文書番号: 405891
最終更新日: 1998/03/17
この資料は以下の製品について記述したものです。
- Microsoft(R) Office for Windows(TM) Version 4.2 (以下 Office 4.2)
この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP405891
概要
本文書は、Office 4.2 をセットアップ、または起動する時の Q&A 集です。Office 4.2
のヘルプには多くの情報が記述されていますが、ここではその他 Office 4.2 をお使い
いただく上でのご注意、情報についてご紹介いたします。
なお、各アプリケーションのヘルプ等もあわせてご参照ください。
質問
-
セットアップディスクが読めない
ファイルマネージャでフロッピーディスクドライブを選択したのですが、「ディス
クが読めません」とエラーが表示されます。ディスクが壊れているのでしょうか。
[回答]
「読めない」原因として以下の 3 つが考えられます。
1-1 メディア (フロッピーディスク/ディスケット) が異なっている場合
1-2 ディスクが破損している場合
1-3 ディスクと読み取り装置の間に微妙な相性の問題がある場合
それぞれの場合について以下に説明します。
1-1 メディア (フロッピーディスク/ディスケット) が異なっている場合
すべてのフロッピーディスクが読めない場合は、こちらの確率が高いといえます。
Office 4.2 が製品として販売しているメディアは以下の 3 種類です。
3.5 インチ 2HD 1.44MB タイプ (DOS/V 用)
3.5 インチ 2HD 1.25MB タイプ (PC-9801 用)
5 インチ 2HD 1.25MB タイプ (PC-9801 用 ・ご注文による販売)
3.5 インチフロッピーディスクの製品は 2 種類ありますが、種類により、
お使いの機種で使用できないことがあります。お客様のコンピュータで使用可能な
メディアの種類がわからないときには、購入された販売店もしくは、ご使用のパソ
コンメーカー様にお問い合わせください。
1-2 ディスクが破損している場合
特定のフロッピーディスクだけが読めない場合は、こちらの確率が高いといえ
ます。
パッケージの開封直後に発見されたときには、出荷時点で問題が生じていた可能性
があり、早急に交換させていただきます。一度はセットアップできたが、2 回目以
降にセットアップができなくなった場合は、メディアの取扱いに問題があったのか
もしれません。
いずれの場合も弊社のカスタマサービスにて破損ディスクの交換をさせていただき
ます。お手数ですが、本文書の末尾を参照のうえ、手続をしていただくようにお願
いいたします。
なお、セットアップに関する詳細は、弊社のオフィシャル ユーザー サポートへお
問い合わせいただくようにお願いいたします。
1-3 ディスクと読み取り装置の間に微妙な相性の問題がある場合
フロッピーディスクと読み取り装置の間には、若干の相性の問題が生じる場合があ
り、他の装置でフォーマットされた同一フォーマットの媒体を読み込むことができ
ないことがあります。
そのため、ある装置では読み込みできない媒体でも、別の装置では読み込み可能な
場合があります。もしも、他の機械でそのフロッピーディスクが認識できる場合
は、その機械で Microsoft MS-DOS(R) (以下 MS-DOS) の DISKCOPY コマンドを使
いフロッピーディスクの複製を作成してください。複製したディスクを使用して
セットアップが行える場合もありますのでお試しいただくようお願いいたします。
他の機械でもそのフロッピーディスクが認識できない場合、または DISKCOPY コマ
ンドで作成したフロッピーディスクの複製でもセットアップが行えない場合には、
弊社のカスタマーサービスにてフロッピーディスクの交換をさせていただきます。
お手数ですが、本文書の末尾を参照の上、手続をしていただくようにお願いいたし
ます。
なお、セットアップに関する詳細は、弊社のオフィシャル ユーザー サポートへ
お問い合わせいただくようにお願いいたします。
-
使用者名と所属で入力できる文字数
セットアップ中に使用者名と所属を入力しますが何文字入力できますか。
[回答]
