本ページは公開が終了した情報の複製であり、掲載時点での情報です。本ページに記載されている内容について各所に問い合わせることはご遠慮下さい。
サポート技術情報

[XL]Excel 5.0 アップデート・キットのセットアップに関するトラブルと回避策

文書番号: 402550

最終更新日: 1997/10/21


この資料は以下の製品について記述したものです。


この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP402550

概要

本文書は、95 年 4 月 28 日より提供されている「 OLE 2.02 を使用したアプリケーシ ョンをインストールした場合に、Excel 5.0 に起きる障害を回避するためのアップ
デート・キット」をセットアップする際の問題点と回避策をまとめています。

詳細

1. 問題点

アップデート・キットに含まれるファイル SETUP.EXE を実行すると、エラー メッセー ジ「'C:\' にディレクトリを作成できません」が表示され、アップデート・キットの セットアップを開始することができません。

2. 問題の発生する環境

アップデート・キットをセットアップするパソコンに「 C ドライブ」が存在しない場合 に発生します。
  <例>
  A ドライブ : ハードディスク ドライブ
  B ドライブ : フロッピー ディスク ドライブ
  D ドライブ : CD-ROM ドライブ

3. 回避策

Microsoft(R) MS-DOS(R) (以下 MS-DOS) のコマンド「 RAMDISK 」を使用して、仮想的に C ドライブを作成することによって問題を回避することができます。
RAMDISK コマンドを設定する方法の一例は次の通りです。ご参考として利用してくださ い。なお、MS-DOS のコマンドについての詳細は、お使いの MS-DOS のマニュアルを
参照してください。

手順 (例)

作業を始める前に、起動ドライブのルート ディレクトリにあるファイル
「 CONFIG.SYS 」のバックアップ ファイルを必ず作成してください。
  1. 「メモ帳」を起動します。
  2. [ファイル] - [開く] コマンドを実行し、起動ドライブのルート ディレクトリに あるファイル「 CONFIG.SYS 」を指定して <OK> ボタンをクリックします。
  3. RAMDISK を設定するコマンドを追加します (記述するディレクトリや設定する値、 記述する位置はお客様のコンピュータ環境に依存します)。
         <例>
         DEVICE=A:\DOS\RAMDISK.SYS 128
    
  4. [ファイル] - [上書き保存] コマンドを実行して保存後、[ファイル] - [メモ帳の 終了] コマンドを実行して「メモ帳」を終了します。
  5. Windows を終了します。
  6. パソコンを再起動します。
  7. Windows を起動します。
  8. Excel 5.0 アップデート・キットのフロッピー ディスクをフロッピー ディスク ドライブに挿入します。
  9. 「プログラム マネージャ」の [アイコン] - [ファイル名を指定して実行] コマン ドを実行します。
  10. [コマンド ライン] ボックスに「 <フロッピー ドライブ名> :\SETUP 」と入力して <OK> ボタンをクリックします。
          <例>
            B:\SETUP
    
RAMDISK の設定によって「 C ドライブ」が正しく認識されていれば、セットアップ は正常に完了します。セットアップ終了後は、作業を開始する前に作成したファイ
ル「 CONFOG.SYS 」のバックアップ ファイルを起動ドライブのルート ディレクトリ にコピーして元の状態に戻してください。

Keywords: KBHOWTO KB402550
Technology: kbExcel500 kbExcelSearch kbExcelWinSearch

inserted by FC2 system