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サポート技術情報

手動でオプションプログラムを組み込む方法

文書番号: 405950

最終更新日: 1997/11/02


この資料は以下の製品について記述したものです。


この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP405950

概要

Backup、Anti-Virus、Undelete などの MS-DOS 用と Windows 用両方あるオプションユーティリティー プログラムは、通常 SETUP.EXE を /E というスイッチを付けて実行することによって組み込めます(『セットアップ ガイド』 P29 参照)。しかし、もし何らかの理由で "SETUP /E"が正常に動作しない場合は、以下の手順をお試しください。

現象

オプション ユーティリティ プログラムを手動で組み込むには、必要なファイルをハードディスク上の MS-DOS のディレクトリ (通常 C:\DOS) にコピーする必要があります。しかし、組み込みに必要なファイルはすべて圧縮された形でセットアップ ディスクに入っており (拡張子の3文字目が "_" となっています。)、それを EXPAND コマンドで正しいファイル名を指定して解凍する必要があります。例えば、セットアップ ディスク内の MSBACKUP.EX_ を解凍してハードディスク上の MS-DOS のディレクトリにコピーするには、MS-DOS のコマンド プロンプトから次のように入力します。(セットアップ ディスクが入っているフロッピー ドライブを A:、MS-DOS のディレクトリを
C:\DOS とします。)
EXPAND A:\MSBACKUP.EX_ C:\DOS\MSBACKUP.EXE
なお、EXPAND コマンドは、MS-DOS 6.2/V に添付している EXPAND.EXE を使用してください。(タイムスタンプが 93-12-06 6:20 のもので、セットアップ ディスクの1枚目に入っています。)

MS-DOS 用ユーティリティ プログラムに必要なファイル:

  ファイル名          解凍後のファイル名  ファイル名         解凍後のファイル名
  MSBACKUP.CO_    →      MSBACKUP.COM    MSBACUP2.OV_    →      MSBACUP2.OVL
  MSBACKUP.EX_    →      MSBACKUP.EXE    MSBCONF2.OV_    →      MSBCONF2.OVL
  MSBACUP2.EX_    →      MSBACUP2.EXE    MSBCONFG.OV_    →      MSBCONFG.OVL
  MSBACKUP.HL_    →      MSBACKUP.H
  MSBACUP2.HL_    →      MSBACUP2.HLP    UNDELETE.EX_    →      UNDELETE.EXE
  MSBCONF2.HL_    →      MSBCONF2.HLP
  MSBCONFG.HL_    →      MSBCONFG.HLP    MSAV.CO_        →      MSAV.COM
  MSBACDB2.OV_    →      MSBACDB2.OVL    MSAV.EX_        →      MSAV.EXE
  MSBACDR2.OV_    →      MSBACDR2.OVL    MSAV2.EX_       →      MSAV2.EXE
  MSBACFB2.OV_    →      MSBACFB2.OVL    MSAV.HL_        →      MSAV.HLP
  MSBACFR2.OV_    →      MSBACFR2.OVL    MSAV2.HL_       →      MSAV2.HLP
  MSBACKDB.OV_    →      MSBACKDB.OVL    MSAVIRUS.LS_    →      MSAVIRUS.LST
  MSBACKDR.OV_    →      MSBACKDR.OVL    MSAVHEL2.OV_    →      MSAVHEL2.OVL
  MSBACKFB.OV_    →      MSBACKFB.OVL    MSAVHELP.OV_    →      MSAVHELP.OVL
  MSBACKFR.OV_    →      MSBACKFR.OVL    VSAFE.CO_       →      VSAFE.COM
  MSBACKUP.OV_    →      MSBACKUP.OVL

Windows 用ユーティリティ プログラムに必要なファイル:

