Advert of Borland Turbo Series

Image: Advert of Borland Turbo Series

Reference: Monthly ASCII (Dec 1988). Copyright (C) Microsoftware Associates Corp.

BORLAND NEW PRODUCTS FOR 98
無敵のデバッガを備えたNew Turbo、98上へ!!

待望のPC-9801バージョン、遂に12月よりアップデート開始!

新たに、強力なデバッグ環境を備えてバージョンアップした「Turbo C 2.0」「Turbo Pascal 5.0」。MASMを凌ぐ高速アセンブラと革命的な高性能デバッガを1セットにした「Turbo Assembler & Debugger」。そして、Turbo C・PascalそれぞれにAssembler & Debuggerを合わせてパッケージした「Turbo Professionalシリーズ」。BORLAND社が、最大の自信を持って世に送り出した、ニューターボ・ラインアップ。その、PC-9801バージョンが、早くもMSAから登場します。初心者からプロの開発者まで、さらに強力な統合プログラミング環境を提供するBORLANDターボ・シリーズのニューパワーが、いよいろ98上で発揮されます。また、今回Turbo C 2.0及びTurbo Pascal 5.0用として、両言語それぞれのランタイムライブラリ・ソースコードの販売も行います。さらに、旧バージョンからのアップデート体勢も万全。お得なパックでのアップデートを始め、MSA版以外をお持ちのユーザー様に対してのアップデート・サービスも行って参ります。

TURBO ASSEMBLER & DEBUGGER
高速アセンブラと超高性能デバッガを1セットにパッケージング!!

Turbo Assembler & Debuggerは、各種高級言語との優れたインターフェースを持つ高速なアセンブラと、従来のスペックを陽佳に凌ぐ新世代の高性能なデバッガを、1セットにパッケージして提供するハイ・コストパフォーマンスな製品です。

ハイ・スピード、優れた互換性を実現

Turbo Assemblerは、MASM(5.1)の約3倍という高速なアセンブルが可能で(PS/2 M60にて測定)、さらに、MASM4.1,5.0,5.1と高い互換性があります。

洗練された様々なアセンブル機能を搭載

Turbo Assemblerは、ideal-modeオプションによる強力なタイプチェック機能を搭載。その他、80386のサポート、複数モジュールのクロスリファレンス等、効率の良い開発作業のための強力な機能を数多くサポート。

あらゆるプログラム・サイズで最適なデバッグ

Turbo Debuggerでは、あらゆるサイズのプログラムでのデバッグ作業を可能にするため、80386の仮想86モードでバッグを実現しています。このモードにおいて、デバッガはMS-DOSと別のメモリ空間に置かれるため、MS-DOSのメモリをフルに使用したプログラムのデバッグが可能になります。さらに、付属するTDRFユーティリティにより最大38,400ボーの高速通信が可能なリモートでバッグ機能をサポート。これにより、386マシンでなくとも、メモリの制約を受けずにデバッグできます。被デバッグマシンとして、PC-9801シリーズだけでなく98XA、XLやIBM PC、AXシリーズ、IBM5550シリーズが使用でき、その他の機種についても対応検討中です。

Turbo Debuggerの実行画面(IBM PCにて撮影)

便利なマルチウィンドウ機能をサポート

コードやデータ、あらゆる作業のレベルを同時に見ることのできる、オーバーラップマルチウィンドウ機能をサポートしています。これによってソースコード、マシンコード、レジスタ、スタック、変数、データ、ログ、コプロセッサ、ブレークポイント、ユーザスクリーンをそれぞれ重ね合わせ可能な別々のウィンドウ上に、同時に表示することが可能になっています。

ユニークなデータでバッグ機能を装備

変数(グローバル、ローカル)、配列、構造体、共用体、ポインタ等の一覧表示が可能です。さらに、構造体のメンバー等も、カーソルキーで指示すればその階層に沿って簡単に調べることができます。データの表現は、C、PASCAL、アセンブラをサポートしています。また、その場ですぐに値を変更することもできます。

各種高級言語との優れたインターフェース

Turbo C 2.0、Turbo Pascal 5.0、Turbo Assembler 1.0をサポート。その他、Codeview Ver.2用のデバッグ情報を持つプログラムを、Turbo Debugger用に変換するためのユーティリティも装備しています。

Turbo Debugger・その他の機能

従来からのEMS方式に加えて、PC-9801RAのEMS方式も新たにサポートしています。
デバッガの変数等の表示を行う際に、漢字のデータは正しく漢字として表示することができます。
GREPユーティリティの漢字対応を実現しています。(Turbo C 2.0、Turbo Pascal 5.0も同様です)
オペレーションの履歴を記録し、再実行することのできるセッションログ機能をサポートしています。
従来のデバッガをはるかに凌ぐ強力なブレークポイント機能をサポートしています。

Turbo New Lineup for 98 価格

Turbo Assembler & Debugger 39,800円
Turbo C 2.0 29,800円
Turbo Pascal 5.0 29,800円
Turbo C 2.0 Professional 59,800円
Turbo Pascal 5.0 Professional 59,800円
Turbo Pascal 5.0 ランタイムライブラリ・ソースコード 29,800円
Turbo C 2.0 ランタイムライブラリ・ソースコード 29,800円

