N88-BASIC(86) OPTION BASE命令

OPTION BASE

機能
配列の添字の下限を宣言する
書式
OPTION BASE [0/1]
文例
OPTION BASE 1

OPTION BASEは,配列の添字の最小値を0または1に指定します.この命令が用いられない場合,最小値は0となります.

この命令は,プログラム中で配列変数が宣言,または引用される前に置かなければ効果がありません.

また,添字の最小値を一度指定すると,再指定によって最小値を変更することはできません.

この指定を解除,あるいは変更するには, RUNあるいはCLEARを行わなければなりません.

注意:OPTION BASE 1を実行して添字の最小値を1に指定した場合,以後,配列の添字として0が用いられると,"Subscript out of range"エラーが起こるようになります.また,添字の最小値を再指定しようとすると,"Duplicate Definition"エラーになります.

参照:DIM,サンプルプログラム5

出典:N88-日本語BASIC(86)(Ver6.2) リファレンスマニュアル、日本電気株式会社、1991年発行


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