本ページは公開が終了した情報の複製であり、掲載時点での情報です。本ページに記載されている内容について各所に問い合わせることはご遠慮下さい。
サポート技術情報

CONFIG.SYS内のRAMDRIVE.SYSとDBLSPACE.SYSの順番について

文書番号: 405940

最終更新日: 1997/11/02


この資料は以下の製品について記述したものです。


この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP405940

概要

RAMDRIVE.SYS と DBLSPACE.SYS を同時に使用する際の注意点について説明します。

現象

CONFIG.SYS ファイルで、RAMDRIVE.SYS の行が DBLSPACE.SYS の行より前に定義されていないと( RAMDRIVE.SYS が DBLSPACE.SYS より先にロードされていないと)、RAMドライブのドライブ名が DoubleSpace 使用前と使用後で変わってきます。その結果、RAM ドライブにアクセスするように定義してあるバッチファイルを実行するときなどに問題が発生する可能性があります。たとえば、バッチファイルでは D ドライブとなっている RAM ドライブが DoubleSpace 組み込み後に I ドライブとなった場合、そのバッチファイルは途中で止まってしまいます。
DoubleSpace 用に割り当てられるドライブは、最初に利用できるドライブではなく、利用できる一番終わりのドライブから選択されます。もし CONFIG.SYS ファイルでRAMDRIVE.SYS の行が DBLSPACE.SYS の行より先にあれば、RAM ドライブのドライブ名は、一番最後の物理的ドライブのすぐ次のアルファベットとなります。例えば、A ドライブがフロッピードライブで ハードディスクが C ドライブのみという構造のマシンでは、RAM ドライブのドライブ名は D となります。
しかし、RAMDRIVE.SYS の行が DBLSPACE.SYS の行より後に定義されている場合は、DoubleSpace が既に C から ホストドライブ(通常 H ドライブ)までのドライブをDoubleSpace 用に割り当ててしまっているので、RAM ドライブのドライブ名は I となってしまいます。
従って、RAMDRIVE.SYS と DBLSPACE.SYS を同時に使用する場合は、CONFIG.SYS ファイルで、RAMDRIVE.SYS を DBLSPACE.SYS よりも前にロードするように定義してください。

詳細

DoubleSpace のドライブの割り当て方法、その他 DoubleSpace の詳細についてはMS-DOS HELP の情報( MS-DOS のコマンド プロンプトで HELP DBLSPACE と入力する)や MS-DOS 6.2/V 『ユーザーズ ガイド』 3 章「 MS-DOS のディスク操作」の「 3.5 ディスクの空き領域を増やす」、または他のサポート文書をご参照ください。

Keywords: DBLSPACE DOS6V MEMORY RAMDRIVE KB405940
Technology: kbMSDOS620 kbMSDOSSearch

inserted by FC2 system