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昭和55年5月30日

分散処理機能を拡張
IBMシステム/34

日本アイ・ビー・エム株式会社(椎名武雄社長)は、30日、汎用小型コンピューター、IBMシステム/34の新機能として、システム/34分散ディスク・データ管理機能が使用可能になったことを明らかにしました。
 この機能により、従来必要であったシステム間のディスク・データの伝送プログラムは、不要になります。また、さらに別個のシステム(システム/34またはシステム/3モデル15D)のディスク・ファイルをあたかも自システムのディスク・ファイルであるかのようにアクセスすることができます。
 従って、これまで複雑なシステム・デザインを必要としたオンラインのためのバックアップ・システムや、各地に分散したシステムを論理的に1つのデータ・ベースを持つものとして集中管理するなど、高度な分散処理形態を実現することができます。
 分散ディスク・データ管理機能が利用可能になるのは、本年10月末からの予定です。
 月額使用料金は、既にICF(分散処理サポート・プログラム)を使用のお客先の場合には、19,700円です。

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