Advert of Fujitsu FM-16B

Image: Advert of Fujitsu FM-16B

Reference: Monthly ASCII (Mar 1985). Copyright (C) Fujitsu Ltd.

ヒーローは一つでいい。

富士通のニュー・マシンFM-16βは、強力な日本語対応、徹底したハイスピード処理、余裕の大容量メモリを、余すところなく体現した本格的なビジネスパソコン。オフィスの主役の名にふさわしい驚異のビジネス・ポテンシャルが、ハードな実績を思い切りタフにこなします。選ばれるものは一つでいい。16ビットのビッグ・ネーム、FM-16β、ついに、登場。

本体・キーボードは、ニーズに合わせてそれぞれ2種類。

メインCPUに高性能16ビット"80186"を搭載。しかも、カスタムLSIを採用した高信頼設計。

8088/86をパワーアップしたCPU80186を採用。その上、カスタムLSIを随所に投入し、信頼性とコストパフォーマンスの向上、さらにマシンのユニークネスを実現しました。

本格的超LSI、256Kbit DRAMの採用で、512KBの大容量メインメモリを標準実装。

小さな本体の堂々512KBの大容量メモリを装備。最大ⅠMBまでの拡張が可能ですから、プログラムの容量が増えても悠々の対応です。

JIS第1水準に加えて、第2水準の漢字ROMを標準実装。

ビジネス文書の高度な要求にも対応できるよう、JIS第2水準漢字3,384種を含めて6,802種を登録。特に、人名を重視する顧客管理などで、はっきり実力が現れます。

グラフィック専用LSIが、描画速度を飛躍的にアップ。

直線描画に必要な直線補完・論理演算処理を、2チップのカスタムLSIで実行。従来のソフトウェア処理と比較して、約30倍のスピードアップを実現しました。

漢字VRAMの採用で、漢字処理の高速化を達成。

漢字表示専用の漢字VRAMが、CPUの負荷を軽減。漢字表示がグラフィック画面と分離されるので、漢字対応アプリケーションの実行がスムーズになりました。

OSは日本語強化のCP/M-86 V1.1 L4.0 プラスFSX。

日本語入力の操作性向上とメッセージの日本語化を図るために、CP/M-86にFSX(Foreign Language System Extension)を導入。文節変換(文節単位でかな漢字変換)、部分採用変換(文節の読みを分割して変換)、リアルタイム単語登録(画面上の単語を必要な時点で辞書に登録)、複数辞書サポート(人名や住所などの専用辞書を併用)など、専用ワープロに匹敵する日本語処理機能を獲得しました。

汎用性の高いF-BASIC86 V2.0を標準添付。

卓越のオプションハード群。

充実のオプションのソフト群。

オフィスの主役が、ついに姿を現した。
ハードな仕事をタフにこなすビジネス・パソコン

FM-16β
FDタイプ ¥425,000(本体価格・キーボード含む)
HDタイプ ¥750,000(本体価格・キーボード含む)

富士通株式会社 半導体統括営業部

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