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サポート技術情報

[XL]指定したセルにデータが入力された時プロシージャを自動実行する方法

文書番号: 402325

最終更新日: 1997/10/20


この資料は以下の製品について記述したものです。


この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP402325

概要

本文書では、Microsoft(R) Visual Basic(R) Programming System Applications
Edition (以下 VBA) を使って、数式バーへデータを入力するか、またはセル内で
データの編集を行ったときに、指定したプロシージャを実行する方法をサンプル
モジュールと共に解説しています。

詳細

ワークシートのセルに数式バーを使ってデータを入力するか、またはセル内でデー
タの編集を行ったときに実行したいプロシージャを設定するには、Application
オブジェクトの OnEntry プロパティを使用します。

サンプル

次のサンプル モジュールでは、ワークシート "Sheet1" のセル A1 にデータが入力 されたら、MsgBox 関数を使用しメッセージを表示しています。
Auto_Open はブックがオープンされたときに自動的に実行されます。
サブルーチン OnEntryuSub はワークシート "Sheet1" にデータが入力されるたびに 実行されます。サブルーチン OnEntryuSub 内でアクティブセルが A1 かどうかの
判定を行い、アクティブセルが A1 の時だけメッセージを表示しています。
  Sub Auto_Open()
      'Sheet1 にデータが入力されたらサブルーチン "OnEntrySub" を実行する
      ActiveWorkbook.Worksheets("Sheet1").OnEntry = "OnEntrySub"
  End Sub
  Sub OnEntrySub()
      'もしアクティブセルが $A$1 であれば
      If ActiveCell.Address() = "$A$1" Then
          'メッセージを表示
          MsgBox ActiveCell.Parent.Name & " の " & ActiveCell.Address & _
              " にデータが入力されました。"
      End If
  End Sub

Keywords: KBHOWTO KB402325
Technology: kbExcel500 kbExcelSearch kbExcelWinSearch

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