Turbo C 2.0

好評の統合プログラミング環境にソースコードレベルのデバッグ機能を追加

先に発売されたバージョン1.5で、その人気を不動のものにし、日本中で"C言語ブーム"を巻き起こしたボーランド・Turbo C。その最新バージョン2.0・PC-98版が早くも新登場。このTurbo C 2.0では、統合環境の中にソースコードレベルの強力なデバッグ機能を追加。その他にも様々な拡張機能をサポート。さらに快速で効率よい開発環境を98マシン上に提供します。

高性能なデバッガを統合開発環境中に装備

Turbo C 2.0では、好評の統合環境の中に、新たにソースコードレベルでの強力なデバッグ機能を追加しています。このデバッグ機能では、トレース実行、変数値の検査、式の評価、複数のブレークポイントの設定などを行うことが可能です。さらに、デバッガの変数などの表示を行う際、漢字データは正しく漢字として表示可能です。また、Turbo Debuggerも同時にサポートしています。

コンパイル、リンク速度がさらに高速化

Turbo C 1.5に比べて、コンパイルやリンクのスピードがさらに20~30%高速になっています。また、新しいランタイムライブラリルーチンの実行速度、特にメモリ割り当てや文字列操作、浮動小数点演算のエミュレーション等のスピードも、さらに高速化しています。Turbo C 2.0(Turbo Pascal 5.0も同様)では、テキスト25行モード及びより高速化されたグラフィックス23/46行モードと、計3種類の表示モードをサポートしています。また今回のバージョンから、インストールプログラムに置いてテキストだけを使用するように設定を行えば、グラフィックス画面のルーチン部分のメモリが節約でき、メモリサイズを有効に活用することが可能になりました。

Turbo C 2.0のデバッグ画面

Turbo C 2.0・その他の機能

エディタ内でのインデント、アンインデントをサポートしています。さらに、カッコやコメント記号の対応を調べるペアマッチ機能も同時にサポート。
メニュー・メッセージの表示方式は、英語と日本語の両方から選択することができます。
Turbo Helpユーティリティをサポート。これによって、他のエディタやプログラムの実行中に統合環境中と同じランゲージヘルプ機能が利用可能になりました。(Turbo Pascal 5.0も同様です。)
エディットバッファとして、最大64kbのemsメモリを利用することができるようになりました。
コマンドライン引数にワイルドカードが使用可能。また、80ビットのLong double型をサポート。
ソースの依存関係を自動的にチェックすることのできるMAKE機能を搭載しています。

Turbo C 2.0 Professional

Assembler/Debuggerをプラスしたプロ仕様のリーズナブルなセット

Turbo C 2.0に、新製品Turbo Assembler&Debuggerをバンドリングしたハイ・コストパフォーマンスな「Turbo C 2.0 Professional」が98シリーズに新登場。強力なデバッグ機能が追加されたTurbo C 2.0の統合環境と合わせて使用することによって、より高度で洗練されたプロフェッショナルなプログラム開発が実現します。また今回、Turbo C 2.0同様のバージョンアップされたTurbo Cランタイムライブラリ・ソースコードも合わせて、98用に発売されることになりました。

Turbo Pascal 5.0

強力なデバッグ機能を追加。さらにオーバーレイ機能がより洗練されて復活。

デバッグ機能でさらに高度なプログラム開発を実現

開発環境に統合化された、ソースコードレベルの強力なデバッグ機能を提供しています。トレース実行、変数値の検査、式の評価、複数のブレークポイントの設定などが可能になりました。

オーバーレイ機能が新たに復活

ごく少ないメモリー容量で、巨大なプログラムを記述することのできるオーバーレイ機能が、さらに洗練されて復活しています。この新しいオーバーレイマネージャでは、オーバーレイプログラムをEMS領域にロードすることができます。また、メモリーを最大限に利用するために、エディットバッファとして最大64KBのEMSメモリを利用することが可能です。

Turbo Pascal 5.0・その他の機能

8087がなくても、これまでのrealに加えてsingle, double, extended.comp型が利用できます。
言語仕様の拡張として、手続き型が宣言可能になりました。これにより、手続き型の引数を持つ関数や手続きを使うことができます。
System,Dos,Crt,Printer,Turbo3各ユニットのソースコードを含むランタイムライブラリ・ソースコードをオプションで発売します。

Turbo Pascal 5.0のデバッグ画面

Turbo Pascal 5.0 Professional

より充実したプログラミング環境を提供 Turbo Professionalシリーズ

Turbo Assembler/Debuggerとのセットで、より高度なプログラミング環境を実現するプロフェッショナルシリーズを、Turbo Pascal 5.0でも提供します。

適用機種:NEC PC-9801シリーズ(XA,XL,XL2のハイレゾリューションモード.LTを除く)/EPSON PC286シリーズ
提供媒体:5"2HD/2DD、3.5"2HD/2DD、8"2D

(株)マイクロソフトウェアアソシエイツ
〒107 東京都港区南青山7-8-1 小田急南青山ビル
TEL FAX TELEX

Return to Old Computer's Adverts Museum

inserted by FC2 system