日本語MS-Windows V3.1

日本語Microsoft Windows バージョン 3.1
種類オペレーティング環境(オペレーティングシステム)
必要環境
  • 必要ソフトウェア: IBM DOS J5.02/VまたはMS-DOS 5.0/V以降
  • 対応機種: 上記ソフトウェアが稼働する機種
  • CPU: 386SX以上
  • メモリー: 4MB以上
  • ハードディスク空き容量: 25MB以上
価格21,800円
JAN4968665506779
発売年1993年
メーカー日本アイ・ビー・エム株式会社 / Microsoft Corporation
内容物
  • ディスケット 3.5インチ 2HD 14枚
  • お使いになる前に
  • 今日から使える Windows 3.1
  • 日本語入力ガイド (MS-IME for Windows)
  • IASインターフェースかな漢字変換プログラムを使う
  • お買い上げのお客様へ
  • アプリケーション・カタログ
  • プログラムのご使用条件
  • ライセンス情報
  • ライセンス証書/ユーザー登録カード
写真 Image: IBM MS-Windows V3.1 パッケージ表 Image: IBM MS-Windows V3.1 パッケージ裏
Image: IBM MS-Windows V3.1 ディスク1Image: IBM MS-Windows 3.1 Japanese + Word 5.0 + ATOK 9

上のスクリーンショット画像は、別売のMicrosoft Word for Windows Version 5.0とATOK9 for Windowsで漢字入力を行っているところ。

Windows 3.0登場時はそれを快適に利用するには高速なCPU、メモリの増設、グラフィックボードの増設が必要で、その投資に見合った恩恵を受けられるケースは少なく、MS-DOSに比べると普及率は低かった。1993年に入ってユーザー側・開発側とも諸々のハードルが下がり、Windows 3.1の発売によってWindowsの普及が加速した。

IBM版はマイクロソフト版Windows 3.1をベースにIBM製プリンターやパソコン(PS/55)に対応したデバイスドライバーを追加し、PC DOSのIASに対応したかな漢字変換プログラムをWindows上で使用できるように対応したもの。追加機能以外はマイクロソフト版とほぼ同じなので、Windowsソフトを使う上でMicrosoft版と区別する必要はない。PC本体がIBM製である必要はなく、PC/AT互換機であればインストール可能。マイクロソフト版と非互換な点として、システムフォントがPS/55仕様になっている点が挙げられる。そのため、ディスプレイドライバーのインストールやサードパーティーのユーティリティーでシステムフォントの設定を変更する場合は注意を要する。また、Windowsアプリケーション開発ソフトのVisual C++ 1.xはIBM版では動作しない。Windowsの修正ファイル(アップデート)はIBM版専用のものが用意されている。最終版は3.10Fで、こちらから入手可能。

写真

Image: IBM MS-Windows 3.1 Japanese Image: IBM Windows 3.1 Contents

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