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サポート技術情報

[XL]クリックされたコマンド ボタンのオブジェクト名を取得する方法

文書番号: 402462

最終更新日: 1997/10/21


この資料は以下の製品について記述したものです。


この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP402462

概要

Excel 5.0 では、<コマンド ボタン> ボタンを使用してシートにコマンド ボタンを作 成し、マクロを登録することができます。コマンド ボタンをクリックすると、登録
されているマクロが実行されます。
本文書は、Microsoft(R) Visual Basic(R) Programming System Applications Edition (以下 VBA) を使用して、クリックされたコマンド ボタンのオブジェクト名を取得す る方法を、サンプル モジュールと共に解説しています。

詳細

複数のコマンド ボタンを作成して、それぞれのボタンに同じプロシージャを登録し、 マクロ実行時に押されたボタンによってプロシージャの処理を分岐したい場合、
「どのボタンが押されたか」を取得するには、Application オブジェクトの
Caller プロパティを使用します。

サンプル

次のサンプル モジュールでは、ワークシートに作成したコマンド ボタン <ボタン 1>、 <ボタン 2>、<ボタン 3> のうち、どのボタンが押されたかを MsgBox 関数を使用し て表示しています。それぞれのボタンにはマクロ "BtnCase" が登録されています。
  Sub BtnCase()
  Dim BtnName As String
      BtnName = Application.Caller
      Select Case BtnName
          Case "ボタン 1"
              MsgBox "ボタン 1 が押された時の処理"
          Case "ボタン 2"
              MsgBox "ボタン 2 が押された時の処理"
          Case "ボタン 3"
              MsgBox "ボタン 3 が押された時の処理"
      End Select
  End Sub

Keywords: KBHOWTO KB402462
Technology: kbExcel500 kbExcelSearch kbExcelWinSearch

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