N88-BASIC(86) KTYPE関数
KTYPE
- 機能
- 日本語を含む文字列の中の指定位置の文字のタイプを与える
- 書式
- KTYPE(文字列,式)
- 文例
- KTYPE(A$,5)
PRINT KTYPE("日本語",2)
〈文字列〉中の〈式〉番目の文字のタイプを得ます.
〈式〉には,タイプを得たい文字の位置を,〈文字列〉の先頭から数えた文字数で指定します.この場合, 1バイト系英数カナ文字は1バイトを1文字と数えますが,その他の文字(KI/KOコードを含む)はすべて2バイトを1文字と数えます.
得られる値とタイプとの関係は次のとおりです.
- 0 : 1バイト系英数カナ文字
- 1 : 2バイト系全角文字
- 2 : 2バイト系半角文字
- 3 : KIコード
- 4 : KOコード
〈式〉の値が0または〈文字列〉の文字数より大きい場合,あるいは〈文字列〉がヌルストリング(空の文字列)の場合は,"Illegal function call"エラーとなります.
参照: サンプルプログラム38
出典:N88-日本語BASIC(86)(Ver6.2) リファレンスマニュアル、日本電気株式会社、1991年発行