  ファイル名      解凍後のファイル名    ファイル名        解凍後のファイル名
  AV.GR_       →   AV.CRP              MWUNDEL.EX_    →   MWUNDEL.EXE
  BK.GR_       →   BK.GRP              MWUNDEL.HL_    →   MWUNDEL.HLP
  BKAV.GR_     →   BKAV.BRP
  BKUD.GR_     →   BKUD.GRP            MWAVABSI.DL_   →   MWAVAGSI.DLL
  BKUDAV.GR_   →   BKUDAV.GRP          MWAVDLG.DL_    →   MWAVDLG.DLL
  UD.GR_       →   UD.GRP              MWAVDOSL.DL_   →   MWAVDOSL.DLL
  UDAV.GR_     →   UDAV.GRP            MWAVDRVL.DL_   →   MWAVDRVL.DLL
  WINTOOLS.GR_ →   WINTOOLS.GRP        MWAVMGR.DL_    →   MWAVMGR.DLL
  MSTOOLS.DL_  →   MSTOOLS.DLL         MWAVSCAN.DL_   →   MWAVSCAN.DLL
  MWGRAFIC.DL_ →   MWGRAFIC.DLL        MWAVSOS.DL_    →   MWAVSOS.DLL
                                        MWAV.EX_       →   MWAV.EXE
  MWBACKF.DL_  →   MWBACKF.DLL         MWAVTSR.EX_    →   MWAVTSR.EXE
  MWBACKR.DL_  →   MWBACKR.DLL         MWAV.HL_       →   MWAV.HLP
  MWBACKUP.EX_ →   MWBACKUP.EXE
  MWBACKUP.HL_ →   MWBACKUP.HLP        VSAFE.CO_      →   VSAFE.COM
  VFINTD.38_   →   VFINTED.386
Windows 用ユーティリティ プログラムを組み込むには、必要なファイルをコピーする他に、以下に示す作業が必要です。
  • Windows のディレクトリにある SYSTEM.INI ファイルの中の[ 386Enh ]セクションに、次の1行を追加します。(追加する場所は[ 386Enh ]セクションの中であればどこでも構いません。)
              DEVICE=C:\DOS\VFINTD.386
    
  • ユーティリティ プログラム用のグループとアイコンを作成します。
    1. プログラム マネージャのメニュー バーから[アイコン]、[登録とグループの作成]を選び、[グループの作成]を選択して <OK> ボタンを押します。
    2. [グループの登録内容の変更]のダイアログボックスの[タイトル]に、「 Microsoft ツール」と入力して、<OK> ボタンを押します。[ファイル名]のところには何も書く必要はありません。
    3. 手順 2.で作成した[ Microsoft ツール]グループが開いた状態で、再度プログラム マネージャのメニュー バーから[アイコン]、[登録とグループの作成]を選び、今度は[アイコンの登録]を選択して <OK> ボタンを押します。
    4. 以下に示す内容をそれぞれのプログラムごとに入力してアイコンを作ります。
                Anti-Virus for Windows
                  タイトル:                      アンチウィルス
                  コマンド ライン:               C:\DOS\MWAV.EXE
                  実行時のディレクトリ:          C:\DOS
                  呼び出し用のショートカット キー:        なし
                Backup for Windows
                  タイトル:                      バックアップ
                  コマンド ライン:               C:\DOS\MWBACKUP.EXE
                  実行時のディレクトリ:          C:\DOS
                  呼び出し用の ショートカット キー:       なし
                Undelete for Windows
                  タイトル:                      アンデリート
                  コマンド ライン:               C:\DOS\MWUNDEL.EXE
                  実行時のディレクトリ:          C:\DOS
                  呼び出し用のショートカット キー:        なし
      

