文書番号: 410385
最終更新日: 1998/05/28
この資料は以下の製品について記述したものです。
Microsoft(R) Word for Windows(R) Version 6.0 (以下 Word 6.0) この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP410385
概要
ここでは差し込み印刷ヘルパー機能を使用して、ラベル印刷を行う方法を説明します。
『ユーザーズ ガイド』 P.689 ~ P.692 「宛名ラベルへの住所の印刷」も併せて
ご参照ください。
データ ファイルの設定
[ツール] - [差し込み印刷ヘルパー] コマンドを実行し、[差し込み印刷ヘル
パー] ダイアログ ボックスからメイン文書の <作成> ボタンを選択し、その
中から <宛名ラベル> を選択します。
「宛名ラベルを作成するには、作業中のウィンドウ・・・を使ってください」
のメッセージに従い、いずれかのボタンを選択します。
データ ファイルが既にあれば、次ページの「既存のデータ ファイルを使用する
場合」の手順をご参照ください。
差し込み印刷ヘルパーを使ってデータ ファイルを作成する場合
<データ ファイルの指定> ボタンを選択して [データ ファイルの作成] を選択
します。
[データ ファイルの作成] ダイアログ ボックスの [ヘッダー行のフィールド]
リスト ボックスから不必要なフィールドを選択し、<フィールドの削除> ボタン
で削除します。一覧にないフィールドは [フィールド名] テキスト ボックスか
ら入力し、<フィールド名の追加> ボタンで追加します。
<OK> ボタンを選択します。
[データ ファイルの保存] ダイアログ ボックスで、[ファイル名] テキスト
ボックスにファイル名を入力し、保存するドライブとディレクトリを指定して、
<OK> ボタンを選択します。
「作成したデータ ファイルにはデータ レコードがありません。<データ ファ
イルの編集> を選択してデータ ファイルにレコードを追加するか、<メイン文
書の設定> を選択してメイン文書を編集してください」のメッセージに従い、
<データ ファイルの編集> ボタンを選択します。
[データ フォーム] ダイアログ ボックスが表示されますので、それぞれの
データ フィールドに対応するテキスト ボックスにデータを入力し、<OK>
ボタンを選択します。Word で作成したデータ ファイル、または Word の
ファイル形式に変換されたデータ ファイルでは、[データ フォーム] ダ
イアログ ボックスを使って、データ レコードやデータ フィールドの追
加・削除を行えます。また、文書ウィンドウでデータ ファイルを編集し
ているときは、[データベース] ツールバーを使って、表の中の行の削除
や追加、並べ替え、新しいデータ フィールドの追加などを行えます。
既存のデータ ファイルを使用する場合
既存のデータ ファイルを使用する場合は [差し込み印刷ヘルパー] ダイアログ
ボックスから <データ ファイルの指定> ボタンを選択し、<データ ファイルを
開く> を選択します。
データ ファイルとして使用するファイル名を選択し、<OK> ボタンを選択します。
なお、データ ファイルとして使用できるファイル形式は以下のとおりです。
詳しくは『ユーザーズ ガイド』 P.707 をご参照ください。
Microsoft Access(R)、Microsoft(R) Excel で作成したファイル (アプリケー
ションがシステムにセットアップされている必要があります。)
対応するコンバーターが組み込まれているファイル
Word for Windows(TM) Version 5.0
Word for Macintosh 5.x
WordPerfect 5.1 for MS-DOS (英語版)
WordPerfect 5.1 for Windows (英語版)
IBM DOS 文書プログラム Ⅲ*
OASYS 文書*
Microsoft(R) Windows(TM) ライト
Microsoft(R) Excel ワークシート (BIFF)*
WordStar for MS-DOS (英語版)*
一太郎 Ver.4/dash*
一太郎 Ver.5
*このファイル形式の文書は、開くことはできますが保存はできません。
メイン文書の作成
「差し込み印刷ヘルパーを使ってデータ ファイルを作成した場合」と「既存の
データ ファイルを使用した場合」で手順 1. が異なりますが、手順 2. 以降は
同じです。
差し込み印刷ヘルパーを使ってデータ ファイルを作成した場合
[ツール] - [差し込み印刷ヘルパー] コマンドを選択し、[差し込み印刷ヘル
パー] ダイアログ ボックスが表示されたら、メイン文書の <設定> ボタンを
選択します。
既存のデータ ファイルを使用した場合
「メイン文書を設定する必要があります。<メイン文書の設定> を選択して、
メイン文書を設定してください。」のメッセージに従い、<メイン文書の設定>
ボタンを選択します。
[ラベル オプション] ダイアログ ボックスからプリンタの設定、ラベルの
種類の設定等を行い、<OK> ボタンを選択します。
[ラベルの作成] ダイアログ ボックスから <差し込みフィールドの挿入> ボ
タンを選択し、表示されるリストの中からメイン文書に挿入するデータ フィー
ルドを選択します。
サンプル画面でラベルの書式設定を行います。サンプル画面内でマウスの
右ボタンをクリックすると、ショートカット メニューが表示されます。フォ
ントやフォント サイズの変更は [文字] コマンドを選択し行ってください。
(若しくは [Ctr] + [D] キーで [書式] - [文字] コマンドを実行した際に表示
されるダイアログ ボックスが表示されます。)
但し、この画面で [段落] コマンドを使用したインデントやタブの設定は行
えません。この画面でインデントやタブの設定を行いたい場合はスペースを
ご使用ください。
<OK> ボタンを選択します。
データの差し込み
データ文書・メイン文書が作成されたら、ラベル印刷を行います。
[差し込み印刷ヘルパー] ダイアログ ボックスから <差し込み> ボタンを選択
します。
差し込み先、差し込むレコードの範囲を指定し、<差し込み> ボタンを選択
します。
差し込み先を新規文書にすると、ラベル1.DOC としてデータが差し込まれた文書が
作成されます。メイン文書に戻ると [差し込み印刷] ツールバーが追加されていま
すので、このツールバーを使って簡単にデータの編集が行えます。
設定例
使用しているデータ ファイル、メイン文書、印刷結果は次のようになります。
データ ファイル メイン文書 メイン文書 (フィールド表示をオンにした場合) 印刷結果
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Technology: kbWord600 kbWordSearch kbZNotKeyword2