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サポート技術情報

変更または新規に追加されたマクロ関数一覧

文書番号: 401694

最終更新日: 1998/02/03


この資料は以下の製品について記述したものです。


この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP401694

概要

本文書は、Excel 5.0 になって Version 4.0 から追加、変更または削除された
コマンド対応関数一覧です。これらの情報は、Excel 5.0 のオンライン ヘルプ
( [?] - [目次] コマンド 「 Microsoft Excel オンライン リファレンス」 -
「機能詳細・マクロ関数リファレンス」) に書かれている「変更または新規に
追加されたマクロ関数」を基に作成されています。

変更されたコマンド対応関数

  ALIGNMENT              セル内容の配置を設定します。両端揃えが追加されたため、
                         引数の値が変更されています。
  AXES                  グラフに座標軸を表示するかどうかを設定します。Excel
                         5.0 でグラフの種類や形式が変更されたため、それに応じて
                         引数名や機能が修正されています。
  CHART.WIZARD           グラフの作成と書式設定を行います。Excel 5.0 では、グラ
                         フのラルやタイトルに使用する行または列の数を指定するこ
                         とができます。
  CLOSE                  ファイルを閉じます。Excel 5.0 では、ファイルを閉じた後
                         も、ファイルの回覧を継続することができます。
  CUSTOMIZE.TOOLBAR      [ツールバーの定義] ダイアログ ボックスを表示します。
                         Excel 5.0 で追加されたツールバーに対応しています。
  DEMOTE                 アウトラインで選択された行または列をグループ化します。
                         Excel 5.0 では、<グループ化> ボタンに対応します。
  FORMAT.AUTO            セル範囲に組み込みのテーブル書式を設定します。Excel
                         5.0 で加されたテーブル書式に対応しています。
  FORMAT.MOVE            オブジェクトを指定された位置へ移動します。円グラフやド
                         ーナツグラフのセグメントを切り出し表示するための形式が
                         追加されました。
  GET.DOCUMENT           ファイルに関する情報を返します。ファイル設定に対応する
                         戻り値が追加されました。
  INSERT.OBJECT          他のアプリケーションのデータから、埋め込みオブジェクト
                         を作成します。Excel 5.0 では、オブジェクトをアイコンで
                         表示することができます。
  NEW                    新しいファイルを作成します。Excel 5.0 では、ワークシー
                         ト、マクロ シート、またはグラフが新しいブック形式で作
                         成されます。
  OPEN                   ファイルを開きます。テンプレートの編集、特定のファイル
                         コンバータの使用、ファイルの共有やアクセス方法などを指
                         定するための引数が追加されました。
  PAGE.SETUP             ファイルを印刷するときのレイアウトを設定します。機能の
                         拡張に対応して、引数が追加されています。
  PASTE.SPECIAL          コピー元領域の指定された要素だけを、現在の選択範囲に貼
                         り付けます。グラフへの貼り付け (書式 2) で、貼り付け方
                         法を指定する引数が追加されました。
  PATTERNS               セルやオブジェクトの外観を変更します。Excel 4.0 と 5.0
                         のどちらのパターンを使用するかを指定することができま
                         す。
  PRINT                  ファイルを印刷します。Excel 5.0 の標準ファイルがブック
                         形式になったため、印刷対象を指定する引数が追加されまし
                         た。
  PROMOTE                アウトラインで選択された行または列のグループを解除しま
                         す。Excel 5.0 では、<グループ解除> ボタンに対応します。
  PROTECT.DOCUMENT       アクティブ ファイルの保護とその解除を行います。このマ
                         クロ関数を使用して、Visual Basic モジュールシートも保
                         護することができます。
  SAVE.AS                ファイルを指定された名前、種類、パスワードで保存しま
                         す。 ファイル形式のオプションが追加されました。
  SCENARIO.SUMMARY       シナリオの計算結果をレポートに出力します。Excel 5.0 で
                         は、レポートの種類を指定することができます。
  SELECT                 セルやオブジェクトを選択します。グラフ要素の選択 (書式
                         3) で、近似曲線や誤差範囲に対するオプションが追加され
                         ました。
  SET.PRINT.AREA         印刷範囲を定義します。印刷範囲が引数で指定できるように
                         なりました。
  SHOW.DETAIL            指定された行や列に対応する詳細データを、表示または非表
                         示にします。ピボットテーブルにも対応しています。
  SORT                   選択範囲のデータを行単位または列単位で並べ替えます。範
                         囲の先頭行を見出しとして処理するかどうかを指定すること
                         ができます。また、ユーザー定義リストの使用、ピボットテ
                         ーブルの並べ替え、大文字と小文字の区別を指定するための
                         オプションも追加されました。
  WORKBOOK.ACTIVATE      ブック内のシートをアクティブにします。Excel 5.0 の標準
                         ファイルがブック形式になったため、不要になった引数が削
                         除されました。
  WORKBOOK.SELECT        ブック内のシートを選択します。現在のシートの選択を解除
                         して、新しくシートの選択を行うかどうかを指定するオプシ
                         ョンが追加されました。

