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サポート技術情報

1024FD.EXEと富士通FM-Rの5.25ichフロッピーディスクについて

文書番号: 405980

最終更新日: 1997/11/02


この資料は以下の製品について記述したものです。


この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP405980

概要

この資料は、富士通 FM-R や FM-TOWNS でフォーマットされた 5.25 インチ フロッピ ーディスクが、1024FD.EXE を組み込んだ AT 互換機のフロッピーディスク ドライブで読めないという現象について説明したものです。

現象

富士通 FM-R や FM-TOWNS でフォーマットされた 5.25 インチのフロッピーディスクが1024FD.EXE を組み込んだ AT 互換機のフロッピーディスク ドライブで読めない、または、そのフロッピーディスクに対して SCANDISK を実行してもエラーが表示され、エラー修復後も、読み書きできないという現象が発生する場合があります。(フォーマットの方法にもよります。)
この現象は、1024FD.EXE の問題ではなく MS-DOS 6.2/V の仕様で、富士通 FM-R やFM-TOWNS でフォーマットされたフロッピーディスクのブートセクタの先頭の 3 バイトが、MS-DOS 6.2/V の標準の値ではないのが原因です。
MS-DOS 6.2/V はメディアにアクセスする際に必ず、ブートセクタの先頭より 3 バイトの内容を確認します。1024FD.EXE は標準の MS-DOS 6.2/V フォーマットがされたディスクにのみ対応していますので、それ以外のフォーマット形式のフロッピーディスクに対しての読み書きはできません。
富士通 FM-R や FM-TOWNS 以外の MS-DOS が搭載(使用)されているマシンでも、フロッピーディスクのフォーマット形式が標準形式であるとは限りませんので、この現象が発生する可能性があります。

詳細

1024FD.EXE を組み込まなくても、標準形式でフォーマットされたフロッピーディスクに DEBUG コマンドなどでこのエリア (ブートセクタの先頭の 3 バイト) に無効なデータを書き込むと、そのディスクを読み込むことができなくなります。
詳しくは『プログラマーズ リファレンス』などをご参照ください。

Keywords: BOOT DISK DOS/V DOS6V FLOPPY FORMAT FUJITSU KBINFO READ SECTOR KB405980
Technology: kbMSDOS620 kbMSDOSSearch

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