N88-BASIC(86) READ命令
READ
- 機能
- DATA文より値を読み、変数に割り当てる
- 書式
- READ 変数リスト
- 文例
- READ A,B,C$
READはDATAと組み合わせて使わなければなりません. READはDATA行中に指定されたデータを1対1の対応で変数に割り当てていきます.
〈変数〉は, DATA行中で指定したデータが文字定数である場合は文字変数でなくてはなりません.しかし,数値定数の場合は文字変数,数値変数のいずれにも読み込ませることができます.
1つのREADで,複数のDATA行を順番に参照したり,またいくつかのREADで1つのDATA行を参照したりすることができます.
READ中の〈変数〉の数がDATAのデータ数を超えてしまった場合は,"Out of DATA"エラーとなります.指定された〈変数〉がDATAのデータ数よりも少ない場合には,読まれなかったデータから,その次のREADが読み始めます. もしそれ以上READがない場合には,余分のデータは無視されます.
始めから,あるいは途中からDATAを読み直すには, RESTOREを使います.
注意:READでは,型が一致しない場合には,"Type mismatch"エラーではなく,"Syntax error"エラーが起こりますので注意してください.
参照:DATA, RESTORE,サンプルプログラム3,14
出典:N88-日本語BASIC(86)(Ver6.2) リファレンスマニュアル、日本電気株式会社、1991年発行