追加されたコマンド対応関数

  ACTIVE.CELL.FONT       セルに入力されている個別の文字に書式を設定する操作に対
                         応します。
  ADD.CHART.AUTOFORMAT   作業中のグラフのフォーマットを、[書式] - [オートフォー
                         マット]  のユーザー定義フォーマット一覧に追加します。
  ADDIN.MANAGER          [ツール] - [アドイン マネージャ] を選択する操作に対応
                         し、アドインの追加または削除を行います。
  ATTACH.TOOLBARS        [ブックへツールバーを登録] ダイアログ ボックスを表示し
                         ます。このダイアログ ボックスでは、ツールバーをファイ
                         ルに付加または関連付けることができます。
  AUTO.OUTLINE           [データ] - [グループとアウトラインの設定] - [アウトラ
                         インの自動作成] を選択する操作に対応し、選択されている
                         範囲内で自動的にアウトラインを作成します。1 つのセルし
                         か選択されていないときは、シート全体を対象とするアウト
                         ラインが作成されます。
  CHART.ADD.DATA         ワークシートのデータをグラフへドラッグする操作に対応
                         し、既存のグラフにデータを追加します。
  CHART.TREND            グラフがアクティブなときに表示される [挿入] - [近似曲
                         線] を選択する操作に対応します。近似曲線は、横棒グラ
                         フ、縦棒グラフ、積上げ棒グラフ、散布図、折れ線グラフ、
                         面グラフだけに追加できます。
  CLEAR.ROUTING.SLIP     [回覧用紙] ダイアログ ボックスの <クリア> に対応し、回
                         覧用紙を消去します。
  CLEAR.OUTLINE          [データ] - [グループとアウトラインの設定] - [アウトラ
                         インのクリア] を選択する操作に対応し、選択されている範
                         囲内に設定されているアウトラインを消去します。1 つのセ
                         ルしか選択されていないときは、シート全体を対象とするア
                         ウトラインが消去されます。
  DATA.LABEL             グラフがアクティブな場合に、[挿入] - [データ ラベル]
                         を選択する操作に対応し、データ ラベルの内容と位置を指
                         定して、グラフにデータ ラベルを追加します。
  DELETE.CHART.AUTOFORMAT グラフの [オートフォーマット] ダイアログ ボック
                          スで、ユーザー定義のフォーマット一覧 からユーザ
                           ー定義フォーマットを削除します。
  ENABLE.TIPWIZARD       ヒント ウィザードのオン / オフを切り替えます。
  ERRORBAR.X             グラフで選択されているデータ系列に誤差範囲を追加しま
                         す。ERRORBAR.X 関数は X / 項目軸に対する誤差範囲を表示
                         するバーを追加し、散布図だけで使えます。また、
                         ERRORBAR.Y 関数はすべてのグラフの Y / 数値軸に対する誤
                         差範囲を表示するバーを追加します。
  ERRORBAR.Y             グラフで選択されているデータ系列に誤差範囲を追加しま
                         す。ERRORBAR.X 関数は X / 項目軸に対する誤差範囲を表示
                         するバーを追加し、散布図だけで使えます。また、
                         ERRORBAR.Y 関数はすべてのグラフの Y / 数値軸に対する誤
                         差範囲を表示するバーを追加します。
  FILTER.ADVANCED        [データ] - [フィルタ] - [フィルタ オプションの設定] を
                         選択する操作に対応し、オプションを設定してフィルタを実
                         行します。
  FILTER.SHOW.ALL        [データ] - [フィルタ] - [すべて表示] を選択する操作に
                         対応し、フィルタを実行したリストのすべての項目を表示し
                         ます。
  FILTER                 データ リストに対し、1 列単位でフィルタを実行します。
                         1 回の操作でフィルタを実行できるのは 1 つのシートにつ
                         き 1 つのリストだけです。
  FIND.FILE              [ファイル] - [ファイル検索] を選択する操作に対応し、作
                         成者や、作成日時などの検索条件に基づいてファイルを検索
                         します。
  FONT.PROPERTIES        [書式] - [セル] を選択する操作に対応し、選択されている
                         範囲にフォントやその他の書式を設定します。この関数は、
                         ワークシートやマクロ シート上のセル、グラフ、テキスト
                         ボックス、ボタンを対象に書式設定を行います。
  FORMAT.CHART           グラフを作業中に [書式] - [グラフの種類] の <オプショ
                         ン> ボタンを選択する操作に対応し、指定された引数に従っ
                         てグラフを設定します。
  FORMAT.CHARTTYPE       選択されているデータ系列、データ系列のグループ、または
                         グラフ全体を対象に、グラフの種類を変更します。
  FUNCTION.WIZARD        関数ウィザードのダイアログ ボックスを表示します。この
                         ダイアログ ボックスでは、簡単な操作でセルに関数を入力
                         することができます。
  GALLERY.CUSTOM         グラフがアクティブの場合に、[オートフォーマット] ダイ
                         アログ ボックスの [グラフの種類] リストからユーザー定
                         義されたフォーマットを選択する操作に対応し、作業中のグ
                         ラフをユーザー定義のグラフに変更します。
  GALLERY.DOUGHNUT       グラフがアクティブの場合に、[オートフォーマット] ダイ
                         アログ ボックスの [グラフの種類] リストから [ドーナツ]
                         を選択する操作に対応し、作業中のグラフをドーナツ グラ
                         フに変更します。
  GET.PIVOT.FIELD        ピボットテーブルのフィールドについての情報を返します。
  GET.PIVOT.ITEM         ピボットテーブルのアイテムについての情報を返します。
  GET.PIVOT.TABLE        ピボットテーブルについての情報を返します。
  INSERT.TITLE           グラフがアクティブになっているときに、[挿入] - [タイト
