンが選
択されたときは "マクロ終了" のダイアログを表示させた後、マクロを終了しま
す。
マクロを実行すると次のようなダイアログが表示されます。
[了解] ボタンを選択すると、印刷のコマンド (PRINT) が実行され、[取消] ボ
タンが選択されると、終了と定義されたマクロに実行が移ります。[取消] ボタ
ンを選択した場合は次のようなダイアログが表示されます。
Keywords: KB410480
Technology: kbExcel300 kbExcelSearch kbExcelWinSearch