[WD]白抜き文字の入力方法

現象

Word 6.0 には、[書式] - [罫線/網かけ] というコマンドがあり、こちらのコマンドを使用して段落単位に白抜き文字設定が行えます。また作表機能や [図形描画] ツールバー上の <四角形> ボタンを利用すれば文字列に網かけイメージを設定することもできます。

手順

本文中に表記されているツールバーやボタンの名称は最終ページに記載の
図にてご確認ください。

段落全体を網掛けにする方法

1. [表示] - [ページ レイアウト] を選択し、画面表示をページ レイアウト モードにします。
2. 白抜き文字に設定する段落を範囲指定します。(行の左側の選択領域をダブル クリックすると、段落全体を一度に範囲指定することができます。）
3. [書式] - [罫線/網かけ] コマンドを選択し、[網かけ] パネルの [模様] リス ト ボックスより "塗りつぶし" を選択します。なお、[書式設定] ツールバー の <罫線> ボタンをクリックして [罫線] ツールバーを表示し、[罫線] ツー ルバーより網かけの設定することも可能です。
   
   
4. [書式] - [文字] コマンドを選択し、[フォント] パネルの [色] リスト ボックスより "白" を選択します。 例）
   
   

表組みで文字単位に行う方法

1. 設定する文字列に区切りとしてカンマを挿入します。 例）
   
   
2. 文字列を範囲指定後、[作表] - [文字列を表にする] コマンドを選択します。 列幅を変更して文字間隔を調整します。 例）
   
   
3. 網かけを設定するセルを範囲指定します。前述「段落全体を網かけにする方法」

      3. ～ 4. の操作を繰り返します。
      例）
   

   
   

図形描画機能で文字単位に行う方法

1. [表示] - [ページ レイアウト] コマンドを選択し、画面表示をページ レイアウト モードにします。
2. [標準] ツールバーの <図形描画> ボタンをクリックし、[図形描画] ツール バーを表示します。
3. [図形描画] ツールバーの <四角形> ボタンをクリックし、マウス ポインタ が十字の形になりましたら、網かけをする文字列を囲むようにドラッグします。
   
   
4. 文字列の上に四角形が作成されます。マウス ポインタを四角形の外枠部分の 上に置くと下図のような形に変わります。
   
   
5. 白抜きにしたい文字列を選択し、[書式] - [文字] コマンドから [フォント] パネルを選択し、[色] リスト ボックスより "白" を選択します。
6. 4. のマウス ポインタの状態でダブルクリックをすると、[描画オブジェクト の設定] ダイアログ ボックスが表示されます。[塗りつぶし] パネルを選択 して任意の [背景色] を設定（もしくは、任意の [模様] と [模様の色] を 設定）し、次に [線] パネルを選択して [線] グループ ボックスで "なし" を選択後、<OK> ボタンをクリックします。
   
   
7. 下図のようにハンドルが表示されている状態で [図形描画] ツールバーの <テキストの背面へ移動> ボタンをクリックします。（ハンドルが表示されて いない場合は、前述の 4. のマウス ポインタの状態でクリックするとハンド ルが表示されます。）
   
   
8. 四角形が文字列の背面へ移動し、網かけの状態になります。
   
   

補足

• 四角形の位置を調節する場合は、前述の 4. のマウス ポインタの状態でドラッグし ます。
• 四角形のサイズを調節する場合は、ハンドルをドラッグします。 (なお、その際のマウス ポインタの形は、以下のいずれかの状態になります。）
  
  
• 本文中に表記されているツールバーなどのボタンはこちらをご参照ください。