                         ル / 軸ラベル] を選択する操作に対応し、グラフのさまざ
                         まな部分に指定した文字列を付加します。
  INSERT.PICTURE         [挿入] - [図] を選択する操作に対応し、ファイルに画像を
                         挿入します。この関数は Windows 版 Excel でのみ使用でき
                         ます。
  MAIL.LOGOFF            現在行っているメールを使った操作を終了させます。
  MAIL.LOGON             メールを使った操作を開始します。
  MENU.EDITOR            [メニュー エディタ] ダイアログ ボックスを表示します。
                         このダイアログ ボックスでは、Visual Basic のプロシージ
                         ャで使用するためのカスタム メニューやコマンドを作成す
                         ることができます。
  OPEN.TEXT              テキスト ウィザードを使用して、Excel でテキスト ファイ
                         ルを開く操作に対応します。
  OPTIONS.CALCULATION    [ツール] - [オプション] - [計算方法] パネルを選択する
                         操作に対応し、ワークシートの数式を計算する方法を設定し
                         ます。
  OPTIONS.CHART          [ツール] - [オプション] で、グラフがアクティブで編集で
                         きる状態のときに [グラフ] パネルを選択する操作に対応
                         し、グラフの設定を変更します。
  OPTIONS.EDIT           [ツール] - [オプション] - [編集] パネルを選択する操作
                         に対応し、ワークシートの編集オプションの設定を変更しま
                         す。
  OPTIONS.GENERAL        [ツール] - [オプション] - [全般] パネルを選択する操作
                         に対応し、Excel の標準の設定を変更します。
  OPTIONS.LISTS.ADD      [ツール] - [オプション] - [ユーザー定義リスト] パネル
                         を選択する操作に対応し、新規のユーザー定義リストを追加
                         するために使用されます。
  OPTIONS.LISTS.DELETE   [ツール] - [オプション] - [ユーザー定義] パネルを選択
                         し、ユーザーが定義したリストを選択しているときに <削
                         除> ボタンを選択する操作に対応します。
  OPTIONS.VIEW           [ツール] - [オプション] の [表示] パネルを選択する操作
                         に対応し、表示の設定を変更します。
  PIVOT.ADD.DATA         ピボットテーブルへフィールドを追加します。
  PIVOT.ADD.FIELDS       ピボットテーブル上にフィールドを追加します。
  PIVOT.FIELD.GROUP      ピボットテーブル内にグループを作成します。
  PIVOT.FIELD.UNGROUP    ピボットテーブル内で選択されたすべてのグループを解除し
                         ます。.
  PIVOT.FIELD            ピボットテーブル内にフィールドをピボットします。
  PIVOT.ITEM.PROPERTIES  ヘッダー フィールド内の項目の特性を変更します。
.
  PIVOT.ITEM             ピボットテーブル内で項目を移動します。
  PIVOT.REFRESH          ピボットテーブルを更新します。
  PIVOT.SHOW.PAGES       アクティブ セルを含むブックに新規のシートを作成しま
                         す。この関数は ページ フィールド 内の各項目を反復計算
                         し、ページ フィールドに特定の項目を設定して新しいピボ
                         ットテーブルを新しいシート上に作成します。
  PIVOT.TABLE.WIZARD     空白のピボットテーブルを作成します。
  QUERY.GET.DATA         与えられた情報を使って、新しいクエリーを作成します。
                         Microsoft Query が起動します。この関数は、Microsoft
                         Query アドイン マクロ (XLQT.XLA) がセットアップされて
                         いるときに、[データ] - [外部データの取り出し] を選択す
                         る操作に対応します。詳しくは『 Microsoft Excel ユーザー
                         ズ ガイド』「第 37 章 アドイン機能の組み込み] またはヘ
                         ルプ アドインを登録、削除するには を参照してください。
  QUERY.REFRESH          Microsoft Query ツールによって返されるデータ範囲のデー
                         タを更新します。この関数は、<データ更新> ボタンと同じ
                         働きをします。
  RENAME.OBJECT          選択されたオブジェクトまたはグループの名前を変更しま
                         す。この関数は、使い方に関連があるオブジェクトに名前を
                         付けるために使います。また、オブジェクトにどのように名
                         前を付けるのかわからない場合などにも使われます。
  ROUTE.DOCUMENT         定義された回覧用紙の情報を使って、ファイルを回覧しま
                         す。
  ROUTING.SLIP           [ファイル] - [回覧用紙の追加] を選択する操作に対応し、
                         現在のファイルに付けられた回覧用紙を編集または追加しま
                         す。
  SAVE.COPY.AS           アクティブ ファイルのコピーを別の名前で保存します。こ
                         のとき、パスワードやファイルの保護など、アクティブ フ
                         ァイルの設定も一緒に保存されます。アクティブ ファイル
                         には何の影響もありません。この関数は、電子メールのメッ
                         セージに同封するなど、アクティブ ファイルのコピーが一
                         時的に必要な場合に使用します。
  SCENARIO.ADD           [ツール] - [シナリオ] - <追加> ボタンを選択する操作に
                         対応し、指定した値をシナリオとして定義します。シナリオ
                         とは、ワークシートの数式モデルに対する入力値として指定
                         する 1 組みの値のことです。
  SCENARIO.EDIT          [ツール] - [シナリオ] の <編集> ボタンを選択する操作に
                         対応します。
  SELECT.ALL             ブック内のすべてのシートを選択する操作に対応します。
  SERIES.AXES            [データ系列の書式設定] ダイアログ ボックスの [軸] パネ
                         ルに対応し、データ系列がプロットされるグラフ軸を変更し
                         ます。
  SERIES.ORDER           グラフ内のデータ系列のプロット順を変更します。
