本ページは公開が終了した情報の複製であり、掲載時点での情報です。本ページに記載されている内容について各所に問い合わせることはご遠慮下さい。
サポート技術情報

[XL]Excel 4.0で設定した[垂直同期][水平同期]を5.0で解除する

文書番号: 402394

最終更新日: 1997/11/28


この資料は以下の製品について記述したものです。


この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP402394

概要

本文書では、Microsoft(R) Excel for Windows(TM) Version 4.0 (以下 Excel 4.0)
で設定した [垂直同期]、[水平同期]、[水平垂直同期] を Excel 5.0 で解除する
方法をまとめています。

詳細

現象 1

Excel 4.0 の [ウィンドウ] - [整列] コマンドを実行すると [ウィンドウの整列]
ダイアログ ボックスが表示されます。[アクティブ シートのウィンドウを整列]
チェック ボックスをオン (×がついている状態) にすると [列方向に同時スク
ロール] および [行方向に同時スクロール] チェック ボックスの設定ができる
ようになります。しかし、Excel 5.0 にはこの機能のコマンドは用意されていま
せん。「垂直同期」、「水平同期」、「水平垂直同期」の設定をしたファイルを
 Excel 5.0 のコマンドでは解除できないことになります。

現象 2

Lotus 1-2-3 の ファイルを Excel 5.0 で開き、[ウィンドウ] - [新しいウィンド
ウを開く] コマンドを実行すると、ウィンドウ タイトルに [垂直同期] と表示さ
れ、一方のウィンドウと連動して画面がスクロールすることがあります。

回避策

Excel 5.0 で「 Excel 4.0 マクロ」を使った「垂直同期」などを解除するマクロを
作成し、実行します。
「 Excel 4.0 マクロ」はマクロ シートに記述します。[挿入] - [マクロ] -
[Excel 4.0 マクロ] サブコマンドを実行してマクロ シートを作成してください。
  Sample Macro
  =ARRANGE.ALL(1,TRUE,FALSE,FALSE)
  =RETURN()
また、<現象 2> の場合には、再度ファイルを Lotus 1-2-3 で読み込み [W/ワーク シート] - [W/画面分割] - [U/独立] コマンドを実行して保管することによって
「垂直同期」を解除することができます。

Keywords: KBBUG KB402394
Technology: kbExcel500 kbExcelSearch kbExcelWinSearch

inserted by FC2 system