詳細

オプション ユーティリティ プログラムの組み込みに必要なファイルは、EXPAND.EXEファイル以外すべてセットアップディスクの[ディスク-5]と[ディスク-6]に入っています。以下にそのディスク内容の一覧を記載しますので、ご参照ください。
  ディスク-5
  MSBACKUP CO_      798 93-12-06    6:20
  MSBACKUP EX_    2,596 93-12-06    6:20
  MSBACUP2 EX_    2,490 93-12-06    6:20
  MSBACKUP HL_  112,715 93-12-06    6:20
  MSBACUP2 HL_  112,396 93-12-06    6:20
  MSBCONF2 HL_   18,549 93-12-06    6:20
  MSBCONFG HL_   17,228 93-12-06    6:20
  MSBACDB2 OV_   62,253 93-12-06    6:20
  MSBACDR2 OV_   66,196 93-12-06    6:20
  MSBACFB2 OV_   68,144 93-12-06    6:20
  MSBACFR2 OV_   71,669 93-12-06    6:20
  MSBACKDB OV_   62,078 93-12-06    6:20
  MSBACKDR OV_   65,871 93-12-06    6:20
  MSBACKFB OV_   67,995 93-12-06    6:20
  MSBACKFR OV_   71,381 93-12-06    6:20
  MSBACKUP OV_  132,253 93-12-06    6:20
  MSBACUP2 OV_  132,683 93-12-06    6:20
  MSBCONF2 OV_   47,000 93-12-06    6:20
  MSBCONFG OV_   45,170 93-12-06    6:20
  ディスク-6
  MONOUMB  38_      950 93-12-06    6:20
  VFINTD   38_    1,289 93-12-06    6:20
  MSAV     CO_      779 93-12-06    6:20
  VSAFE    CO_   36,852 93-12-06    6:20
  MSTOOLS  DL_    8,520 93-12-06    6:20
  MWAVABSI DL_   23,340 93-12-06    6:20
  MWAVDLG  DL_   10,259 93-12-06    6:20
  MWAVDOSL DL_   19,939 93-12-06    6:20
  MWAVDRVL DL_    4,233 93-12-06    6:20
  MWAVMGR  DL_    9,576 93-12-06    6:20
  MWAVSCAN DL_   71,058 93-12-06    6:20
  MWAVSOS  DL_    3,968 93-12-06    6:20
  MWBACKF  DL_    6,956 93-12-06    6:20
  MWBACKR  DL_   31,737 93-12-06    6:20
  MWGRAFIC DL_   18,089 93-12-06    6:20
  MSAV     EX_  163,228 93-12-06    6:20
  MSAV2    EX_  167,165 93-12-06    6:20
  MWAV     EX_   65,944 93-12-06    6:20
  MWAVTSR  EX_    8,649 93-12-06    6:20
  MWBACKUP EX_  159,690 93-12-06    6:20
  MWUNDEL  EX_   66,303 93-12-06    6:20
  SMARTMON EX_   13,824 93-12-06    6:20
  UNDELETE EX_   29,339 93-12-06    6:20
  AV       GR_      589 93-12-06    6:20
  BK       GR_      429 93-12-06    6:20
  BKAV     GR_      896 93-12-06    6:20
  BKUD     GR_      746 93-12-06    6:20
  BKUDAV   GR_    1,181 93-12-06    6:20
  UD       GR_      450 93-12-06    6:20
  UDAV     GR_      893 93-12-06    6:20
  WNTOOLS  GR_    1,181 93-12-06    6:20
  DBLWIN   HL_    4,669 93-12-06    6:20
  MSAV     HL_   13,145 93-12-06    6:20
  MSAV2    HL_   12,230 93-12-06    6:20
  MWAV     HL_   15,409 93-12-06    6:20
  MWBACKUP HL_  174,330 93-12-06    6:20
  MWUNDEL  HL_   22,537 93-12-06    6:20
  SMARTMON HL_    8,390 93-12-06    6:20
  MSAVIRUS LS_   11,473 93-12-06    6:20
  MSAVHEL2 OV_   17,796 93-12-06    6:20
  MSAVHELP OV_   18,006 93-12-06    6:20

Keywords: BACKUP DOS6V OPTION PROGRAM SETUP SWITCH UNDELETE VIRUS KB405950
Technology: kbMSDOS620 kbMSDOSSearch

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