  SERIES.X               [データ系列の書式設定] ダイアログ ボックスの [X の値]
                         パネルに対応し、データ系列の項目ラベル (散布図では x
                         軸の値) を指定します。
  SERIES.Y               [データ系列の書式設定] ダイアログ ボックスの [名前 /
                         値] パネルに対応し、データ系列の名前と値を指定します。
  SUBTOTAL.CREATE        [データ] - [集計] を選択する操作に対応し、リストやデ
                         ータベースに自動集計を作成します。リスト内の自動集計
                         については、『 Microsoft Excel ユーザーズ ガイド』「 22
                         章 リストの集計」 またはヘルプ [データ] - [集計] コマ
                         ンド を参照してください。
  SUBTOTAL.REMOVE        [データ] - [集計] で <リセット> ボタンを選択する操作に
                         対応し、リストに含まれる既存の計および集計をすべて削除
                         します。改ページやアウトラインが設定されていると、それ
                         らも同時に削除されます。
  SUMMARY.INFO           [ファイル] - [ブック情報] を選択する操作に対応し、作業
                         中のブックについてのブック情報を作成します。
  TEXT.TO.COLUMNS        [データ] - [区切り位置] を選択する操作に対応し、1 つの
                         列に入力されているデータを複数の列に振り分けます。この
                         関数を使うと、長い文字列が複数の列に分配されます。
  TRACER.CLEAR           ークシートの [ワークシート分析] ツールバーで <全トレ
                         ース矢印削除> ボタンをクリックする操作に対応し、ワーク
                         シート上のトレース矢印をすべて消去します。
  TRACER.DISPLAY         [ワークシート分析] ツールバーの <参照先トレース> また
                         は <参照元トレース> ボタンをクリックする操作に対応し、
                         セル間の依存関係を示すためトレース矢印を表示します。
  TRACER.ERROR           ワークシートの [ワークシート分析] ツールバーで <エラー
                         トレース> ボタンをクリックする操作に対応し、トレース矢
                         印を表示して、エラー値を含むセルを示します。
  TRACER.NAVIGATE        表示されているトレース矢印をダブルクリックする操作に対
                         応し、トレース矢印の一方の端からもう一方の端までセルの
                         選択を移動します。ダブルクリックしたのがエラー トレー
                         ス矢印のときは、選択対象が追跡経路の末尾に移動します。
  VBA.INSERT.FILE        コードが入力されているテキスト ファイルを、Visual
                         Basic のモジュールに挿入します。
  VBA.MAKE.ADDIN         Visual Basic のプロシージャが含まれるファイルをアドイ
                         ンに変換します。
  VIEW.DEFINE            [表示] - [ビュー] - <追加> ボタンを選択する操作に対応
                         し、ビューの作成または置き換えを行います。この関数を使
                         用するには、ビュー マネージャ アドイン マクロをセット
                         アップする必要があります。詳細は、『 Microsoft Excel ユ
                         ーザーズ ガイド』「 37 章 アドイン機能の組み込み」、ま
                         たはヘルプ アドインを登録、削除するには を参照してくだ
                         さい。
  VIEW.DELETE            [表示] - [ビュー] - <削除> ボタンを選択する操作に対応
                         し、作業中のブックから指定したビューを削除します。この
                         関数を使用するには、ビュー マネージャ アドイン マクロ
                         をセットアップする必要があります。詳細は、『 Microsoft
                         Excel ユーザーズ ガイド』「 37 章 アドイン機能の組み込
                         み」、またはヘルプ アドインを登録、削除するには を参照
                         してください。
  VIEW.SHOW              [表示] - [ビュー] でビューを選択してから <表示> ボタン
                         を選択する操作に対応し、指定したビューを表示します。こ
                         の関数を使用するには、ビュー マネージャ アドイン マク
                         ロをセットアップする必要があります。詳細は、
                        『 Microsoft Excel ユーザーズ ガイド』「 37 章 アドイン
                         機能の組み込み」、またはヘルプ アドインを登録、削除する
                         には を参照してください。
  WORKBOOK.DELETE        [編集] - [シートの削除] を選択する操作に対応し、シート
                         またはシートのグループを作業中のブックから削除します。
  WORKBOOK.HIDE          [書式] - [シート] - [表示しない] を選択する操作に対応
                         し、作業中のブックに含まれるシートを非表示にします。
  WORKBOOK.INSERT        [挿入] - [ワークシート]、[グラフ]、[マクロ] を選択する
                         操作に対応し、現在のブックに新しいシートを挿入します。
  WORKBOOK.NAME          [書式] - [シート] - [名前変更] を選択する操作に対応
                         し、ブック内のシート名を変更します。
  WORKBOOK.NEW           新しいシートをブックに追加します。この関数は、Excel
                         Ver. 4.0 との互換性を維持するために用意されています。
                         Excel Ver. 5.0 で新しいシートをブックに追加するとき
                         は、WORKBOOK.INSERT 関数を使います。
  WORKBOOK.NEXT          ブック内の次のシートをアクティブにします。
  WORKBOOK.PREV          ブック内の前のシートをアクティブにします。
  WORKBOOK.PROTECT       [ツール] - [保護] - [ブック保護] を選択する操作に対応
                         し、ブックの保護を制御します。
  WORKBOOK.SCROLL        ブック内にあるシートをスクロールします。
  WORKBOOK.TAB.SPLIT     水平スクロールバーに占めるタブの比率を設定します。
  WORKBOOK.UNHIDE        [書式] - [シート] - [再表示] を選択する操作に対応し、
                         作業中のブックで非表示になっているシートを再表示しま
                         す。

