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通信機能を拡張
―IBMシステム/34―

 日本アイ・ビー・エム株式会社(稲垣早苗会長)は、25日、汎用小型コンピューター、IBMシステム/34の通信機能を拡張すると発表しました。
 これによってシステム/34は、これまで2回線だった高速通信回線を最高4回線まで接続できるようになります。通信速度もこれまでは最高9,600ビット/秒でしたが、今回から最高48,000ビット/秒となります。
 通信機能を拡張すると、遠隔地に設置した複数のワークステーション(ディスプレイ装置や印刷装置)での業務処理がさらに速やかに行えるようになります。また、通信を伴う各種の適用業務の導入や拡大が、より柔軟に行えるようになります。
 機能の拡張にあたっては、システム/34に内蔵の従来の通信アダプターに代えて、新しい通信機構が必要となります。
 この通信機構が利用できるようになるのは、昭和55年8月末からの予定です。取り付けは、システム/34の設置場所で行えます。
 賃貸料金は、36か月のリース契約で月間4万7,200円、レンタル契約で月間5万2,000円。販売(売り渡し)価格は163万5,000円です。

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