使用者名、所属ともに有効な文字数は、すべて半角の場合は 20 文字、すべて全角
の場合は 10 文字です。いずれも 20 バイトということになりますので、20 バイト
以内の使用者名と所属を入力していただくようお願いいたします。
なお、入力されたデータは所有者を明らかにするために、ディスクに書き込まれ
ます。
-
セットアップ中にディスクが書き込み禁止であるという表示が出る
セットアップ中に使用者名と所属を入力して確認した後に「ディスクが書き込み禁
止です」とエラーが表示されます。
[回答]
セットアッププログラムを実行すると、使用者名と所属を入力するダイアログボッ
クスが表示されます。ここで入力を行うと、その内容がセットアップディスクに書
き込まれます。
この作業が終了しないとセットアップが先に進まないようになっています。出荷時の
セットアップディスクは書き込み禁止の状態にはなっていません。5 インチのフロッ
ピー ディスクではそのようなことはありませんが、3.5 インチのフロッピーディス
クをお使いの場合、なんらかの理由で書き込み禁止の状態 (プロテクトスイッチ
が入っていて、ディスクの両脇に小窓が開いている状態) になっているのかもしれ
ません。フロッピーディスクが書き込み禁止の状態になっていないことを確認した
後にセットアップを継続してください。
マイクロソフトの製品は不正コピーを防止するためのコピープロテクトは行ってい
ません。セットアップディスクに使用者の情報を書き込むのは、正規の使用者を確
認して適切な運用を行って頂くことが目的です。
-
セットアップ中、ウィルスチェックに警告される
セットアップ中にディスクがウィルスに侵されていると表示されます。
[回答]
メモリに常駐するタイプのウィルスチェッカーが表示していると思われます。この
エラーが出るのは次の 2 つの原因が考えられます。
4-1 ウィルスと誤認されているケース
4-2 本当にウィルスに侵されているケース
それぞれのケースについて以下に説明します。
4-1 ウィルスと誤認されているケース
セットアッププログラムの動作がウィルスの感染と誤認されているケースで
す。ウィルスチェッカーには、メモリに常駐し、実行ファイル (.EXE) が書き
換えられたときにエラーを表示するものがあります。
ウィルスの多くが実行ファイルに感染することから当然の処置ですが Office
4.2 のセットアッププログラムは使用者名と所属をマスターディスクの 1 枚
目に書き込みます。これをウィルスの感染と誤認する場合があります。
また、過去のバージョンがセットアップされている環境にセットアップを行う
場合は、古いモジュールを上書きする形になり、これをウィルスの感染と誤認
されてしまいます。
このようなケースもあるため、ウィルスチェックを外してからセットアップを
行ってください。
4-2 本当にウィルスに侵されているケース
マイクロソフトの製品は、マスターディスク作成以前に厳重なウィルスチェッ
クを行っています。この段階でウィルスに侵されることは 100% とは言い切れ
ないまでも、まずありえません。また、製品は専用の機械で物理的に複製され
ますので、この段階でウィルスに侵されることも考えられません。
しかし、不幸にもマスターディスクの作成の際に、検査に漏れた未知のウィル
スに侵されていることがないとは言い切れません。セットアップの際にウィル
スチェッカーに引っ掛かる場合は、そのウィルスチェッカーに添付のツールで
セットアップディスクをチェックしてください。
現在のところ確認された事例はありませんが、もしも、本当にウィルスに感染
していた場合は、至急オフィシャル ユーザー サポートまでご連絡いただくよ
うお願いします。
-
セットアップディスクを入れ替えても先に進まない
セットアップ中に次のディスクをセットするように指示が出ますが、該当するディ
スクを入れても、同じメッセージが出て、先に進むことができません。
[回答]
ディスクの番号を確認した後に入れ直して [Enter] キーを入力しても先に進めない
ときには、本文書中の 「 1. セットアップディスクが読めない」の「 1-2 ディス
クが破損している場合」か「 1-3 ディスクと読み取り装置の間に微妙な相性の問題
がある場合」のいずれかであると思われますので、そちらをご参照の上ご確認くだ
さい。
この場合も、フロッピーディスクの交換が必要な時は、弊社のカスタマサービスに