変更されたカスタム関数

  ADD.COMMAND            コマンドをメニューに追加します。新しいショートカット
                         メニューに対応しています。
  ADD.MENU               メニューをメニュー バーに追加します。Excel 5.0 では、
                         サブメニューを追加することができます。
  ADD.TOOL               ボタンをツールバーに追加します。Excel 5.0 で追加された
                         [Microsoft]、[Visual Basic]、[ワークグループ]、[ワーク
                         シート分析] などのツールバーに対応しています。
  CHECK.COMMAND          コマンド名の先頭にチェック マークを付加します。また
                         は、チェック マークを削除します。サブメニューにも対応
                         しています。
  DELETE.COMMAND         カスタム メニューまたは組み込みメニューからコマンドを
                         削除します。Excel 5.0 では、サブメニューのコマンドも削
                         除することができます。
  DELETE.MENU            メニュー バーからメニューを削除します。Excel 5.0 では、
                         サブメニューを削除することができます。
  ENABLE.COMMAND         カスタム コマンドまたはカスタム メニューを、選択可能ま
                         たは不可能な状態にします。サブメニューのコマンドにも対
                         応しています。
  RENAME.COMMAND         組み込みまたはカスタム メニューのコマンド名を変更しま
                         す。メニュー名も変更できます。メニュー名も変更できま
                         す。サブメニューにも対応しています。
  SHOW.BAR               指定されたメニュー バーを表示します。Excel 5.0 で追加
                         された Visual Basic モジュール、ダイアログ シート、マ
                         クロ シートなどのメニュー バーにも対応しています。

