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サポート技術情報

[XL]VBAでPivotTableWizardメソッドを実行すると一般保護違反

文書番号: 402411

最終更新日: 1998/02/03


この資料は以下の製品について記述したものです。


この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP402411

概要

本文書は、Microsoft(R) Visual Basic(R) Programming System Applications Edition (以下 VBA) を使用して、 [新規ウィンドウ] に対して PivotTableWizard メソッド
を実行すると、一般保護違反が発生することがある問題をまとめています。

詳細

現象

VBA を使用して、[ウィンドウ] - [新規ウィンドウ] コマンドで作成した新しい
ウィンドウに対して [ピボットテーブル] の作成をすると、一般保護違反が発生
します。
たとえば、次のような手順を行うと問題が発生します。

手順

  1. ワークシートを 3 枚以上、モジュール シートを 1 枚を含む新規のブックを作成 します (ここでは Book1 とします)。
  2. ワークシート Sheet1 に次のように入力します。
         __|_A_|_B_|_C_|
          1|a  |b  |c  |
          2|x  |l  |  1|
          3|y  |m  |  2|
          4|z  |n  |  3|
    
  3. マクロをモジュールシートに記述します。
         Sub Sample()
             Worksheets("Sheet1").Range("A1").Select
             ActiveSheet.PivotTableWizard SourceType:=xlDatabase, SourceData:= _
                 Selection.CurrentRegion, TableDestination:="Sheet2!R2C2"
         End Sub
    
  4. [ウィンドウ] - [新規ウィンドウ] コマンドを実行します。
  5. ウィンドウ「 Book1:1 」をアクティブにします。
  6. [ウィンドウ] - [表示しない] コマンドを実行して非表示にします。
  7. ウィンドウ「 Book1:2 」のワークシート Sheet1 をアクティブにします。
  8. 手順 3. で作成したマクロ Sample を実行します。
  9. エラーメッセージが表示されます。
                         [アプリケーションエラー]
                     EXCEL で一般保護違反が発生しました。
         発生した場所は、モジュール EXCEL.EXE 内の 004A:023E 番地です。
    

状況

現在のところこの現象の原因を調査中です。
なお、PivotTableWizard メソッドで TableDestination:="Sheet2!R2C2" を省略す ると、一般保護違反は発生しません。

Keywords: KBBUG KB402411
Technology: kbExcel500 kbExcelSearch kbExcelWinSearch

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