文書番号: 402620
最終更新日: 2000/01/05
スイッチ 説明 ----------------------------------------------------------------------------- \* caps 実行結果の英文で、すべての英単語の先頭文字を大文字に変換 します。たとえば、quote "word document" \* caps の実行結果 は、Word Document になります。 \* firstcap 実行結果の英文で、先頭の英単語の頭文字だけを大文字に変換 します。たとえば、quote "word document" \* firstcap の実 行結果は、Word document になります。 \* lower フィールドの実行結果の英字をすべて小文字に変換します。た とえば、quote "WORD" \* lower の実行結果は、word になり ます。 \* upper フィールドの実行結果の英字をすべて大文字に変換します。たと えば、quote "word" \* upper の実行結果は、WORD になります。
スイッチ 説明 ----------------------------------------------------------------------------- \* dbchar 実行結果に含まれる半角の英数字およびカタカナを全角文字に変 換します。たとえば、=100*100 \* dbchar の実行結果は、 10000 (全角文字) になります。 また、quote "Word" \* dbchar の実行結果は、Word (全角文 字) になります。全角文字に変換した数字を更に計算に使うこと はできません。 \* sbchar 実行結果に含まれる全角の英数字およびカタカナを半角文字に 変換します。たとえば、quote "100メートル" \* sbchar の 実行結果は、100 メートル ("メートル" は実際には半角文字) に なります。また、quote "Word" \* sbchar の実行結果は、 Word (半角文字) になります。
スイッチ 説明 ----------------------------------------------------------------------------- \* alphabetic フィールドの実行結果の数値を英字に変換します。実行結果が 1 の場合は A、2 の場合は B、というようになります。大文字と小文 字の指定は、"alphabetic" という引数の先頭文字で行います。 "Alphabetic" と指定すると A のような大文字になり、 "alphabetic" と指定すると a のような小文字になります。たと えば、=11*3 \* Alphabetic の実行結果は、GG になります。 また、=11*3 \* alphabetic の実行結果は、gg になります。 \* arabic フィールドの実行結果の数値をアラビア数字の基数 (1、2 など) に変換します。実行結果が数値になるフィールドでは、この引数が 既定で設定されます。たとえば、page \* arabic の実行結果は、 32 のようになります。PAGE フィールドが挿入されているページ 番号がアラビア数字で表示されます。[挿入] - [ページ番号...] コマンドの [ページ番号の書式] ダイアログ ボックスで、番号 書式としてアラビア数字以外のオプションを選択している場合、 "\* arabic" スイッチにより、ダイアログ ボックスの設定は 無効になります。 \* cardtext フィールドの実行結果の数値を、基数を表す文字列 (one、two な ど) に変換します。変換後の英単語は既定ですべて小文字になり ます。実行結果の文字列をすべて大文字で表示する場合は、この スイッチの後に大文字の変換を行うスイッチ (\* upper) を指定 します。たとえば、=10+5 \* cardtext の実行結果は、fifteen になります。また、=10+5 \* cardtext \* upper の実行結果 は、FIFTEEN になります。 \* aiueo フィールドの実行結果の数値を、全角のカタカナを使ったアイ ウエオに変換します。たとえば、=2+3 \* aiueo の実行結果 は、"オ" になります。実行結果の数値が 46 (ン) を超える と、再度 "ア" に戻ります。 \* iroha フィールドの実行結果の数値を、全角のカタカナを使ったイロハ に変換します。たとえば、=2+3 \* iroha の実行結果は、"ホ" になります。実行結果の数値が 48 (ン) を超えると、再度 "イ" に戻ります。 \* dbnum1 フィールドの実行結果の数値を、単位を表す漢字 (十、百、千な ど) を含まない漢数字 (二一、三二など) に変換します。たとえ ば、page \* dbnum1 の実行結果は、"三二" のようになります。 