追加されたカスタム関数

  EDIT.TOOL              [ボタン エディタ] ダイアログ ボックスを表示します。こ
                         のダイアログ ボックスでは、ツールバーに表示されるボタ
                         ンを変更することができます。
  LINK.FORMAT            [データ ラベルの書式設定] ダイアログ ボックスの [表示
                         形式] パネルにある [シートとリンクする] チェック ボッ
                         クスに対応し、選択されているデータ ラベルの数値書式を、
                         データ ラベルの文字列を含むワークシートのセルまたはセ
                         ル範囲にリンクさせます。

変更されたデータベース関数

  DATA.FORM              データ フォームを表示します。Excel 4.0 で作成されたカ
                         スタム データ フォームとの互換性が保たれています。

追加されたデータベース関数

  SQL.BIND              SQL クエリーの結果が SQL.RETRIEVE 関数によって検索され
                        るとき、それを表示するワークシートの位置を指定します。
                        この関数を使用するには、Microsoft ODBC アドイン
                        (XLODBC.XLA) をセットアップする必要があります。詳しく
                        は『 Microsoft Excel ユーザーズ ガイド』「 37 章 アドイ
                        ン機能の組み込み」 またはヘルプ アドインを登録、削除す
                        るには を参照してください。
  SQL.CLOSE             外部データ ソースとの接続を終了します。この関数を使用
                        するには、Microsoft ODBC アドイン (XLODBC.XLA) をセッ
                        トアップする必要があります。詳しくは『 Microsoft Excel
                        ユーザーズ ガイド』「 37 章 アドイン機能の組み込み」 ま
                        たはヘルプ アドインを登録、削除するには を参照してくださ
                        い。
  SQL.ERROR            他の XLODBC.XLA 関数の実行に失敗した後で実行すると、詳
                       細なエラー情報を返します。この関数を使用するには、
                       Microsoft Excel ODBC アドイン (XLODBC.XLA) をセットア
                       ップする必要があります。詳しくは『 Microsoft Excel ユー
                       ザーズ ガイド』「 37 章 アドイン機能の組み込み」 またはヘ
                       ルプ アドインを登録、削除するには を参照してください。
  SQL.EXEC.QUERY       すでに設定されている接続を使って、データ ソースへクエ
                       リーを送信します。この関数を使用するには、Microsoft
                       ODBC アドイン (XLODBC.XLA) をセットアップする必要があ
                       ります。詳しくは『 Microsoft Excel ユーザーズ ガイド』
                       「 37 章 アドイン機能の組み込み」 またはヘルプ アドインを
                       登録、削除するには を参照してください。
  SQL.GET.SCHEMA       指定した接続 ID 番号に対応するデータ ソースを対象に、
                       その構造についての情報を返します。SQL.GET.SCHEMA 関数
                       が正常に実行されたときに返される戻り値は、要求した情報
                       の種類によって異なります。要求できる情報の種類と、それ
                       に対する戻り値の一覧は、書式のところで説明します。この
                       関数を使用するには、Microsoft ODBC アドイン
                       (XLODBC.XLA) をセットアップする必要があります。詳しく
                       は『 Microsoft Excel ユーザーズ ガイド』「 37 章 アドイン
                       機能の組み込み」 またはヘルプ アドインを登録、削除する
                       には を参照してください。
  SQL.OPEN             データ ソースとの接続を設定します。接続が正常に設定さ
                       れると、接続 ID 番号が返されます。この関数の後で実行す
                       るすべての ODBC マクロ関数は、この接続 ID 番号を使って
                       対象となる接続を指定することになります。この関数を使用
                       するには、Microsoft ODBC アドイン (XLODBC.XLA) をセッ
                       トアップする必要があります。詳しくは『 Microsoft Excel
                       ユーザーズ ガイド』「 37 章 アドイン機能の組み込み」 また
                       はヘルプ アドインを登録、削除するには を参照してくださ
                       い。
  SQL.RETRIEVE         その前に実行したクエリーの結果全体または結果の一部を検
                       索します。使用する接続は、SQL.OPEN 関数を使用してすで
                       に設定されている必要があります。また、SQL.EXEC.QUERY
                       関数によってすでにクエリーが実行されていて、その結果が
                       未処理の状態になっていなければなりません。この関数を使
                       用するには、Microsoft ODBC アドイン (XLODBC.XLA) をセ
                       ットアップする必要があります。詳しくは『 Microsoft
                       Excel ユーザーズ ガイド』「 37 章 アドイン機能の組み込
                       み」 またはヘルプ アドインを登録、削除するには を参照し
                       てください。
  SQL.RETRIEVE.TO.FILE   その前に実行したクエリーの結果全体を検索し、その内容を
                         ファイルに書き込みます。使用する接続は、SQL.OPEN 関数
                         を使ってすでに設定されている必要があります。また、
                         SQL.EXEC.QUERY 関数によってすでにクエリーが実行されて
                         いて、その結果が未処理の状態 (Pending) になっていなけ
                         ればなりません。この関数を使用するには、Microsoft ODBC
                         アドイン (XLODBC.XLA) をセットアップする必要がありま
                         す。詳しくは『 Microsoft Excel ユーザーズ ガイド』「 37
                         章 アドイン機能の組み込み」 またはヘルプ アドインを登
                         録、削除するには を参照してください。

