N88-BASIC(86) RND命令
RND
- 機能
- 乱数を与える
- 書式
- RND[(数式)]
- 文例
- R=RND(1)
0以上1未満の乱数を得ます.得られる乱数は, RUNおよびCLEARが実行されるごとにいつも同系列となります.ただし, RANDOMIZEを使用すれば,この系列を変えることが可能です.
RND関数の機能は,指定する〈数式〉の値によって次のように異なります.
- 負の数: 乱数系列を初期化する.
- 0 : 1つ前に発生した乱数の値をとる(繰り返す).
- 正の数: 次の乱数を発生する.
なお, (〈数式〉)を省略して(カッコも含む),たんに"RND"とした場合は,正の数を指定したのと同じ機能になります.
参照:RANDOMIZE,サンプルプログラム32
出典:N88-日本語BASIC(86)(Ver6.2) リファレンスマニュアル、日本電気株式会社、1991年発行