Advert of Fujitsu FACOM M-780
Reference: Nikkei Computer (Dec 9 1985). Copyright (C) Fujitsu Ltd.
世界最高速CPUを1ボードで実現
新登場 FACOM M-780 M-780モデルグループ 40,30,20,20S,10,10S
世界最大の情報処理、高度ネットワークを実現する超大型汎用コンピュータ「FACOM M-780 モデルグループ」
高度情報化社会を迎え、コンピュータの利用範囲は拡大、その能力もさらに高度なものが求められています。富士通では、将来のネットワーク社会をとらえ、その中枢となる汎用コンピュータの高性能化を最先端技術で追求した、Mシリーズの最上位機種「FACOM M-780モデルグループ」を開発。大規模で多様化するネットワークに柔軟に対応し、企業情報通信ネットワークシステムCOINSⅡや、独立型のメッシュネットワーク、さらにLAN、広域網サービスなどあらゆるネットワークと連携。コンピュータと通信の融合による統合情報システムを実現します。
最先端テクノロジーの採用
- 54cm×49cmの高密度多層プリント板の両面に最大336個の超高速LSIを搭載し、1ボードで世界最高速のCPUを実現。
- 論理素子に1チップ3,000/10,000ゲート(遅延時間180ピコセカンド)の超高速高集積度ECL LSIを全面採用。
- バッファストレージに16Kビット、アクセスタイム3.2nsのRAMと、1,2000ゲートの論理回路を1チップ内に実装した「高速RAM&LSI」を採用。
- 主記憶に汎用コンピュータで初めて256Kビット/チップのスタティックRAMを採用し、最大256MBまでの容量を実現。
OSⅣ/F4 MSPをさらに強化
- 開発の生産性向上を図るため、世界で初めて新ANS規格(85年版)に準拠したCOBOL8Xの採用、さらに汎用システムでは初めて移植性の高い高生産性言語C言語をサポートします。
- FACOM Mシリーズを支える「OSⅣ/F4 MSP」に、導入・運用の容易化を図る新機能、「SIP/X」(システム環境にオーダーメイドに対応し、信頼性の高いシステムを短時間で導入する新サービス)や「APS」(TSS/オンライン/バッチ環境下での出力の統一的運用を容易に実行)等を加えました。
- これまでのFACOM9450シリーズの連携に加え、新たにFM-16β(MS-DOS)などのFMシリーズをサポート。マイクロ・メインフレーム・コネクションの強化を図っています。
ネットワーク機能を大幅向上
- 国内最大級の処理能力を持つ最新の大容量パケット交換機「FETEX-5700/5500」によって、通信制御処理装置(CCP)との連携がさらに強化され、高信頼・独立型のメッシュ型ネットワークを実現します。
- 通信制御処理装置(CCP)として、高速のホスト間通信を経済的に実現する「FACOM2828Aディジタル回線制御装置」、高速・高集積度LSIを全面的に採用し、処理能力を大幅に向上させた「FACOM2835A通信制御処理装置」、そして高速で経済的なネットワークシステムを構築する「FACOM2663マルチメディア多重装置(DMIX)」などにより、最高1.5Mbpsまでの超高速ホスト間通信を実現します。
- 異機種間通信を可能にする国際・国内標準のOSIにも積極的に対応しています。
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