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サポート技術情報

[XL]VBAでWord 5.0を起動すると日本語入力システムの切替が無効

文書番号: 402396

最終更新日: 1997/11/27


この資料は以下の製品について記述したものです。


この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP402396

概要

本文書では、Microsoft(R) Visual Basic(R) Programming System Applications
Edition (以下 VBA) を使用して Microsoft(R)Word for Windows(TM) Version 5.0
(以下 Word 5.0) の起動と終了を行うと「日本語入力システム」のオン/オフの
切り替えができなくなる問題をまとめています。

詳細

現象

VBA を使って Word 5.0 の起動と終了を行うと、 Microsoft(R) Windows(TM) 上で
稼動している「日本語入力システム」のオン/オフに対する操作が効かなくなり
ます。
たとえば、Word 5.0 を起動後「ファイル名」を入力させ、そのファイルを印刷後
Word 5.0 を終了して Excel 5.0 へ制御を戻すマクロを作成します。
  Sub WordStart()
      Dim FileName As String, DDEChannel As Integer
      FileName = InputBox("ファイル名を入力してください")
      Shell "C:\WORD5J\WINWORD.EXE", 4
      DDEChannel = Application.DDEInitiate("WinWord", "System")
      Application.DDEExecute DDEChannel, "[FileOpen .Name = """ & _
          FileName & """][FilePrintDefault][FileClose 2]"
      Application.DDEExecute DDEChannel, "[FileExit]"
      Application.DDETerminate DDEChannel
  End Sub
マクロ実行後、「日本語入力システム」のオン/オフに対する操作を行っても
切り替えができない状態になります。

回避策

マクロを次のように記述します。
      Shell "C:\WORD5J\WINWORD.EXE", 1
また、Word 6.0 では問題ありません。

Keywords: KBBUG KB402396
Technology: kbExcel500 kbExcelSearch kbExcelWinSearch

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