N88-BASIC(86) PUT命令
PUT
- 機能
- バッファ中のデータをファイルに書き出す
- 書式
- PUT [#]ファイル番号[,数]
- 文例
- PUT #3,5
〈ファイル番号〉で指定されたファイルに，対応するバッファの内容を書き出します.
PUTは，指定されたファイルがディスクファイルか，またはプリンタあるいはスクリーンファイルかによってその動作が異なります.
(1)ディスクファイルの場合
PUTはランダムバッファ中のデータをランダムファイルに書き出します.指定されたファイルはランダムモードでオープンされていなければなりません.
〈数式〉はファイルのレコード番号として解釈され，指定されたレコードにバッファ中のデータが書き出されます.レコード番号の最小値は1，最大値は65000です.〈数式〉が省略された場合には，直前に行われた， GET，PUTで指定されたレコードの次のレコードに書き出します.
(2)プリンタ(LPT:, LPT1:) あるいはスクリーンファイル(SCRN:) の場合
バッファ中のデータを，プリンタあるいは画面に出力します.指定されたファイルは出力モードでオープンされていなければなりません.
〈数式〉は，バッファから，ファイルに対して書き出す文字(バイト)数と解釈されます.0から255までの値で指定します.〈数式〉が省略されたとき，および0が指定されたときには256文字を書き出します.
注意:書き出すデータはあらかじめFIELD，LSET/RSETにより準備しておかねばなりません.
参照:FIELD， GET， LSET/RSET， OPEN，サンプルプログラム1，26， 29
出典：N88-日本語BASIC(86)(Ver6.2) リファレンスマニュアル、日本電気株式会社、1991年発行