Advert of SEIKO 9500
Reference: Nikkei Computer (May 31 1982). Copyright (C) Seikosha Corp. Uchida Yoko Corp.
16ビットCPU x 3個 = SEIKO9500
16ビット時代を先駆するスーパー・パーソナル・コンピュータSEIKO9500。今、すべてのパソコンがこの高性能機を目指している。
マルチジョブ機能で最大8レベルまで同時処理。
SEIKO9500は、高速・高性能の16ビットCPUを3個搭載(最大4個)。しかも、それらの能力をフルに発揮させるため、CPUの入力待ちの空き時間を利用し、最大8種のジョブを同時に処理するマルチジョブ機能を採用しました。さらに、CRTディスプレイ画面を任意に分割でき、入力データや計算結果、グラフィックなど、複数のジョブを同時に表示することもできます。これにより、パソコンが一つの仕事に占有されることなく、仕事の効率か、応用性を飛躍的に向上させます。
- OSにはインテル社製のRMX/86を採用。
- 記憶容量は、256または、512KBと大容量。
- 大きくて見やすい高解像度14インチCRTディスプレイを装備。カラーでは876色の複合色を表現できます。
- 大容量ミニ・フロッピー・ディスク装置(640KB/台)を2台装備。
- 7台までもワークステーションの接続でマルチワークも可能。オンライン・リアル・タイム処理も容易に行えます。
- 豊富なインタフェースと周辺装置により、システムの拡張も思いのままです。
- 高度な機能をサポートするSEIKOスーパーBASICの他、オプションでFORTRAN、Pascalも使用できます。
ハードウェア仕様
- CPU：16ビット・マルチプロセッサ方式 i8086 言語処理用、i8087 演算用、i8088 入出力制御用、i8088 通信制御用(オプション)
- メモリ：JOB用ROM 8KB、RAM256または512KB、入出力用ROM 32KB、RAM 4KB、共有部RAM 4または8KB、表示用ROM 4KB、RAM 36KB(モノクロ)、100KB(カラー)
- 表示部：14インチCRTディスプレイ、モノクロまたはカラー(基本8色、複合色876種表現可)、512x480ドット、80字x254行
- 補助記憶装置：両面倍密度倍トラック方式ミニ・フロッピー・ディスク(640KB/台)x2台内蔵、オプションでミニ・ディスク(10.4MB)、フロッピー・ディスク(1MBx2)
- キーボード：JIS配列1段シフト 104キー
- インタフェース：標準 プリンタI/F、RS-232C、オプションでGP-IB、CCU、DMA(外部補助記憶装置専用)
- プリンタ：オプションでグラフィック・プリンタ、ハイ・プリンタ、プロッティング・ライターなど用意。
基本構成：CPU+メモリ+14インチCRT+ミニ・フロッピー・ディスクx2+キーボード+プリンタI/F+RS-232C
SEIKO9500 標準小売価格
- M-I モノクロ、256KB ¥2,280,000
- M-II モノクロ、512KB ¥2,680,000
- C-I カラー、256KB ¥2,650,000
- C-II カラー、512KB ¥3,050,000
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