文書番号: 402083
最終更新日: 2004/03/16
この資料は以下の製品について記述したものです。
- Microsoft(R) C Professional Development System Version 6.0
- Programmer's Workbench (以下 PWB)
概要
この資料は C6.0 の PWB 内で ATOK、DOS/V MKK が動作しない場合の対応策につい
て説明したものです。
詳細
NEC PC-9801 シリーズ で ATOK をご使用の場合
PWB は MS-KANJI API の仕様を持つ日本語変換プログラムに対応しています。 ATOK6・
ATOK7 は MS-KANJI API ではありませんが、インターフェースを取るドライバーが添
付されていますので使用可能です。ドライバーの導入方法について、以下にご説明い
たします。
C 6.0 の PWB で ATOK6・ATOK7 をご使用になるためには、C6.0 の Setup Disk に
含まれているユーティリティ MSATOK.COM をハードディスクにコピーし、実行しま
す。MSATOK を実行する場合は ATOK6・ ATOK7 を常駐させた状態で実行してくださ
い。
A> MSATOK
MS-DOS プロンプト上で ATOK6・ ATOK7 を使って日本語入力をする場合、MSATOK.COM
を組み込んだままご使用頂いて問題はありません。しかし、ご使用頂く上で不都合など
が生じた場合は、下記の方法で MSATOK.COM をメモリから解放して ATOK6・ ATOK7 単
体にしてご利用ください。
なお MSATOK.COM を起動する前に MOUSE.COM を起動している場合には必ずマウスドラ
イバをメモリから解放して (A> MOUSE OFF) から実行してください。
A> MSATOK OFF
Setup Disk を [B:] に、C6.0 を [A:\C6] にセットアップしてあった場合の例
-
MS-DOS のコマンドラインより入力する。
>COPY B:\MSATOK.COM A:\C6[Enter]
-
ATOK6・ ATOK7 のマニュアル等を参考に、これらを CONFIG.SYS に組み込む。
-
AUTOEXEC.BAT に以下のように追加し、保存する。
A:\C6\MSATOK
-
パソコンをリセットする。
IBM PS55 シリーズ で MS-DOS/V 添付日本語変換をご使用の場合
PWB 上で MS-DOS/V に添付される日本語変換(連漢字変換、単漢字変換 以後を総称
として MKK とします)を使用するには、やはりインターフェースを取るドライ
バーが必要です。ドライバーの導入方法についてご説明いたします。
C6.0 の PWB で MKK をご利用になるためには、C6.0 の Setup Disk に含まれてい
るユーティリティ MSIAS.COM をハードディスクにコピーし、実行します。MSIAS
を実行する場合は MKK を常駐させた状態で実行してください。
A> MSIAS
MS-DOS/V プロンプト上で MKK を使って日本語入力をする場合、MSIAS.COM を組み
込んだままご使用頂いて問題はありません。しかし、ご使用頂く上で不都合などが
生じた場合は、以下の方法で MSIAS.COM をメモリ常駐からプログラムを解放して
MKK 単体にしてご利用ください。なお MSIAS.COM を起動する前に MOUSE.COM を
起動している場合には必ずマウスドライバをメモリから解放して (A> MOUSE OFF)
から実行してください。
A> MSIAS OFF
Setup Disk を [A:] に、C6.0 を [C:\C6] にセットアップしてあった場合の例
-
MS-DOS のコマンドラインより入力する。
>COPY A:\MSIAS.COM C:\C6[Enter]
-
MKK のマニュアル等を参考に、これらを CONFIG.SYS に組み込む。
-
AUTOEXEC.BAT に以下のように追加し、保存する。
C:\C6\MSIAS
-
パソコンをリセットする。
注: この例は一例ですので、導入先のディレクトリなどは、任意の指定を行って
ください。Windows から PWB を使用する場合も、必ず、 Windows 起動前に、
MSATOK、MSIAS の 組み込みを行ってください。
Keywords: KBINFO KB402083
Technology: kbAudDeveloper kbCCompPDS600DOS kbCCompSearch kbPWBSearch kbZNotKeyword3