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サポート技術情報

[XL]指定したセルを基準に図形オブジェクトを作成する方法

文書番号: 402459

最終更新日: 1997/10/20


この資料は以下の製品について記述したものです。


この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP402459

概要

Excel 5.0 では、[図形描画] ツールバーのボタンを使用して、ワークシート、グラフ、 ダイアログ シートに、直線、円弧、線、または塗りつぶされた楕円、四角形、多角
形などの図形オブジェクトを描くことができます。
本文書は、Microsoft(R) Visual Basic(R) Programming System Applications
Edition (以下 VBA) を使用して、指定したセルを基準に図形オブジェクトを作成
する方法をサンプル モジュールと共に解説しています。

詳細

VBA で任意のオブジェクトを作成するためには、それぞれのオブジェクトの Add
メソッドを使用します。この Add メソッドの引数は、座標を指定することができ
ます。
指定したセルを基準にオブジェクトを作成するには、まず指定したセルの座標を取
得します。このために Range オブジェクトの Left プロパティ、Top プロパティ
を使用します。

サンプル

次のサンプル モジュールでは、ワークシート Sheet1 のセル範囲 $A$1:$B$2 の
座標と大きさを取得し、それと同じ座標および大きさのテキスト ボックスを作
成しています。
  Sub CreateTextBox()
      Dim pleft, ptop, pwidth, pheight
      pleft = Worksheets("Sheet1").Range("$A$1:$B$2").Left
      ptop = Worksheets("Sheet1").Range("$A$1:$B$2").Top
      pwidth = Worksheets("Sheet1").Range("$A$1:$B$2").Width
      pheight = Worksheets("Sheet1").Range("$A$1:$B$2").Height
      Worksheets("Sheet1").TextBoxes.Add pleft, ptop, pwidth, pheight
  End Sub

Keywords: KBHOWTO KB402459
Technology: kbExcel500 kbExcelSearch kbExcelWinSearch

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