PAGE フィールドが挿入されているページのページ番号が、単位 を表す漢字を含まない漢数字で表示されます。 \* dbnum2 フィールドの実行結果の数値を、単位を表す漢字 (十、百、千な ど) を含む漢数字 (二十一、三十二など) に変換します。たとえ ば、page \* dbnum2 の実行結果は、"三十二" のようになります。 PAGE フィールドが挿入されているページのページ番号が、単位を 表す漢字を含む漢数字で表示されます。 \* dbnum3 フィールドの実行結果の数値を、壱、弐、参などの漢数字に変換 します。たとえば、page \* dbnum3 の実行結果は、"参拾弐" の ようになります。PAGE フィールドが挿入されているページのペ ージ番号が、壱、弐、参などの漢数字で表示されます。 \* dbnum4 フィールドの実行結果の数値を、万以上の単位を表す漢字 (万、 億、兆など) を含む漢数字 (二万、一億二五〇〇万など) に変換 します。たとえば、=10000*1.25 \* dbnum4 の実行結果は、 "一万二五〇〇"になります。このスイッチを使うと、単位を表 す千、百、十は表示されません。 \* dollartext フィールドの実行結果の数値を、基数を表す文字列に変換し、 "and"を挿入して、小数点以下の値を 100 を分母とする分数 として表示します。たとえば、=9.20 + 5.35 \* dollartext の実行結果は、"fourteen and 55/100" になります。 \* hex フィールドの実行結果の数値を 16 進数に変換します。たとえ ば、quote "458" \* hex の実行結果は、"1CA" になります。 \* ordinal フィールドの実行結果の数値をアラビア数字の序数 (1st、2nd など) に変換します。たとえば、=5+10 \* ordinal の実行結 果は、15th になります。 \* ordtext フィールドの実行結果の数値を、序数を表す文字列 (first、 second など) に変換します。変換後の英単語は既定ですべて小文 字になります。実行結果の文字列をすべて大文字で表示する場合 は、このスイッチの後に大文字の変換を行うスイッチ (\* upper) を指定します。たとえば、=100*5 \* ordtext の実行結果は、five hundredth になります。また、=100*5 \* ordtext \* upper の実 行結果は、FIVE HUNDREDTH になります。 \* roman フィールドの実行結果の数値をローマ数字 (I、II など) に変換し ます。ローマ数字の大文字と小文字の指定は、"roman" という引 数の先頭文字で行います。"Roman" と指定すると XV のように大 文字になり、"roman" と指定すると xv のように小文字になりま す。たとえば、page \* Roman の実行結果は、XXXII のようにな ります。PAGE フィールドが挿入されているページのページ番号 が大文字のローマ数字で表示されます。また、page \* roman の 実行結果は、xxxii のようになります。PAGE フィールドが挿入さ れているページのページ番号が小文字のローマ数字で表示されま す。 \* circlenum フィールドの実行結果の数値が 1 から 20 までの場合、丸囲みの 数値 (①=まる 1、②=まる 2、③=まる 3 など) として表示します。 たとえば、=2*5 \* circlenum の実行結果は、⑩(まる 10) にな ります。実行結果の数値が 20 を超えると、通常の数値 (21、 22、23 など) が表示されます。
スイッチ 説明 ----------------------------------------------------------------------------- \* charformat フィールドの実行結果の文字書式を、先頭のフィールド文字 () の直後の文字書式と置き換えます。たとえば、ref ch2title \* charformat の実行結果は、"太平洋のクジラ" になります。フィ ールド コードの中で、"ref" の "r" が太字になっているため 、実行結果の文字列にも太字の文字書式が設定されます。 \* mergeformat フィールドが更新された後でも、実行結果に設定されている書式 をそのまま保存します。たとえば、ペイントブラシで作成した絵 のサイズ変更とトリミングを行った場合、embed PBrush \* mergeformat というフィールドでは、"\* mergeformat" スイッチ により、フィールドを更新してもサイズ変更とトリミングの結果は そのまま保存されます。実行結果が埋め込みオブジェクトになるフ ィールドでは、この引数が既定で設定されます。
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