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サポート技術情報

DOS:MS-DOS 6.2/V Microsoft Backup の種類について

文書番号: 402266

最終更新日: 1997/11/02


この資料は以下の製品について記述したものです。


この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP402266

概要

MS-DOS 6.2/V にはファイルのバックアップを作成するためのプログラム、MicrosoftBackup が添付されています。Backup には 「一括バックアップ」、「段階的バックアップ」「差分バックアップ」 の 3 種類がありますがここではそれらの違いについて説明します。

現象

1. 一括バックアップ

一括バックアップは名前の通り、ディスク上の選択したファイルをすべてバックアップします。そしてバックアップ後、MS-DOS ファイルの属性のひとつである "アーカイブ" を解除します。このアーカイブ属性が解除されていることにより、MS Backup はそのファイルがバックアップされたということが分かります。後からファイルが変更されたり新たにディスクに書き込まれたりすると、そのファイルには再びアーカイブ属性が設定されます。その結果、そのアーカイブ属性のファイルは次回 MS Backup を実行する際にバックアップの対象となります。

2. 段階的バックアップ

段階的バックアップは、選択されているファイルの中で、前回のバックアップ (一括、または、段階的) から変更または追加されたものをバックアップし、そのファイルのアーカイブ属性を解除します。次回の段階的バックアップでは、その前の段階的バックアップ以後に変更または追加されたファイル (アーカイブ属性が設定されているファイル)のみがバックアップされます。
復元する際は、まず一括バックアップしたものを復元し、それから段階的バックアップで作成されたバックアップセットを順々に復元していく必要があります。
段階的バックアップは、使用するファイルがその都度異なる場合に便利です。しかし、変更の記録をバックアップするので、それぞれの段階でのバックアップセットを保存しておく必要があります。これが、次に説明する差分バックアップとの大きな違いで、差分バックアップの復元では一括バックアップと最後に行った差分バックアップがあれば復元でき、途中のバックアップセットは必要ありません。

3. 差分バックアップ

差分バックアップは、選択されているファイルの中で、前回の一括バックアップから変更または追加したものをバックアップします。しかし、ファイルの属性は変更されません。したがって、アーカイブ属性が設定されたままなので、次回の差分バックアップのときにもそのファイルはバックアップの対象となります。
復元する際は、まず前回の一括バックアップを復元し、それから最後に行った差分バックアップを復元すればすみます。
差分バックアップは毎回同じファイルを使用する場合に便利です。しかし、作業するファイルが毎回異なる場合はバックアップするファイルの数が多くなり、時間もかかってしまいます。また、途中で行った差分バックアップを復元することはできず、常に最後に行った差分バックアップの状態にしか復元できません。
バックアップの操作方法については、MS-DOS 6.2/V 『ユーザーズ ガイド』 P142 ~ の「 4.1 ファイルのバックアップ: Backup 」 やオンラインヘルプ (コマンドプロンプトから"HELP MSBACKUP" と入力します) をご参照ください。

Keywords: BACKUP DOS6V FILE KBINFO TYPE KB402266
Technology: kbMSDOS620 kbMSDOSSearch

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