て交換させていただきます。お手数ですが、本文書の末尾を参照の上、手続をして
いただくようにお願いいたします。
なお、セットアップに関する詳細は、弊社のオフィシャル ユーザー サポートへお
問い合わせいただくようにお願いいたします。
-
セグメント ロード エラーが発生する
セットアップ中に「セグメント ロード エラー」と表示されて、セットアップが継
続できません。
[回答]
このエラーが発生する原因としては以下の状況が考えられます。
6-1 セットアップ先でのファイル作成に失敗したとき
6-2 メモリ上でのコンフリクト(障害)が発生したとき
6-3 ハードウェアのトラブルが発生したとき
それぞれの場合について以下に説明します。
6-1 セットアップ先でのファイル作成に失敗したとき
セットアップ直後に初めて Office 4.2 を起動したときにこのエラーが出たと
きには、セットアップ先でのファイル作成が正常に行われていない可能性があ
ります。ファイルサイズや作成日付をチェックすれば確認することができ
ます。このような場合は、Office
4. 2 を再度セットアップしていただく必要がありますが、セットアップに失敗した
Office 4.2 を削除した後に、セットアップを行ってください。
原因としては、Microsoft(R) Windows(TM) Version 3.1 (以下 Windows) が正常に
稼動している状態になっていないか、セットアップディスクが壊れているかが考え
られます。
Windows 環境を確認の上で再起動させて、再度セットアップが失敗するようであ
れば、フロッピーディスクに問題があることが考えられます。
この場合も弊社のカスタマサービスでフロッピーディスクの交換をさせていただき
ます。
お手数ですが、本文書の末尾を参照の上、手続をしていただくようにお願いいたし
ます。
なお、セットアップに関する詳細は、弊社のオフィシャル ユーザー サポートへお
問い合わせいただくようにお願いいたします。
6-2 メモリ上でのコンフリクト(障害)が発生したとき
この状況は、32-bit ディスクアクセスが ON になっているときに発生する
場合があることが確認されています。「コントロール パネル」で「エンハン
スド モード」のダイアログボックスを表示させ、<スワップファイルの設定>
ボタンで [スワップファイルの設定] ダイアログボックスを表示させます。
<変更> ボタンをクリックして、[BIOS を経由しないでスワップファイルを利
用] チェックボックスを確認してください。このチェックボックスが ON に
なっている場合は OFF にし、Windows を終了させてから再起動してくだ
さい。なお、このチェックボックスは、使用されているハードディスク装置に
よっては表示されないことがありますが、この場合は問題ありません。
特に、OS (オペレーション システム) に添付されているものではないディス
ク圧縮ユーティリティを使用している時には、この問題に注意する必要があ
ります。
6-3 ハードウェアのトラブルが発生したとき
ハードウェアに問題がある場合には、回避方法はありません。ハードウェア
に添付のテスト用の診断プログラムなどで確認した後、ハードウェアメーカー
にサポートを依頼してください。
-
セットアップの途中でハングアップする
セットアップ中にディスクのアクセスも止まり画面も変わらなくなりました。30 分
以上も同じ状態なのですが、どうして良いのか分かりません。
[回答]
下記の 質問 9 に対します [回答] をご参照ください。
-
SETUP.EXE を起動した直後、MS-DOS の画面になる。
SETUP.EXE を起動した直後、画面が青のグラデーションで塗られた途端、画面が真
っ黒になって、MS-DOS の画面に戻ってしまいます。
[回答]
下記の 質問 9 に対します [回答] をご参照ください。
-
セットアップの途中で一般保護違反のエラーが出る
セットアップ中に、アプリケーション エラー「一般保護違反」のエラー メッセー
ジが出て、セットアップを継続できなくなりました。
[回答]
これらの現象の場合には、原因を特定することが難しいのですが、以下のようなこ
とをチェックしていただくことをお勧めします。
9-1 コンピュータを再起動してみてください。
