文書番号: 405998
最終更新日: 1997/11/01
この資料は以下の製品について記述したものです。
- Microsoft(R) MS-DOS(R) 6.2/V Upgrade Operating System (以下 MS-DOS 6.2/V)
この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP405998
概要
Windows NT 3.1 がセットアップされているマシンに、MS-DOS 6.2/V をセットアップし Windows NT 3.1 と MS-DOS 6.2/V が共存できる環境を構築する方法を説明します。
MS-DOS 6.2/V Upgrade がセットアップできる条件
お使いのマシンに MS-DOS 6.2/V をセットアップするには、次の条件を満たしている必要があります。
C ドライブが FAT 形式でフォーマットされている
この条件に合わない環境、つまり、C ドライブのパーティションが FAT 形式でなく
NTFS 形式でフォーマットされている場合は、MS-DOS 6.2/V をセットアップすることはできません。
MS-DOS 6.2/V のセットアップ方法
C ドライブは FAT 形式でフォーマットされているが DOS はセットアップされていない場合
- MS-DOS 6.2/V のセットアップ ディスク(ディスクの1枚目)をフロッピードライブに挿入し、マシンを起動します。
- 「キーボードのタイプを判定します.」と表示がされたら、キーボードの種類を画面の指示に従って指定します。
- MS-DOS 6.2/V のセットアップ プログラムが起動し、画面の背景が青に変わります。そして、「セットアップへようこそ」と表示のある画面で停止しますので、Enter キーを押して次に進みます。
- 画面が切り替わり「ハードディスクに DOS ファイルが見つかりました.」という表示され、セットアップを中止するか続行するかを確認してきますので、「セットアップを続けて現在の DOS を置き換える」を選択します。
- 画面の指示に従い、セットアップを進めてください。
- MS-DOS 6.2/V のセットアップが終了したら、フロッピー ドライブからディスクを取り出し、次のディスクをフロッピー ドライブに挿入し、マシンを再起動します。
Windows NT 3.1 セットアップ ディスク 1
-
Windows NT 3.1 のセットアップ プログラムが起動し、画面の背景が青に変わります。そして、「セットアップへようこそ」と表示のある画面で停止しますので、「R」キーを押し「破損した Windows NT システムを修復する」を選択します。
- しばらくすると「システム修復ディスク」の挿入を要求してきますので、画面の指示に従ってディスクをドライブへ挿入してください。
- オプション タスクを選択する画面が表示されたら、次のオプション タスクだけを選択し、それ以外のものは選択を解除してください。 「 C: ドライブのブート ファイルの検査」※ オプション タスクの選択を解除するには、矢印キーでオプション タスクを選択し、スペース キーを押すと選択を解除できます。
10. 「続行 (選択したタスクの実行) 」を選択し、Enter キーを押します。
-
マシンを再起動するように指示がでたら、フロッピー ドライブからディスクを抜きとり、マシンを再起動すれば終了です。
C ドライブは FAT 形式でフォーマットされており、すでに DOS がセットアップされている場合
-
マシンを起動し、ブート ローダーが表示されたら、「 MS-DOS 」を選択します。
-
DOS が起動し、コマンド プロンプトが表示されたら MS-DOS 6.2/V セットアップディスク(ディスクの1枚目)をフロッピー ドライブに挿入します。
-
ディスクをフロッピー ドライブに挿入したら、コマンド プロンプトよりA:\SETUP と入力し Enter を押します。
-
MS-DOS 6.2/V のセットアップ プログラムが起動したら、画面の指示に従いセットアップを続けます。
-
セットアップが終了したら、マシンを再起動して終了です。
MS-DOS 6.2/V セットアップ プログラムについての詳細は、「セットアップ ガイド」をご覧ください。
Keywords: BOOT DOS6V DUAL NT SETUP KB405998
Technology: kbMSDOS620 kbMSDOSSearch