N88-BASIC(86) VARPTR関数

VARPTR

機能
変数の格納されているメモリ番地、ファイルに割り当てられているファイルコントロールブロックの開始番地を与える
書式
VARPTR (変数名[,機能])
VARPTR(#ファイル番号[,機能])
文例
PRINT HEX$(VARPTR(A,1))
PRINT HEX$(VARPTR(A))
BSG%=VARPTR(#1,1)
BAD%=VARPTR(#1)
書式1)

〈変数名〉で指定した変数あるいは配列変数のデータが格納されている領域のメモリ番地を得ます.

〈機能〉に0を指定すると相対アドレスが得られ, 0以外の整数を指定するとセグメントベースが得られます.省略した場合は, 0が指定されたものとみなされます.

(本文中の図は省略)

書式2)

指定した〈ファイル番号〉に割り当てられているファイルコントロールブロックの開始番地を得ます.

〈機能〉に0を指定すると相対アドレスが得られ, 1を指定するとセグメントペースが得られます.省略した場合は, 0が指定されたものとみなします.

なお,ファイルに割り当てられている入出力バッファの開始番地は,このファイルコントロールブロックの33バイト目からの2バイトに格納されています.

参照: DEF SEG

出典:N88-日本語BASIC(86)(Ver6.2) リファレンスマニュアル、日本電気株式会社、1991年発行


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