一時的に障害が発生していた可能性があります。
9-2 他のアプリケーションが起動している場合は終了させてください。
起動中であった他のプログラムが影響する可能性があります。
9-3 メモリに常駐するタイプのソフトウェアを組み込まないようにしてください。
常駐しているプログラムが影響する可能性があります。3 モード対応の FDD
用のドライバなどもこの中に含まれます。
9-4 ディスプレイドライバを標準の解像度のものにして下さい。
ディスプレイドライバが影響する可能性があります。PC-9801 シリーズは、
640 ドット × 400 ドット 16 色、DOS/V 機は、VGA (640 ドット × 480
ドット 16 色) が標準のものとなります。
9-5 メモリ用のデバイスドライバを OS 添付の標準で最新のものに統一してくだ
さい。
メモリ管理用のユーティリティなどが影響する可能性があります。
9-6 CHKDSK コマンドなどでハードディスクのメディアチェックをしてください。
ハードディスクで発生しているファイルの障害が影響する可能性があります。
9-7 32-bit ディスク アクセス を OFF にしてください。
「 6-2 メモリ上でのコンフリクト(障害)が発生したとき」を参照してく
ださい。
9-8 コンピュータウィルスに感染しているかどうかをチェックしてください。
コンピュータウィルスによる感染が障害の原因になる場合があります。
9-9 他にパソコンをお持ちの場合は、そちらの方にセットアップしてください。
環境に依存する現象であるかどうかに確認を行うためには有効な方法です。
-
ディスク容量が不足していると表示される
ハードディスクの容量は、充分あるはずなのにセットアップ中に「ディスクの容量
が不足している」という表示がされます。
[回答]
Windows と Office 4.2 を異なるドライブにセットアップする場合に、Windows が
セットアップされているドライブの使用可能な領域が少ないと上記のようなエラーが
表示されることがあります。
マイクロソフトのアプリケーション製品が共通して使用するモジュール (プログラ
ムなど) は、Windows がセットアップされているディレクトリの下にある MSAPPS
というディレクトリにセットアップされます。また、Windows がセットアップされて
いるディレクトリとその下にある SYSTEM ディレクトリなどにも必要に応じてファイ
ルの追加や更新などを行っています。
新しいモジュールを追加したり、古いモジュールに対して上書きなどを行おうとし
た場合に、ディスクの残り容量が足りないとエラーを表示します。Windows がセット
アップされているドライブの中の不要なファイルを削除するなどして容量を確保した
後にセットアップを行ってください。セットアップの際に選択した内容 (標準・カス
タム・最小) や、現在使用している環境に既にマイクロソフトの製品がセットアップ
されているかどうかなどの条件により、必要とされる容量は異なります。
-
プログラム マネージャに登録される Office 4.2 のアイコンがおかしい
セットアップが終了して、Windows のプログラム マネージャの指定されたグルー
プに複数のアプリケーションのアイコン (セットアップの内容によって異なります)
が登録されました。しかし、アイコンの形状がマニュアルの表記のものではありま
せんし、実行してもアプリケーションエラーが発生します。
[回答]
正常なアプリケーションのアイコンは、例えば Excel であればワークシートの
イメージの上に「 XL 」をデザインしたアイコンです。しかし、何かの原因により、
パソコンのモニタの形をしたアイコンになってしまうことがあります。これはセット
アップに失敗したことを意味しています。セットアップ中に何もエラーが出なかった
場合は、セットアップ ディスクからハードディスクへ行われた環境の作成に失敗し
たと思われます。「 6-1 セットアップ先でのファイル作成に失敗したとき」と同様
に、セットアップに失敗した Office 4.2 を削除した後に、セットアップを行ってく
ださい。原因としては、 Windows が正常に稼動している状態になっていないか、
セットアップディスクが壊れているかが考えられます。Windows 環境を確認の上で再
