本ページは公開が終了した情報の複製であり、掲載時点での情報です。本ページに記載されている内容について各所に問い合わせることはご遠慮下さい。
サポート技術情報

[MSVC] DDX で float 型の値を対応付けると指数表示になる

文書番号: 403852

最終更新日: 1999/03/19


この資料は以下の製品について記述したものです。


この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP403852

概要

この資料は、MFC の DDX で float 型の値を対応付けると指数表示になる場合が生じる 現象について説明したものです。

詳細

DDX で対応データに float や double 型を指定した場合、内部でのデータ変換には
C の標準関数である _gcvt() を使用しています。この _gcvt() は基本的には変換後 の文字列を 10 進数表記で格納しますが、変換後に 10 進数形式で digits 桁に
収まらない場合には、digits 桁の有効数字を指数形式で作成します。
具体的な例をあげますと、
  0.xxx...
という値は、10 進表記できますが、
  0.0xxx...
  0.00xxx...
  0.000xxx...
といった値は指数表示になります。これは _gcvt() 関数の仕様によるものです。
指数形式の表示をしないようにするは DDX_TextFloatFormat() 関数を書き直して、
_gcvt() の代わりに _fcvt() を使用するようにして下さい。

詳細

  • Visual C++ は、米国 Microsoft Corporation の商標です。

Keywords: KBINFO VC10 VC15 VC20 KB403852
Technology: kbAudDeveloper kbvc150 kbVC32bitSearch kbVCsearch

inserted by FC2 system