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サポート技術情報

[XL]ユーザー定義ボタンのボタン名とステータスバーに表示する文字の設定方法

文書番号: 402159

最終更新日: 1997/10/21


この資料は以下の製品について記述したものです。


この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP402159

概要

Excel 5.0 では、「ツールバー」に指定した処理を実行するユーザー定義のボタン
(以下、ユーザー定義ボタン) を作成することができます。
本文書では、Microsoft(R) Visual Basic(R) Programming System Applications
Edition (以下 VBA) を使ってユーザー定義ボタンに「ボタン名の表示」に使用す
る名前を作成する方法、およびステータスバーに表示する文字列を設定する方法
を、サンプル モジュールと共に解説しています。

詳細

[表示] - [ツールバー] コマンドを実行すると [ツールバー] ダイアログ ボック
スが表示されます。[ボタン名の表示] チェック ボックスオン (×が付いている
状態) のとき、ツールバーのボタンにマウス ポインタを合わせると、ボタンの
名前が表示されます。
ユーザー定義ボタンの上にマウス カーソルを合わせたときに表示される「ボタ
ン名」の指定は ToolbarButton オブジェクトの Name メソッドを使用します。

サンプル

次のサンプル モジュールでは、ボタン名 "MyToolTips" のユーザー定義ボタンを 含んだツールバー "MyToolbar" を表示しています。ボタン "MyToolTips" にマウ ス ポインタを合わせると「 MyToolTips 」というボタン名が表示されると共に、
ステータスバーに「これは私のマクロです」と表示されます。ボタン "MyToolTips" をクリックすると「実行しました」とメッセージ ボックスが表示されます。
  Sub AddButton()
      'ツールバー MyToolbar を追加
      With Toolbars.Add("MyToolbar")
          .Visible = True
          'ツールバー MyToolbar にボタンを追加し、マクロ MyMacro を割り当てる
          .ToolbarButtons.Add Button:=229, OnAction:="MyMacro"
          'ボタンに名前 MyToolTips をつける
          .ToolbarButtons(1).Name = "MyToolTips"
      End With
      Application.MacroOptions macro:="MyMacro", _
          StatusBar:="これは私のマクロです"
  End Sub
  Sub MyMacro()
      MsgBox "実行しました"
  End Sub

注意

「サンプル」 を二度以上実行しようとすると、同じ名前のツールバーを追加する
ことができないためにエラーメッセージ「 Toolbars クラスの Add メソッドが失敗
しました。」が表示されます。二度以上マクロを実行する場合は、[表示] - [ツー
ルバー] コマンドを実行して [ツールバー] ダイアログ ボックスの [ツールバー
一覧] リストボックスから "MyToolbar" を選択後 <削除> ボタンをクリックして ツールバーを削除してから実行してください。

Keywords: KBHOWTO KB402159
Technology: kbExcel500 kbExcelSearch kbExcelWinSearch

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