起動させて、再度セットアップが失敗するようであれば、フロッピーディスクに問題
があることが考えられます。
この場合も弊社のカスタマサービスでフロッピーディスクのご交換をさせていただ
きます。お手数ですが、本文書の末尾を参照の上、手続をしていただくようにお願
いいたします。
なお、セットアップに関する詳細は、弊社のオフィシャル ユーザー サポートへお
問い合わせいただくようにお願いいたします。
-
登録されたアプリケーションを起動しようとすると「メモリ不足」のエラーが出る
セットアップは正常に終了しました。しかし、プログラム マネージャから各アプ
リケーションのアイコンをダブルクリックしても「メモリ不足」のエラーメッセー
ジが表示され、アプリケーションが起動できません。
[回答]
原因はいくつか考えられますが、まず、不要なアプリケーションを終了させてみてく
ださい。また何かの原因で、Windows 自身の動作が不安定になっている可能性もあ
ります。
Windows を終了した後に、再度起動して確認してみてください。メモリを充分に搭
載しているコンピュータでもメモリ不足のエラーがでることがあります。多くの場
合は、システムリソース領域が不足していることが原因です。システムリソースの
残り容量を知るには、「プログラムマネージャ」の [ヘルプ] - [バージョン情報]
コマンドを実行してください。ここでは、使用可能なメモリ容量とシステムリソース
領域の残りをパーセントで表示します。Office アプリケーションを起動する前に、
システムリソース領域の残りが 30 %を切るような状態だと各アプリケーションは充
分に動作できない場合があります。
-
Excel や Word のアイコンをクリックしても、古いバージョンのアプリケーション
が起動してしまう
Office 4.2 のセットアップは正常に終了しました。その後は 各アプリケーション
も正常に起動していたのですが、今回実行しようとすると、 Office 4.2 で登録し
た新しいバージョンのアプリケーションではなく、古いバージョンのアプリケーシ
ョンが起動してしまいます。プログラムマネージャから起動してもファイルマネ
ージャから起動しても同じです。
[回答]
Office 4.2 の起動前に、古いバージョンのアプリケーションが起動していること
が原因であると考えられます。例えば、Word 5.0 から 6.0 にバージョンアップさ
れた場合には、ハードディスクに Word 5.0 を残して、別のディレクトリに Word 6
.0 インストールされていることもあるかと思われます。
Word 5.0 と Word 6.0 の 2 つはバージョンは異なっても、アプリケーション名は
同じです。もし先に Word 5.0 が起動している場合は、 Word 6.0 のアイコンを
クリックしても、既に起動している Word 5.0 の方が、新しく起動してしまいます。
このような場合は Word 5.0 を終了してから Word 6.0 を起動するようにしてく
ださい。
-
別のディレクトリにコピーしたら Office アプリケーション が起動できなくなった
セットアップ終了後に、Office 4.2 アプリケーションのセットアップ先を別のデ
ィレクトリに移動したくなったので、Windows のファイルマネージャで Office 4.2
アプリケーションのセットアップされたディレクトリごと、別のドライブ、別のディ
レクトリに移動しました。プログラムマネージャのアイコンは「登録内容の変更」コ
マンドで変更しましたが、Office 4.2 アプリケーションが起動できなくなりまし
た。
[回答]
Office 4.2 のセットアッププログラムは、必要なファイルを Office 4.2 のセット
アップ先に作成しているだけではありません。Windows のあるディレクトリやその
他のディレクトリにも複数のファイルをコピーしますし、複数のファイルの内容を
書き換えますが、この中には、Office 4.2 アプリケーションが起動に必要な各種の
情報が含まれています。これらを一つ一つ直すことは、難しい作業であり、もう一
度セットアップしなおす方が安全で、早いということになります。メインテナンス
セットアップからすべて削除を選択し Office 4.2 アプリケーションを削除した後
に、セットアップディスクを使用して再度セットアップを行ってください。