変更された DDE / 外部関数

  EDIT.OBJECT            選択されているオブジェクトの作成元アプリケーションを起
                         動し、オブジェクトが編集できる状態にします。そのアプリ
                         ケーションでオブジェクトの編集を行っている間、マクロは
                         一時停止されます。
  INSERT.OBJECT         埋め込みオブジェクトを作成します。オブジェクトを作成元
                        アプリケーションのアイコンで表示できるようになりました。

追加された DDE/ 外部関数

  APP.ACTIVATE.MICROSOFT        Microsoft 社のアプリケーションをアクティブにし
                                ます。指定したアプリケーションがまだ起動されて
                                いないときは、この関数により目的のアプリケーシ
                                ョンがメモリに読み込まれます。[Microsoft] ツー
                                ルバーでいずれかのボタンを選択する操作に対応し
                                ます。

変更された情報関数

  GET.BAR                指定されたコマンドの名前と位置番号を返します。戻り値が
                         追加されました。
  GET.CELL              セルに関する情報を返します。戻り値が追加されました。
  GET.DOCUMENT           ブック内のシートに関する情報を返します。戻り値が追加さ
                         れました。
  GET.OBJECT             指定されたオブジェクトに関する情報を返します。戻り値が
                         追加されました。
  GET.PIVOT.FIELD        ピボットテーブルのフィールドに関する情報を返します。
  GET.PIVOT.ITEM         ピボットテーブルのアイテムに関する情報を返します。
  GET.PIVOT.TABLE        ピボットテーブルに関する情報を返します。
  GET.TOOL               ツールバーのボタンに関する情報を返します。戻り値が追加
                         されました。
  GET.TOOLBAR            個別のツールバーまたはすべてのツールバーに関する情報を
                         返します。戻り値が追加されました。
  GET.WINDOW             ウィンドウに関する情報を返します。戻り値が追加されまし
                         た。
  GET.WORKBOOK           ブックに関する情報を返します。戻り値が追加されました。
  GET.WORKSPACE          作業状態に関する情報を返します。戻り値が追加されまし
                         た。
  SCENARIO.GET           ブックに定義されているシナリオに関する情報を返します。
                         戻り値が追加されました。

