本ページは公開が終了した情報の複製であり、掲載時点での情報です。本ページに記載されている内容について各所に問い合わせることはご遠慮下さい。
サポート技術情報

[XL]"株価市況用のグラフ"と"折れ線グラフ"を重ね合わせる方法

文書番号: 402426

最終更新日: 1997/10/20


この資料は以下の製品について記述したものです。


この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP402426

概要

本文書では、「株価市況用のグラフ」に「折れ線グラフ」を重ね合わせる方法をまとめ ています。

詳細

Excel 5.0 の [グラフ ウィザード] 機能では、段階的に示される手順に従って新
しいグラフを作成したり既存のグラフの設定を変更することができますが、
「株価市況用のグラフ」に「折れ線グラフ」を重ね合わせる設定は用意されて
いません。
「株価市況用のグラフ」に「折れ線グラフ」を重ね合わせるには、まず「株価市況
用のグラフ」を作成し、その後「折れ線グラフ」を追加して編集します。

ここでは、次の表を例にして「株価市況用のグラフ」に「平均を示す折れ線グラフ」を 重ね合わせる方法を解説します。
この表は会社別に複数の「株価市況用のグラフ」を作成していますが、会社名の入力さ れている行に日付を入力しておくことによって、日数の経過に基づくグラフを作成す ることも可能です。
  <表>
    __|__A__|__B__|__C__|__D__|__E__|
     1|     |A 社 |B 社 |C 社 |D 社 |
     2|始値 |  100|  112|  112|  112|
     3|高値 |  500|  300|  270|  280|
     4|安値 |   50|   80|   90|   90|
     5|終値 |  300|  220|  200|  220|
     6|     |     |     |     |     |
     7|平均 |  238|  178|  168|  176|

埋め込みグラフを作成する場合

手順

  1. セル範囲 A1:E5 を選択します。
  2. [挿入] - [グラフ] - [埋め込みグラフ] サブコマンドを実行します。
  3. 埋め込みグラフを作成したい位置でマウス ボタンをシングル クリックします。
  4. [グラフ ウィザード] が表示されますので、それぞれのステップで次のように設定 します。
          ステップ  設定                              操作
          --------------------------------------------------------------------
          1/5       範囲 : =$A$1:$E$5                 <次へ>> ボタンをクリック
          2/5       作成するグラフの種類 : 折れ線     <次へ>> ボタンをクリック
          3/5       折れ線グラフのフォーマット : (9)  <次へ>> ボタンをクリック
          4/5       データ系列の方向 : 行
                    先頭の [1] 行を項目軸ラベルに使用
                    先頭の [1] 列を凡例の文字列に使用 <次へ>> ボタンをクリック
          5/5       凡例の表示 : する                 <完了> ボタンをクリック
    
  5. セル範囲 A7:E7 を選択して、[編集] - [コピー] コマンドを実行します。
  6. 手順 4. で作成したグラフをダブル クリックして、グラフを編集するモードに切り 替えます。
  7. [編集] - [貼り付け] コマンドを実行します。
  8. 方向キーの [↑]、[↓] キーを何度か押して「平均」の系列を選択します (「平 均」の系列が選択されている状態では、数式バーに "=SERIES(<シート名>!$A$7, <シート名>!$B$1:$E$1,<シート名>!$B$7:$E$7,5)" 、数式バーの左隣に "S5" と表 示されます)。
  9. [書式] - [選択されたデータ系列] コマンドを実行し、[データ系列の書式設定] ダ イアログ ボックスの [軸] パネルを選択します。
  10. [グラフで使用する軸] から [第 2 軸 (上 / 右側)] オプションを選択します。
  11. 続けて [データ系列の書式設定] ダイアログ ボックスの [パターン] パネルを 選択します。
  12. [線] グループと [マーカー] グループからそれぞれ [自動] オプションを選択 して <OK> ボタンをクリックします。
  13. [挿入] - [軸] コマンドを実行して、[軸の表示] ダイアログ ボックスから [第 2 軸 (上 / 右側)] グループの [Y/数値軸] チェック ボックスをオフ (×が付いていない状態) にして <OK> ボタンをクリックします。

新規グラフ シートに作成する場合

手順

  1. セル範囲 A1:E5 を選択します。
  2. [挿入] - [グラフ] - [新規グラフ シート] サブコマンドを実行します。
  3. [グラフ ウィザード] が表示されますので、それぞれのステップで次のように設定 します。
          ステップ  設定                              操作
          --------------------------------------------------------------------
          1/5       範囲 : =$A$1:$E$5                 <次へ>> ボタンをクリック
          2/5       作成するグラフの種類 : 折れ線     <次へ>> ボタンをクリック
          3/5       折れ線グラフのフォーマット : (9)  <次へ>> ボタンをクリック
          4/5       データ系列の方向 : 行
                    先頭の [1] 行を項目軸ラベルに使用
                    先頭の [1] 列を凡例の文字列に使用 <次へ>> ボタンをクリック
          5/5       凡例の表示 : する                 <完了> ボタンをクリック
    
  4. グラフの元となるデータが入力されているワークシートの [シート見出し] をク リックして、ワークシートをアクティブにします。
  5. セル範囲 A7:E7 を選択して、[編集] - [コピー] コマンドを実行します。
  6. 手順 3. で作成したグラフ シートの [シート見出し] をクリックして、グラフ シートをアクティブにします。
  7. [編集] - [貼り付け] コマンドを実行します。
  8. 方向キーの [↑]、[↓] キーを何度か押して「平均」の系列を選択します (「平 均」の系列が選択されている状態では、数式バーに "=SERIES(<シート名>!$A$7, <シート名>!$B$1:$E$1,<シート名>!$B$7:$E$7,5)" 、数式バーの左隣に "S5" と表 示されます)。
  9. [書式] - [選択されたデータ系列] コマンドを実行し、[データ系列の書式設定] ダ イアログ ボックスの [軸] パネルを選択します。
  10. [グラフで使用する軸] から [第 2 軸 (上 / 右側)] オプションを選択します。
  11. 続けて [データ系列の書式設定] ダイアログ ボックスの [パターン] パネルを選択 します。
  12. [線] グループと [マーカー] グループからそれぞれ [自動] オプションを選択 して <OK> ボタンをクリックします。
  13. [挿入] - [軸] コマンドを実行して、[軸の表示] ダイアログ ボックスから [第 2 軸 (上 / 右側)] グループの [Y/数値軸] チェック ボックスをオフ (×が付いていない状態) にして <OK> ボタンをクリックします。

関連情報

[グラフ ウィザード] やダイアログ ボックスで表示される各オプションの詳細につい ては、<ヘルプ> ボタンをクリックしてオンライン ヘルプを参照してください。 「株価市況用のグラフ」については「ユーザーズ ガイド」 311 ページ「折れ線グラフ」 を参照してください。

Keywords: KBHOWTO KB402426
Technology: kbExcel500 kbExcelSearch kbExcelWinSearch

inserted by FC2 system