[WD]インデントの変更方法

現象

Word 6.0 では、インデントを設定することにより段落ごとに書き出し位置や行の折り返し位置を変更できます。ここでは、比較的よく使用されるインデントの設定手順を具体的なサンプル例でご紹介します。

左右インデント、最初の行のインデントの変更方法

各段落の 1 行目の書き出し位置は 20mm、2 行目以降を 10mm、それにあわせて
行の折り返し位置も右余白から 20mm に設定します。

マウスを使った操作手順

1. インデントを変更したい段落にカーソルを置くか、複数の段落を 1 度に変更 したい場合は選択をします。
2. インデント マーカーをドラッグし 10mm の位置に設定します。
3. 最初の行インデント マーカーをドラッグし、20mm の位置に設定します。
4. 右インデント マーカーをドラッグし 130mm (この場合右余白の位置が 150mm なので、150 - 20 = 130) に設定します。

[書式] - [段落] コマンドを使った操作手順

1. インデントを変更したい段落にカーソルを置くか、複数の段落を 1 度に 変更したい場合は選択をします。
2. [書式] - [段落] コマンドを選択します。[段落] ダイアログ ボックスが 表示されたら、[インデント/行間隔] パネルを選択します。
3. [インデント] グループ ボックス内の [左のインデント幅] テキスト ボッ クスに 10mm を選択または入力します。[右のインデント幅] テキスト ボッ クスに 20mm を選択または入力します。[特定の箇所のインデント] ドロップ ダウン リストから“最初の行”を選択し、[幅] テキスト ボックスに 10mm を選択または入力します。
   
4. <OK> ボタンを選択します。

ぶら下げインデントの設定方法

マウスを使った操作手順

1. インデントを変更したい段落にカーソルを置くか、複数の段落を 1 度に変更 したい場合は選択をします。
2. 左インデント マーカーをドラッグし、30mm の位置に設定します。
3. "第一段落" の右にカーソルを置き [Tab] キーを押しタブを挿入します。 "第二段落" も同じようにタブを挿入します。この時 [標準] ツールバーの <編集記号の表示/非表示> ボタンがオンになっていると上の図のようにタブ 記号が表示されます。

[書式] - [段落] コマンドを使った操作手順

1. インデントを変更したい段落にカーソルを置くか、複数の段落を 1 度に変更 したい場合は選択をします。
2. [書式] - [段落] コマンドを選択します。[段落] ダイアログ ボックスが 表示されたら、[インデント/行間隔] パネルを選択します。
3. インデント グループ ボックス内の [特定の箇所のインデント] ドロップ ダウン リストから "ぶら下げインデント" を選択し、[幅] テキスト ボッ クスに 30mm を選択または入力します。
   
4. <OK> ボタンを選択します。
5. "第一段落" の右にカーソルを置き [Tab] キーを押しタブを挿入します。 "第二段落" も同じようにタブを挿入します。

  インデント全般について  ... P147 「文字列のインデント」

  ルーラーを使って余白の設定を変更する方法     ... P243 「余白の調整」
  余白とインデントの違いについて ...  P246 「余白とインデント」
  ルーラー表示/非表示の切り替え方法 ... P10 「ルーラーの表示/非表示の切り替え」