追加された情報関数

  OPTIONS.LISTS.GET      ユーザー定義リストの内容を文字列の配列として返します。

変更された統計関数

  ANOVA1                 一元配置による分散分析を行います。Excel 5.0 では、新し
                         いブックに分析結果を出力することができます。
  ANOVA2                 繰り返しのある二元配置による分散分析を行います。Excel
                         5.0 では、新しいブックに分析結果を出力することができま
                         す。
  ANOVA3                繰り返しのない二元配置による分散分析を行います。Excel
                        5.0 では、新しいブックに分析結果を出力することができま
                        す。
  DESCR                 データの基本統計量を返します。Excel 5.0 では、新しいブ
                        ックに分析結果を出力することができます。
  EXPON                  過去に行われた予測に基づいて、将来の値を予測します。
                         Excel 5.0 では、新しいブックに分析結果を出力することが
                         できます。
  FOURIER                フーリエ変換を行います。Excel 5.0 では、新しいブックに
                         分析結果を出力することができます。
  FTESTV                  2 標本の F 検定を行います。Excel 5.0 では、新しいブッ
                         クに分析結果を出力することができます。
  HISTOGRAM              ヒストグラムを計算します。Excel 5.0 では、新しいブック
                         に分析結果を出力することができます。
  MCORREL                複数のデータ グループの相関関係を測定します。Excel 5.0
                         では、新しいブックに分析結果を出力することができます。
  MCOVAR                 複数のデータ グループの共分散を測定します。Excel 5.0
                         では、新しいブックに分析結果を出力することができます。
  MOVEAVG                移動平均直線に沿った値を返します。Excel 5.0 では、新し
                         いブックに分析結果を出力することができます。
  PTTESTM                平均値を分析するため二標本の t 検定を行います。Excel
                         5.0 では、新しいブックに分析結果を出力することができま
                         す。
  PTTESTV                分散の値が異なることを前提として、二標本の t 検定を行
                         います。Excel 5.0 では、新しいブックに分析結果を出力す
                         ることができます。
  RANDOM                 乱数または指定された分布に従う数値を、セル範囲全体に出
                         力します。Excel 5.0 では、新しいブックに分析結果を出力
                         することができます。
  RANKPERC              データ グループ内のそれぞれの各値について、その本来の
                         順位と百分位を返します。 Excel 5.0 では、新しいブック
                         に分析結果を出力することができます。
  REGRESS                直線回帰分析を行います。Excel 5.0 では、新しいブックに
                         分析結果を出力することができます。
  SAMPLE                 データの標本化を行います。Excel 5.0 では、新しいブック
                         に分析結果を出力することができます。
  TTESTM                 分散の値が等しいことを前提として、二標本の t 検定を行
                         います。Excel 5.0 では、新しいブックに分析結果を出力す
                         ることができます。
  ZTESTM                 平均値を分析するため二標本の z 検定を行います。Excel
                         5.0 では、新しいブックに分析結果を出力することができま
                         す。

追加された統計関数

ありません

変更された文字列操作関数

  OPEN.DIALOG            指定されたファイル フィルタを使用して、Excel 5.0 の標
                         準的な [ファイルを開く] ダイアログ ボックスを表示しま
                         す。
  SAVE.DIALOG            指定されたファイル フィルタを使用して、Excel 5.0 の標
                         準的な [ファイル名を付けて保存] ダイアログ ボックスを
                         表示します。

追加された文字列操作関数

ありません

削除されたアドイン関数

アドインに含まれるマクロ関数を使用しているときにも、アドインとのリンク情報
を更新さえすれば使用可能になります。ところが、幾つかのアドインは Excel 5.0 で はサポートされなくなりました。この中に FILEFNS.XLA がありますが、これは以下の 関数を含んでいます。VBA での代替え命令も合わせて記載しましたので、これを代わ りに使用するようにしてください。VBA では「.(ピリオド)」を名前の一部として使 用できません。このため、名前は変更しています。
VBA で作成されたプロシージャは、Excel 4.0 マクロからそのまま通常の組み込み
関数と同様に呼び出すことができます。
  CREATE.DIRECOTRY      VBA でのみサポート( MkDir )
                         Sub CreateDirectory(path As String)
                           MkDir path
                         End Sub
  DELETE.DIRECTORY      VBA でのみサポート( RmDir )
                         Sub DeleteDirectory(path As String)
                           RmDir path
                         End Sub
  DIRECTORIES              次項「 Dir 関数について」をご参照ください
  FILE.EXISTS              Function FileExists(path As String) As Boolean
                           FileExists = Dir(Path) <> ""
                         End Function

Dir 関数について

本来、Dir 関数は vbDirectory を指定した場合に、対象となるディレクトリ名のみ
を取得することになっています。しかし、ディレクトリ名だけではなくファイル名も 含めて取得されてしまいます。
この問題については弊社でも確認しており、現在原因を調査中です。対応ができる
ようになった時点で、この件に関する情報を更新させていただく予定ですが、それま での間は以下のような方法での対応をお願いいたします。

回避策

この問題を回避するには Dir 関数と合わせて GetAttr 関数を使用します。以下
にその例を示します。
                 dirstring = "C:\"
                 a = Dir(dirstring,vbDirectory)
                 If GetAttr(dirstring & a) = 16 Then
                     MsgBox a & "はディレクトリです"
                 Else
                     Mscbox a & "はディレクトリではありません"
                 End If
上記の例は、ディレクトリ "C:\" を検索して、Dir 関数が最初に見つけた対象 が、ディレクトリかディレクトリでないかを GetAttr 関数で判別してメッセージを
表示するというものです。

Keywords: KB401694
Technology: kbExcel500 kbExcelSearch kbExcelWinSearch

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