文書番号: 402321
最終更新日: 1997/11/04
この資料は以下の製品について記述したものです。
- Microsoft(R) Word for Windows(R) Version 6.0 (以下 Word 6.0)
この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP402321
概要
例えば ’’と入力すると‘ ’に置き換わってしまったり、小文字のiを入力した後
で [Space] キーや [Enter] キーを押すと大文字のIになってしまうなどという場
合、オートコレクトの機能をオフにしてお使いいただくことで希望する文字が入力
できるようになります。
現象
Word 6.0 の新しい機能のひとつに "オートコレクト" というものがあります。これ
は入力した時点で自動的に正しい文字に修正するという便利な機能なのですが、
デフォルト (インストール直後) の状態でこの機能の項目のいくつかがオンに設定
されているため、入力した文字が勝手に置き換わってしまって希望する文字が入力
できないという場合があります。
オートコレクトで設定できる項目には以下のものがあります。
-
’’を‘ ’に変更する
-
2文字目を小文字にする
-
文の先頭文字を大文字にする
-
曜日の先頭文字を大文字にする
-
半角文字への変換(カッコ、クォーテーション マーク、その他の区切り文字)
-
入力文字列と置き換える
修正文字列 置換後の文字列
adn --- and
don;t --- don't
i --- I
incl --- include
occurence --- occurrence
recieve --- receive
seperate --- separate
teh --- the
デフォルトでオンに設定されているものは 1、2、4、6 の項目です。
6 の「入力文字列と置き換える」という機能は、修正文字列が入力された時点で
置換後の文字列に自動的に置き換えるというもので、あらかじめ用意されている
オートコレクト項目が8つ入っています。
これらの設定を変更するには、次の手順で行います。
手順
1 . [ツール] - [オートコレクト] コマンドを選択し、[オートコレクト] ダイア
ログボックスを表示します。
2 .該当するチェックボックスの×の部分をクリックし、オフにします。
また、[入力文字列と置き換える] チェックボックスに関しては、オフにせず
に該当するオートコレクト項目を削除する方法でも結構です。項目を選択して
から <削除> ボタンをクリックし、一覧から削除してください。
3 . <OK> ボタンをクリックします。
Keywords: KBHOWTO KB402321
Technology: kbWord600 kbWordSearch kbZNotKeyword2