N88-BASIC(86) SET命令
SET
- 機能
- ファイル属性のセット・リセット
- 書式
- SET ドライブ番号,"属性文字"
SET ファイル名,"属性文字"
SET #ファイル番号, "属性文字" - 文例
- SET 1,"P"
SET "2:NOTWRITE","P"
SET #1,"R"
指定したドライブ,ファイル,ファイルバッファに, "P"または"R"(属性文字)によって指定された属性をつけます.
"P"はライトプロテクト(書き込み禁止)の属性をつけます.この属性が指定されると,PRINT#, PUT,WRITE#などの書き込み動作が禁止されるとともに,ファイルのKILLもできなくなります.
"R"はリードアフターライト(書き込み確認)の属性をつけます.この属性が指定されると,書き込みを行った直後に読み出しを行い,正しく書き込みが行われたかの確認が行われるようになります.
これら以外の文字が属性文字として指定された場合には,そのとき,設定されている属性が解除されます.
書式1)
〈ドライブ番号〉が指定された場合には,指定されたドライブ(ディスク媒体)に対して属性がつけられます.
書式2)
〈ファイルディスクリプタ〉が指定された場合には,指定されたファイルのみに属性がつけられます.同一ディスク中の他のファイルには影響をおよぼしません.
書式3)
〈ファイル番号〉が指定された場合には,そのファイルが開かれている間だけ,指定された属性が作用します.
参照:ATTR$
出典:N88-日本語BASIC(86)(Ver6.2) リファレンスマニュアル、日本電気株式会社、1991年発行