-
セットアップ中に使用されないディスクがある
標準セットアップを選択したにもかかわらず、DOS/V 版 24 枚目、PC98 版 29 枚
目を使用せずに、セットアップが次に進んでしまいました。
[回答]
Office4.2 は、標準セットアップ選択時、DOS/V 版の 24 枚目、PC98 版の 29 枚
目のディスクを使用しません。FD の内容は、「\MSOFFICE\CLIPART\PCSFILE 」と
いうディレクトリに格納される拡張子 PCS のクリップアートで使用されるファイ
ルです。(医学&科学、図形、シンボル、スポーツ、コンピュータ、交通機関等の
絵のデータファイルです。)
-
「問題が発生しました。ファイル='\\LIST. '\LINE = 1030 番地.....連絡して
ください。」というメッセージが出る Office4.2 のカスタムセットアップを実行
中、「問題が発生しました。
ファイル='\\LIST. '\LINE = 1030 番地.....連絡してください。」というメ
ッセージが出て、セットアップが止まってしまいました。
[回答]
カスタムセットアップを選択時、共有アプリケーション「 WordArt 」のチェック
ボックスにチェックが入った状態で、クリップアートの「勉強」のチェックを外さ
れてしまいますと、このメッセージが発生します。カスタムセットアップの場合
でも、ここのチェックは外さないでください。
-
「セットアップには 900KB のメモリが必要です」のエラーメッセージが表示される
セットアップ時「セットアップには 900KB のメモリが必要です」のエラーメッセ
ージが表示されてセットアップができません。
[回答]
セットアップを行う場合に、一時作業領域(テンポラリ)を作成する場所を
AUTOEXEC.BAT ファイルの「 SET TEMP=」という記述を参照し、そこで指定されて
いるドライブを使用します。この TEMP 先の容量が少ない場合、上記のメッセージ
を表示する場合があります。( TEMP の指定先の容量は、4MB 以上が望ましい)
対応方法としては、「 TEMP 」の指定先のディスク空き容量を増やしてから、再
度セットアップを実行してみて下さい。
-
DOS/V マシンに、3.5 インチ 1.25MB フォーマットのフロッピーでセットアップで
きない DOS/V マシンに Office 4.2 をインストールしようとしましたが、セッ
トアップのフロッピーディスクが読めません。ちなみに、メディアは 3.5 インチ
1.25 MB フォーマットです。
[回答]
DOS/V マシンで 3.5 インチ 1.25MB フォーマットのディスクを読むためには、
3 モードを実現させるためのデバイスドライバが必要となります。MS-DOS 6.2/V
にも 1024FD.EXE という 3 モードドライバが添付されていますが、これが利用でき
る 3.5 インチドライブは、現在のところ Compaq 社製の日本向けモデルのフロッ
ピードライブのみとなっております。その他のメーカーでも DOS 用の 3 モードド
ライバは出されていますが Windows には対応していない場合が多いようですので、
セットアップの際には標準の状態で使用できるメディアの商品を購入してご利用く
ださい。
カスタマ サービスへのお問い合わせ
弊社のカスタマサービスでは、主に以下のような業務を行っております。
-
製品 (フロッピーディスク媒体) に障害があった場合の媒体の交換
-
製品 (フロッピーディスク媒体) が破損した場合の媒体の交換
-
マニュアルに破損及び落丁などがあった場合の交換
フロッピーディスク媒体やマニュアルの破損などの確認ができた場合は、以下の連絡先
にご連絡いただくようにお願いいたします。早急に手続をさせていただきます。なお、
セットアップなどに関する詳細についてはオフィシャル ユーザー サポートにお問い合
わせいただくようにお願いいたします。
〒 151
東京都渋谷区笹塚 1-50-1 笹塚 NA ビルディング
マイクロソフト株式会社 カスタマ サービス
電話番号 : 03-5454-2305
FAX 番号 : 03-5454-7952
Keywords: KB405891
Technology: kbOffice420 kbOfficeSearch