文書番号: 402631
最終更新日: 2000/01/05
この資料は以下の製品について記述したものです。
- Microsoft(R) PowerPoint(R) for Windows(R) Version 4.0 (以下 PowerPoint 4.0)
この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP402631
概要
この資料では、レコーダーを利用して特定のファイルを Viewer でくり返し実行させる
方法を解説します。
現象
PowerPoint 4.0 には、スライド ショーを繰り返し、実行する機能はご用意していませんが、Windows のレコーダーを利用すると決まった作業手順を自動化することができます。
注意事項
ここでは、以下のことを前提として解説しています。
-
実行するファイルは、スライド切り替えのタイミングを設定しています。
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実行するファイルは、C:\DATA\SAMPLE.PPT とします。
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Viewer の実行ファイルは、C:\MSOFFICE\POWERPNT\PPTVIEW.EXE とします。
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記録するマクロの名前は、"リピート" とします。
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マクロを割り当てるショートカットキーは、Ctrl + F10 とします。
記録方法
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プログラムマネージャの [オプション] - [未使用時にアイコン化] がオフになって
いることを確認します。
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[アクセサリ] グループの [レコーダー] アイコンをダブルクリックし起動します。
-
[マクロ] メニューの [記録] をクリックします。
-
[マクロの名前] ボックスに "リピート" と入力します。
( 40 文字までの名前を入力します。)
-
[ショートカット キー] ボックスで、[Ctrl] ボックスはオンのまま、ショート
カット キーを [F10] に設定します。
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[マウスの記録内容] ボックスから [マウスを無視] を選択します。
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[スタート] をクリックします。
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以下のキー操作を記録します。
(マウスは使用せずにキー操作で選択します。)
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Alt + F キーを押し、[アイコン (F)] を選択します。
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R キーを押し、[ファイル名を指定して実行] を選択します。
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コマンドラインに次の文字を入力し、Enter キーを押します。
C:\MSOFFICE\POWERPNT\PPTVIEW.EXE
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ファイル名ボックスに次の文字を入力します。
C:\DATA\SAMPLE.PPT
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Alt + C キーを押し、[Esc キーが押されるまで繰り返し] チェック ボックスをオ
ンにします。
-
Alt + A キーを押し、[既存の設定で自動的に画面切り替え] チェック ボックスを
オンにします。
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Enter キーを押します。
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スライドショーが実行されたら、Ctrl + Break を押します。
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[マクロを保存する] オプションを選択し、[OK] をクリックします。
-
スライドショーを止めるために、Esc キーを押します。
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[終了] をクリックし、Viewer を終了します。
-
レコーダーに切り替え、[ファイル] メニューの [名前を付けて保存] をクリッ
クし、ファイル名をつけて保存します。
実行方法
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レコーダーを起動します。
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[ファイル] メニューの [開く] をクリックします。
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ファイル名を指定し [OK] をクリックします。
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Ctrl + F10 キーを押します。
ファイルのパス指定が間違っていると、マクロの実行に失敗する事があります。
再度、ファイルのパスを確認してからマクロを記録しなおしてください。
アイコンの登録方法
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プログラムマネージャで、アイコンを登録したいグループを選択します。
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[ファイル] メニューの [登録とグループの作成] をクリックします。
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[アイコンの登録] を選択したまま、[OK] をクリックします。
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タイトル名を入力します。
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[コマンドライン] に次のように入力します。
RECORDER.EXE ファイル名 -H ^F10
例: MYFILE.REC というファイル名で保存した場合
RECORDER.EXE MYFILE.REC -H ^F10
-
[OK] をクリックします。
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