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サポート技術情報

[WD]カスタムダイアログボックスを使用したマクロサンプル

文書番号: 410393

最終更新日: 1998/05/28


この資料は以下の製品について記述したものです。


この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP410393

概要

この資料では、Word Dialog Editor の操作方法とサンプル、マクロの作成方法を紹介します。

手順

以下のサンプルでは、次のようなカスタム ダイアログ ボックスで入力された内容を、文書上の To というブックマーク位置へ挿入します。カスタム ダイアログ ボックスは Word Dialog Editor を使用すると、簡単に作成できます。文書にはあらかじめ、挿入位置に To というブックマークを設定しておく必要があります。ブックマークは、文書中の挿入する位置へカーソルを置いて、[編集] - [ブックマーク] コマンドで挿入します。 表示させるカスタム ダイアログ ボックス
[GRAPHIC: ]

Word Dialog Editor でカスタム ダイアログ ボックスを作成します。

  1. まず Word Dialog Editor のアイコン (以下の画像) をダブルクリックし Word Dialog Editor を起動します。 [GRAPHIC: ]
    このアイコンは、カスタム セットアップで"ダイアログ エディタ"を選択した 場合にのみ、[プログラム マネージャ] に Word 6.0 のアイコンといっしょに 登録されます。 [GRAPHIC: ]
  2. ダイアログ ボックスのサイズを調整します。ダイアログ ボックスの枠上に マウスを重ねると、マウスの形が以下のようになります。その状態でドラッグ するとダイアログ ボックスのサイズの変更がおこなえます。 [GRAPHIC: ]
  3. "文字を入力します" の部分を作成します。[コントロール] - [ラベル] を選択 します。以下のようにラベルが表示されます。 [GRAPHIC: ]
  4. ラベルの上にマウスを重ね、以下のような形になったらマウスをダブルクリック します。 [GRAPHIC: ]
    以下のような [テキストの設定] 画面が表示されます。[テキスト] テキスト ボックスに"文字を入力します"と入力し <OK> ボタンをクリックします。 [GRAPHIC: ]
  5. ラベルの上にマウスを重ね以下のような形になったらマウスをドラッグし、 任意の位置に配置します。 [GRAPHIC: ]
  6. テキスト ボックスを作成します。[コントロール] - [テキスト ボックス] を 選択します。
  7. テキスト ボックスの上にマウスを重ね以下のような形になったらマウスを ドラッグし、任意の位置に配置します。 [GRAPHIC: ]
    [GRAPHIC: ]
  8. ボタンを追加します。[コントロール] - [ボタン] を選択します。[<OK> ボタン] オプション ボタンを選択し、<OK> ボタンを選択します。ボタンの上にマウスを重 ね以下のような形になったらマウスをドラッグし、任意の位置に配置します。 [GRAPHIC: ]
    同じ手順で <キャンセル> ボタンも追加します。 [GRAPHIC: ]
    作成したダイアログ ボックスをマクロ編集ウィンドウに貼り付けマクロを 作成します。
  9. [編集] - [ダイアログを選択] を選択します。
  10. [編集] - [コピー] を選択します。
  11. Word 6.0 を起動します。[Alt] + [Tab] キーを押し、または [コントロール メニュー] - [アプリケーションの切り替え] コマンドで Word Dialog Editor ウィンドウから [プログラム マネージャ] ウィンドウに切り替えることができ ます。
  12. [ツール] - [マクロ] コマンドを選択します。
  13. [マクロ名] テキスト ボックスに任意のマクロ名を入力し <マクロ作成> ボタンをクリックします。
  14. マクロ編集ウィンドウが開きます。[編集] - [貼り付け] コマンドを選択します。 ここで、「マクロ サンプル」の 2 ~ 7 行目までがコピーされます。 但し、数値の部分はサイズや位置を表しているため、異なります。
  15. 以下の「マクロ サンプル」を参考に残りの部分を入力します。

マクロ サンプル

[GRAPHIC: ]

マクロの各行の解説

  1,12.  ダイアログ ボックスで <キャンセル> ボタンを選択したときに発生する
         ランタイム エラーを、12. へ回避させます。
  2 ~ 7.  UserDialog という名前のダイアログ ボックスを定義します。実際には
         ここに Word Dialog Editor で作成したものがここに入ります。
  5.     ダイアログ ボックスで <OK> ボタンを選択すると、テキスト ボックスに
         入力したデータは、TextBox ステートメントの最後に定義されている
         TextBox1 フィールドに格納されます。 また、<キャンセル> ボタンを選
         択すると、 データは破棄されます。
  8.     UserDialog の定義を dlg というダイアログ レコードに割り当て (宣言し)
         ます。
  9.     dlg に指定されたダイアログ ボックスを表示します。
  10.    カーソルを作業文書中の To というブックマーク位置へ移動します。
  11.    TextBox1 に格納されているデータを、作業文書のカーソル位置へ挿入します。
  ※ なお、新規ファイル作成時にマクロを自動実行させたい場合は、マクロ名を
     "AutoNew" にします。

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Technology: kbWord600 kbWordSearch kbZNotKeyword2

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